近未来予測~2020年を迎えて~ [D2.日本史・世界史・近未来]
新ビジョン2050 [D2.日本史・世界史・近未来]
2030年の世界地図帳 [D2.日本史・世界史・近未来]
2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
- 作者: 落合 陽一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2019/11/14
- メディア: 単行本
2019年の世界は、人類の文明が行き着いた巨大な混沌の中にあります。2000年代からインターネットの普及によって本格化したグローバリズムは、GAFAMをはじめとするアメリカの巨大IT企業を生み出し、約14億人の人口を抱える中国は急激な経済発展によってアメリカと世界を二分する国家へと成長しました。資本主義が世界全体を覆いつくす一方、貧富の差はますます拡大し、開発途上国のみならず先進国に暮らしていても、深刻な貧困に脅かされている人は珍しくありません。テクノロジーの観点からの議論とSDGsやパリ協定などの国際協調を俯瞰しながら考えることを通じて、本書が停滞や思考停止を突破し、読者の方一人ひとりの行動指針を立てるためのきっかけになれば、喜ばしい限りです。
(「まえがき」より抜粋・一部改訂)
ご購入は、
2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 - メルカリ (mercari.com)
8 books in 2020
ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望 [D2.日本史・世界史・近未来]
テスラ、ユーチューブ、リンクトインなどの名だたる起業家を輩出したペイパルの伝説的共同創業者。
ドナルド・トランプを意のままに操り、「影の米大統領」(ポリティコ誌)とささやかれるテクノロジー政策顧問。
スタンフォード大学を震撼させた自由至上主義哲学者。
そして、シリコンバレーの頂点を極めながら、誰よりもシリコンバレーに絶望している男――。
ジョブズ、ザッカーバーグを超える無敵の男、その全戦略と破壊的思考にせまる初の本!
第1章 はじまりの地、スタンフォード大学
第2章 「競争する負け犬」になるな――挫折からのペイパル創業
第3章 常識はずれの起業・経営戦略――ペイパル、パランティアはなぜ成功したのか
第4章 持論を発信する――『ゼロ・トゥ・ワン』と『多様性の神話』スキャンダル
第5章 成功のカギは「逆張り思考」――スタートアップの10ルール
第6章 ティールの投資術――なぜ彼の投資は成功するのか
第7章 テクノロジーを権力から解放せよ――ティールのリバタリアン思想
第8章 影のアメリカ大統領?――トランプ政権を操る
第9章 ティールの未来戦略――教育、宇宙、長寿に賭ける
おわりに――テクノロジーがひらく自由な未来へ
10年後の仕事図鑑 [D2.日本史・世界史・近未来]
・激動の時代を生きるあなたに伝えたいこと
・経営者すら職を奪われる時代
・総エージェント化する個人
・湯婆婆に名前を奪われるな
・センター試験は無駄
・ロボットがロボットを印刷する
・AIの社会は古代ローマ
・名将にAI監督が勝つ時代
・ウサイン・ボルトを見習え
・交換可能な価値の缶詰をつくる
・波を待つな、自ら波を起こせ
・食べていくための安い仕事にしがみつくな
超AI時代の生存競争 [D2.日本史・世界史・近未来]
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
- 作者: 落合 陽一
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 単行本
ワークライフバランス / 人間性の再認識 / 競争心と淡々とやること
自己実現と責任と戦略 / 信仰心 / 趣味性 / ギャンブルと報酬
ゲーム性と遊び / 完成物 / アイデンティティ / 時代性 / コモディティ化
マーケティング能力 / 利潤の再投下 / AI系ツール / 非合理的コミュニケーション
オーディオとビジュアル / プレゼンテーション / 発注・命令 / メディア
政治 / 情報アプローチ / 浅く広い知識 / 受験勉強 / トップ・オブ・トップ / ストレスレス
身体性 / 自傷行為と食事 / コンプレックスと平均値 / ファッションと平均値
ファッションフード、あります。 [D2.日本史・世界史・近未来]
アルコール盛衰記
1970年代
「コンパ」「パブ」の流行で、酒場は若者や女性同士に門戸が開かれ、「養老乃瀧」「つぼ八」「村さ来」「庄や」などのチェーン店がオープンして、酒場の雰囲気が変わった。
ウイスキー全盛
1980年代
日本人は酒を飲みまくり、消費量は1990年の数字は70年の2倍になった。飲み過ぎで、主婦の「キッチンドリンカー」問題も発生。
