道は開ける [人事4-キャリアプラン]
●昨日や明日の事を考えてもしょうがない。今日を喜び祝い、喜び踊ろう。ダンテは言っている「今日という日は、もう二度と巡っては来ないことを忘れるな」。人生は信じられないほどのスピードで過ぎ去っていく。私たちは、秒速30kmで空間を走っている。「今日」は、私たちにとって、かけがえのない所有物である。私たちにとって、唯一の確実な所有物なのだ。
●人はあまり忙しくないと、心が真空になりやすい。自然はまたすごい勢いでその空虚な心を、悩み、恐怖、憎悪、嫉妬、羨望という感情で満たそうとする。「みじめな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて考えるひまをもつことだ」。
●デイズレリーは言う。「人生は短すぎる。小事にこだわってはいられない」。気にする必要もなく、忘れてもよい小事で心を乱してはならない。
●「賢い人たちは座ったまま損失を嘆いたりしない。元気よくその損害を償う方法を探すのだ」。
●成功者の経歴は、盲目だったりと、弱点がある時が多い。それが成功を助けている。
●「人生で最も大切なことは利益を活用することではない。それなら馬鹿だってできる。真に重要なことは損失から利益を生み出すことだ。このためには明晰な頭脳が必要となる。そして、ここが分別ある人と馬鹿者との分かれ道となる」
●うつ病とは、他人に対する長期に及ぶ憤怒、非難のごときものである。第一の処方はしたいようにさせる。第二の処方は、人を喜ばすことをしたら二週間で全快するということ。
●自分が幸せになりたっかたら、他人に幸せを与えることだ。
どれも深い話です。
内容紹介
ストレスに悩む現代人に、悩みを解決する方法を教える古典的名著。『人を動かす』とペアの装丁で四六判・上製(ハードカバー)とし、本文も読みやすく組み直した。
具体的な技法の奥に、人間の弱さをあたたかくつつみこみながら、心の持ち方、人生への姿勢を語って、読者に自己変革への勇気を与える本書は、これまで無数の読者から感謝をもって迎えられ、いまなお世界各国でベストセラーを続ける驚異の書である。
具体的な技法の奥に、人間の弱さをあたたかくつつみこみながら、心の持ち方、人生への姿勢を語って、読者に自己変革への勇気を与える本書は、これまで無数の読者から感謝をもって迎えられ、いまなお世界各国でベストセラーを続ける驚異の書である。
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結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか [D4.経営戦略]
結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか (ディスカヴァー携書)
- 作者: 板越 ジョージ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2013/04/13
- メディア: 新書
最近、海外での日本アニメブームが気になっていたのですが、どうやら本物のようですね。地域に関係なくコスプレなど、GeneratonY、Zあたりに人気のようです。
日本語を話す外国人も増えたように実感します。
そんなにすごい人気であれば、アニメや漫画のビジネスは利益も凄いだろうと思うわけですが、そうでもないというのがこの本の内容です。
海外では、以下4点が問題だそうです。
1)ネットでの海賊版による被害;これはあらゆるコンテンツビジネスでの悩みですね。
2)知財マネジメントの貧弱さ;1)にも関係しますが、日本は海外でこの分野に弱い。
3)マーケティングの弱さ;日本のコンテンツの所有権が複雑で、権利を一括管理して柔軟なマーケティングができないし、この産業にその手のエキスパートが少ない。
4)ビジネスプロデユーサーが少ない。
結局、この分野も上記を克服するグローバル人材が少なすぎるということだそうです。
90 books in 2013