「カクテル」ブーム(スクリュードライバー、モスコミュール、ソルティドックなど)。→トリピカルカクテル「ポリネシアン・バー」短期間の流行
1980年代初頭~1988年 「カフェバー」→カクテル
第一次焼酎ブーム(1977年~)宝酒造の「純」が焼酎の安物酒のイメージを変えた。
第二次焼酎ブーム(1983年~)「いいちこ」「二階堂」「雲海」「さつま白波」などの本格焼酎ブーム
若者が焼酎を炭酸やジュースとわった「チューハイ」が人気になった。
1984年に缶入りチュウハイ発売。
学生の「イッキ飲み」が社会問題化
1985年、焼酎がウイスキーを抜く。
1987年、「サラダ記念日」→「嫁さんになれよなんて、カンチュウハイ二本で言ってしまっていいの」という文章は、チュウハイの浸透ぶりをうかがわせる。
1989年 バブル真っ盛りには、11月第三木曜日は「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁でフィーバーが起こる。バブルの崩壊とともにフィーバーは沈静化した。
2003年本格芋焼酎ブームの到来
2008年 「角ハイボール」復活プロジェクト 2009年には「角ハイボール缶」ハイボールブームおきる。
内内容(「BOOK」データベースより)
新しくなきゃ、おいしくない!―ファストフードからエスニック料理、B級ご当地グルメやカフェ飯まで、次から次へと登場する新しい食べ物と、『アンアン』『ノンノ』といったメディアや、食のイベントなどから発信される価値観。それらをあわせて情報として消費しては節操なく楽しみ、食べつくす日本社会の姿を、皮肉と愛を込めて描く痛快な文化史!年表付。
ニッポン「出来事」図鑑 [D2.日本史・世界史・近未来]
未来の年表 [D2.日本史・世界史・近未来]
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合 雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 新書
第1部 人口減少カレンダー
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
2018年 国立大学が倒産の危機へ
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
100歳時代の人生マネジメント [D2.日本史・世界史・近未来]
一〇〇歳時代の人生マネジメント 長生きのリスクに備える(祥伝社新書)
- 作者: 石田 淳
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2017/05/01
- メディア: 新書
内容紹介
「老後」という発想を捨て、「学び直し」を!
今から約30年後、日本人の平均寿命は100歳を超えると言われている。しかし、経済成長はもはや望めず、生産年齢人口の激減により年金制度も破綻しかけている。
私たちは「長生きする」という一見めでたい理由によって、これまでにない脅威に晒(さら)されているのだ。もはや「老後」という発想を捨てて、自らの人生を生き抜かねばならない。
最優先で考えなければならないのは資金計画だが、同様に健康問題や人間関係も重要である。
今から準備すれば、まだ間に合う。一〇〇歳人生を安心して暮らすために「学び直し」を始めよう。
<目次>
<序章>100歳時代の「学び直し」
<第1章>100歳までのお金の話
<第2章>頭と体を健康に保つ
<第3章>メンタルをどう支えるか
<第4章>生きがいと人間関係
33 books in 2017
2050年の技術 [D2.日本史・世界史・近未来]
内容紹介
AI、自動車、バイオ、農業、医療、エネルギー、軍事、VR、拡張現実――。
テクノロジー予測で全世界的な信頼を持つグローバルエリート誌が総力をあげて大胆予測!
・自動運転車によって、都市の車両数は90%減少する。
・人間の脳はインターネットに接続され、図書館やスーパーコンピュータと直接つながる。
だが、同時にマルウエアやウイルスまで一緒に取り込んでしまう。
・誰もがARグラスを使用するようになる。他言語を話す人との会話はリアルタイムで翻訳
され、街からは看板や信号が撤去される。その技術はやがて眼球自体に組み込まれる。
・プライバシーは、飛行機のビジネスクラスや別荘のように、富裕層だけの贅沢品になる。
・すでに西側のスナイパーの狙撃距離は2475メートルを記録。今後は、空中で軌道を修正
できる弾丸の開発で、照準線の向こうに隠れる敵を狙撃できるようになる。
32 books in 2017
サピエンス全史 上 [D2.日本史・世界史・近未来]
内容紹介
【目次】
歴史年表
第1部 認知革命
第1章 唯一生き延びた人類種
不面目な秘密/思考力の代償/調理をする動物/兄弟たちはどうなったか?
第2章 虚構が協力を可能にした
プジョー伝説/ゲノムを迂回する/歴史と生物学
第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし
原初の豊かな社会/口を利く死者の霊/平和か戦争か?/沈黙の帳
第4章 史上最も危険な種
告発のとおり有罪/オオナマケモノの最期/ノアの方舟
第2部 農業革命
第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇
贅沢の罠/聖なる介入/革命の犠牲者たち
第6章 神話による社会の拡大
未来に関する懸念/想像上の秩序/真の信奉者たち/脱出不能の監獄
第7章 書記体系の発明
「クシム」という署名/官僚制の驚異/数の言語
第8章 想像上のヒエラルキーと差別
悪循環/アメリカ大陸における清浄/男女間の格差/生物学的な性別と社会的・文化的性別/
男性のどこがそれほど優れているのか?/筋力/攻撃性/家父長制の遺伝子
第3部 人類の統一
第9章 統一へ向かう世界
歴史は統一に向かって進み続ける/グローバルなビジョン
第10章 最強の征服者、貨幣
物々交換の限界/貝殻とタバコ/貨幣はどのように機能するのか?/金の福音/貨幣の代償
第11章 グローバル化を進める帝国のビジョン
帝国とは何か?/悪の帝国?/これはお前たちのためなのだ/「彼ら」が「私たち」になるとき/
歴史の中の善人と悪人/新しいグローバル帝国
26 books in 2017
Microsoft Translator [D2.日本史・世界史・近未来]
4月7日よりMicrosoft Translator と Skype 翻訳(Skype Translator)において、AI を活用した日本語の音声リアルタイム翻訳機能が利用可能になったそうです。
自動運転 [D2.日本史・世界史・近未来]
今週の火曜日の朝一番の6時15分発の福岡行に飛行機に乗るために羽田に行こうと思うと、電車もバスもないので、タクシーしかありません。しかし、この時間帯は予約できないんですよね。困ったな~と思い、朝一でタクシーを呼ぶしかありません。タクシー呼ぶのはカミさんの仕事だったので、今まで呼んだこともありませんでした。
「そういや、なんか配車アプリがあったよな」と思いだし、DLしました。いやーこれは優れものですね。ネット登録でクレジットカードも登録できてネット決済ができます。予約もできます(配車があれば)し、最寄りから何分で配車できるかもGPSで教えてくれます。予想時間と料金も出ます。
4時半頃から近くに居るかどうかチェックすると5~6分で配車できるとあります。それで、5時5分前に配車を申し込むと地図が表れてリアルタイムでタクシーがどこにいるかわかるので、家の前の道に入ったのを確かめてから道まで出るとちゃんと車が待っていたという按排です。
これは、そうです。UBER(2009年~)と同じですね。日本のタクシーは、スマホではなく専用端末でやっています。カミさんによるとシンガポールでもあったということなので、数年前からやっているサービスらしいです。
アメリカでは、タクシーの車や運転手の質及びサービスが著しく悪いので、UBERは爆発的にヒットして、タクシー業界を潰しそうな勢いです。日本ではどうでしょうか。日本のサービスや車・運転手の質もいいので、UBERが普及するとしたら、かなりの低価格が必要ということになります。通常のタクシー業界でも価格に関しては行政指導が入るので、低価格にしようとしてもできない規制もあるようです。また、既に米国では、UBERの運転手に対する労務管理を要求されており、将来のコストアップ要因になりますし、日本でもそういう事は要求されるので、かなりの低価格でサービスを行うというのは難しいかもしれませんね。そうそう、「白タク」ってのがありましたね。
車は今から劇的に進化する予想です。まず、2017年にもアウディの渋滞時の同一車線内を自動で走行するレベル3の自動運転車が発売になります。ディー・エヌ・エーとZMPは、20年までに東京都と千葉県でのロボタクシーの稼働を目指しているそうです。2025年には、完全自動運転(レベル4)が実現するそうです。凄いですね、後10年も待たなくていいわけです。
これは何を意味するかというと、自家用車を持つ必要がなくなるということですね。移動したいときは、無人の車が迎えに来てくれるわけですから。まるで、大企業のトップ並みですね。また、人件費がかからないので、コストはかなり安くなるはずです。行く場所がレストランだったり、何かの商業施設だったりすれば、無料で送迎車を付けてくれることもあるかもしれません。
そうすると今まで以上に車に乗る人が増えて渋滞が増えそうですが、人口減にもなるでしょうし、AIを使って、渋滞もかなり緩和されるでしょう。
これは、高齢化社会に優しいインフラになるのでしょうね。
しかし、満員電車は一向に改善しませんが、ここのイノベーションはどうなっているのでしょうか。
安倍首相 真珠湾訪問 [D2.日本史・世界史・近未来]
75年前に日本軍の真珠湾攻撃で日米開戦が勃発しました。その後、米国の長崎、広島の原爆投下で戦争が終了しました。
今年の5月にオバマ大統領が広島を米国大統領として初めて訪問し、昨日、安倍首相が日本の首相として初めて真珠湾を訪問しました。
戦争の事は忘れてはいけませんが、憎しみを持ち続ける事は未来には役に立ちません。他の国ともこういうふうにお互いを理解しようと努力したいですね。
続・100年予測 [D2.日本史・世界史・近未来]
- 作者: ジョージ・フリードマン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: 文庫
内●アメリカは過去イスラエルを通じでイラクと戦うイランに武器を売却していた。
●トルコは地政学的にイランよりかなり優位な立場にあり、21世紀にはこの地域の覇者になる。
●「失われた20年」は、成長を犠牲にして完全雇用を守った結果である。
内容紹介
「影のCIA」の異名をもつ情報機関ストラトフォーを率いる著者は、
ベストセラー『100年予測』でクリミア危機を的中させ話題沸騰! 本書はその続篇となる。
金融危機以降、国家間のパワーバランスは劇的に変化したか?
アメリカとイランがついに和解?
日本は軍事力を強化するか? 地政学が導く世界の行く末とは……。
本書では2010年代を軸に、より具体的な未来を描く。
3・11後の日本に寄せた特別エッセイ収録。
ロボット掃除機 [D2.日本史・世界史・近未来]
パナソニック ロボット掃除機 「ルーロ」 MC-RS200-K ブラック[MCRS200K]
- ショップ: ビックカメラ
- 価格: 69,800 円
- 特価:65,800円(特価)
自動操縦の車なども、こういう感覚になるのでしょう。
しかし、色を黒にしたのと、形が三角なので、くるくる回るブラシが、巨大な虫の触覚のように見え、うちのワンちゃん達は、掃除の度におびえまくって大変です。
昭和ちびっこ未来画法 [D2.日本史・世界史・近未来]
昔懐かしという感じです。
内容紹介
「地球大脱出」「二〇六一年の東京」「夜のないせかい 人工たいよう」「コンピューターが人間製造」…、
本書には一九五〇~七〇年代の間に、さまざまな子供向けのメディアに掲載された《未来予想図》が収録されています。
当時、21世紀を図解した記事はその大半が空想、夢想、妄想に基づいた荒唐無稽のトンデモ未来観のオンパレードでした。
本書は、小松崎茂、石原豪人をはじめとする空想科学イラストの巨匠たちが描いた未来画を
暮らし、交通、ロボット、コンピューター、宇宙、終末の六項目に分けて紹介。
当時の少年少女たちに大人気の定番コンテンツだった「21世紀はこうなるっ!」を図解した記事は、
媒体である雑誌そのものが大量消費とともに破棄されたこともあり、
その殆どは当時の読者の記憶の中だけで生きつづけてきました。
現実の21世紀に暮らす「未来人」となった今、
当時の大人たちが心血注いで創造した「消えてしまった21世紀」―夢や希望に満ちたユートピアもあれば、絶望的な光景が描きだされるデストピアも―をめぐる時間旅行に出かけましょう。
当時の少年少女にとって最大の関心ごとであり、〝わくわく〟の源でもあった「未来」。
ぎっしりと詰まった想像遺産の数々をお楽しみ下さい。
61 books in 2016
LIFE SHIFT [D2.日本史・世界史・近未来]
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: Kindle版
4年前に「WORK SHIFT」という近未来の働き方を書いたロンドン・ビジネススクール教授で人材論、組織論の世界的権威であるリンダ・グラットンさんの最新の著書です。
過去200年間、平均寿命は20年に2年以上のペースで伸びてきている。今8歳の人は、平均寿命が105歳前後。20歳の人は平均寿命100歳。40歳は平均寿命95歳になるそうで、100歳まで生きる人は、Centenarian というそうですが、皆が100年生きる世の中が近未来に起こるのだそうです。
また、1920年代のアメリカの一流企業の会社存続年数は、平均67年でした。2013年、この年数は15年に短縮しています。つまり、職場を変える機会は以前より増えて行いきます。
そして、その「100年ライフ」には、備えが必要で、お金等の有形資産のほかに、無形資産も蓄えておかなければならないと主張されます。
その無形資産とは、「生産性資産」「活力資産」「変身資産」と分けられます。
まず、生産性資産ですが、それは、「スキルや知識」です。これは、常に最新のものや高度なものに置き換えていかないと資産価値は目減りしていくか増えないわけです。人生がこれだけ長くなると、社会人になってもまた大学や大学院に入ったりして学び直しをする人が増えると予想されます。100年ライフになると「10年でプロになる「1万時間の法則」が、何回も実践できますね。
次が、活力資産。これは、「肉体的・精神的な健康と幸福、 たとえば、健康、友人関係・パートナーや家族との良好な関係等」です。「身体が資本」とかよく言いますね。メンテしないとこれも衰えます。また、家庭の良好な関係は、職場にも良好な関係をもたらします。また、逆も真で、職場でに良くない関係は、家庭にもそれも持ち込んでしまいます。家族やパートナー、友人関係は「自己再生」に大きなインパクトを持つということですね。
最後が、変身資産。「100年ライフのために、自分について良く知っている事、多様性に富んだ人的ネットワークをもっていること、新しい経験に対して開かれた姿勢を持っている事」だそうです。この資産は、今からの100年ライフには特に大事だと著者は言います。
人的ネットワークに関しては、親しい友人より、それほど緊密な関係のない知人のほうが、新しい情報を持っていると言われます。親しい友人の持っている情報は自分と重複しているからだそうです。よって多様性のあるネットワークのほうが、変身資産としては価値があります。
欧米の人のほうが、転職やそれに伴う転勤が多いので、日本人平均の友人・知人200~300名に対し1,000名以上と5倍くらいのネットワークをもっているそうです。皆さんのFace Bookの友人数は何人でしょうか?
また、新しい経験に対して開かれた姿勢には、柔軟な考え方が必要かと思います。ここを鍛えるには、やはり「読書」によって、いろんな考え方を学ぶという事ではないでしょうか。
《本書の主な内容》
●人生はより長く、健康になる。
●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●各人のアイデンティティが変わっていく。
目 次】
日本語版への序文
序 章 100年ライフ
第1章 長い生涯――長寿という贈り物
第2章 過去の資金計画――教育・仕事・引退モデルの崩壊
第3章 雇用の未来――機械化・AI後の働き方
第4章 見えない「資産」――お金に換算できないもの
第5章 新しいシナリオ――可能性を広げる
第6章 新しいステージ――選択肢の多様化
第7章 新しいお金の考え方――必要な資金をどう得るか
第8章 新しい時間の使い方――自分のリ・クリエーションへ
第9章 未来の人間関係――私生活はこう変わる
終 章 変革への課題
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
60 books in 2016
エクサスケールの衝撃 ~技術的特異点「シンギュラリティ」の未来 [D2.日本史・世界史・近未来]
者の齊「2045年問題」とは2045年にはコンピューターの性能が人間の脳を超えるという予測です。それを技術的特異点「シンギュラリティ」と言います。本書は、その特異点がエクサ・スケール・コンピューティングによって、2030年に来るという話です。あとたった10年です。
著者の齊藤元章さんが櫻井よしこさんの「言論テレビ」に出演していて(2016年9月2日)、この衝撃的なスパコンの進化の話をしていたので興味を持ち早速読むことにしたわけです。
エクサ・スケールというのは、10の18乗を表す単位「エクサ」(キロ、メガ、テラ、ペタの次)から由来していて、その名のとおり、1秒間に浮動小数点演算を1秒間に1エクサ回(1,000,000,000,000,000回)行う処理能力を備えたコンピュータをいい、著者が目下開発に勤しんでいる次世代のスパコンです。
世界に通用する「芸人」 [D2.日本史・世界史・近未来]
「Cool Japan」とか言って、今、日本の食文化、アニメ、若者ファッション・コスプレなどがユニークだということで世界中でもてはやされています。
私はもう一つ、世界中で流行ってもおかしくないなと思うものは、「お笑い」です。日本ほど、このお笑い芸が流行っていて、社会的地位も高い国はないでしょうね。
そういう意味では、アニメ同様、お笑いも世界中で流行ってもおかしくないコンテンツだと思います。しかし、海外で全然流行ってないのは、「言葉」の問題です。
「しゃべくり」と言われるように、落語、漫才、コントなど全て、言葉がキーになっています。よって、世界で受け入れられるには、多言語対応が必要になります。ここがボトルネックですね。
ミスター・ビーンのように、しゃべらない芸などは、どの国にも受け入れられる素地があります。
日本の芸人は、この課題をクリアして、世界に打って出ないといけません。タケシは、映画という形で、お笑いネタも少し混ぜて世界に出ましたが、純粋にお笑いだけではまだ誰も出ていません。
そんな事を思っていると、「ピコ太郎」なるものが、You Tubeの世界に殴り込みをかけてきました。25年も鳴かず飛ばずの日本の芸人(43歳)の芸です。簡単な英語を駆使した芸で、世界中で大ヒットです。ギネスにも登録されるそうです。
日本の芸人は、日本だけでなく、世界に通用する「お笑い」を追求して欲しいなと思います。私が知っている芸人でこれにチャレンジしているのは、「陣内」くらいですかね。「ピコ太郎」が日本の芸人に刺激を与えてほしいと思います。
ピコ太郎って、「マネーの虎」にも出たりしていたんですね。その頃からずっと売れななかったのに、今回の出来事は凄いことですね。Never Give Upということですね。
2050日本復活 [D2.日本史・世界史・近未来]
内容紹介
2050年、ある米国人が久方ぶりに羽田に降りたつと、日本は見違えるほど活力のある国になっていた。バブルの崩壊以降、長らく低迷から立ち直れなかったこの国が、たった35年でどのように復活を遂げたのか? そんな仮想の設定に基づき、2015年以降の日本の歩みを“近未来シミュレーション"として創作。こうすれば日本が経済復興を遂げ、人口減少を食い止め、地政学的により大きな役割を担う大国になれると処方箋を提言した一冊。日本の復活が単に日本のためだけではなく、米国をはじめとする世界全体にとっていかに重要なものかについても説明した、全米知日派の間で話題の書。
.
【主な内容】
●2017年、中国による「尖閣占領」危機
●米軍撤退。日米同盟から集団安全保障体制へ
●有力企業を外資が買収。日本株式会社は完全崩壊
●移民受入れと出生率回復で総人口は1億4000万人に
●英語公用化で日本の国際競争力は急上昇する
●2050年、日本の成長率は4.5%に達し米国と並ぶ大国へ
48 books in 2016
天才 [D2.日本史・世界史・近未来]
内容紹介
高等小学校卒という学歴ながら『日本列島改造論』を引っ提げて総理大臣に就任。比類なき決断力と実行力で大計の日中国交正常化を実現し、関越自動車道や上越新幹線を整備、生涯に30以上の議員立法を成立させるなど、激動の戦後政治を牽引した田中角栄。
その経歴から総理就任時には「庶民宰相」「今太閤」と国民に持てはやされ、戦後では最高の内閣支持率を得たが、常識を超える金権体質を糾弾され、総理を辞任。その後、ロッキード事件で受託収賄罪に問われて有罪判決を受けるも、100名以上の国会議員が所属する派閥を率い、大平・鈴木・中曽根内閣の誕生に影響力を行使。長らく「闇将軍」「キングメーカー」として政界に君臨した。
そんな希代の政治家・田中角栄といえば、類まれな権謀術数と人心掌握術に注目が集まるが、実はスケールが大きいわりに人一倍デリケートな一面があった。浪花節と映画をこよなく愛する、家族思いの人情家だったという。
強烈な個性をもったリーダーが不在の今、自らも政治家として田中角栄と相まみえた著者が、毀誉褒貶半ばするその真の姿を「田中角栄」のモノローグで描く意欲作。
数字に強い、駆け引きが上手い、義理人情を欠かさない。
それが高等小学校出の男が伸し上がる武器だった――。
限界費用ゼロ社会 [D2.日本史・世界史・近未来]
限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/10/29
- メディア: Kindle版
内容紹介
デジタル革命の真のインパクトを読み解く
第三次産業革命のブレーンが描く、衝撃の未来図!
いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。
その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の〈インテリジェント・インフラ〉を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。
代わりに台頭してくるのが、共有型(シェアリング・)経済(エコノミー)だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。
2030年 世界はこう変わる [D2.日本史・世界史・近未来]
2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
China2049 [D2.日本史・世界史・近未来]
- 作者: マイケル・ピルズベリー
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/09/03
- メディア: 単行本
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米国出張中に、朝、ホテルで朝食を取っているときに、タブレットで日経新聞を読んでいたら著者の記事が出ており、この本のことが書かれていたので、帰りの飛行機で読もうと早速Kindleで購入しました。
世の中、便利になりましたね。ちょっと前まで、こんな芸当は想像すらしませんでした。
購入のきっかけは、訳者が書いている「本書は米国における中国専門家として著名であるばかりでなく 、米国政府の対中政策に最も深く関わってきたマイケル ・ピルズベリ ー博士の中国論である 。ピルズベリ ー博士は実際 、本書の中で 「ニクソン政権以来 、 3 0年にわたって政府機関で働いていた中国の専門家として誰よりも中国の軍部や諜報機関に通じていると断言できる 」と自負している 。その本人が本書の冒頭で 、米国は中国の国家戦略の根底にある意図を見抜くことができず 、騙されつづけてきたと告白する 。この告白は衝撃的である 。我々はこれほど中国に精通し 、中国要人と交流のあった同博士でさえ中国に欺かれ続け 、それを知らずに歴代米国政権が対中政策をピルズベリ ー博士の助言や勧告に基づいて進めてきた事実を知って今更の如く愕然とする 。」ということからです。
「まさか」とか思いますが、人類の歴史を見る限り、そういう事は起こりうると思います。
●パンダハガー 中国支持者
●“ F o r X i , a ‘ C h i n a D r e a m ' o f M i l i t a r y P o w e r . ”
●アメリカの戦力投射システムの要素には 、前線に配備された大陸間弾道ミサイル ( I C B M )と基地 、戦闘機への燃料補給能力 、核爆弾 、長距離の軍隊輸送能力が含まれる 。ソビエトはこのアメリカ流の戦力投射を真似ようとしたが 、中国はそうしないことを決めた 。なぜなら 、早まってそのようなことをすれば 、覇権国の怒りを買い 、戦国時代の教えに背くことになるからだ 。中国の指導者は知っていた 。かつてソ連の軍拡がアメリカを警戒させ 、第二次大戦中にスタ ーリンが結んだ米ソの協力体制は打ち切られ 、ソ連への投資や貿易は禁止され 、ついには冷戦が始まったことを 。中国政府はモスクワの轍を踏むまいと誓った 。そんなことをすれば 、マラソンはゴ ールに行き着かずに終わる 。
●戦国時代の多くの物語において 、策謀家は戦略を選ぶ前に 、力の均衡を慎重に判断する 。これは 、伝統的なアメリカのビジネスル ール 、 「測れるものは改善できる 」に通じる教えだ 。シンプルな教えだが 、意味は奥深い 。改善しなければならないものをよく知らなければ 、改善できないということだ
68 books in 2015
百年法 [D2.日本史・世界史・近未来]
ドルフィン・ソング [D2.日本史・世界史・近未来]
内容紹介
時は2019年。
45歳、結婚経験なし、子どもなしのフリーター・トリコが、
人生に絶望して、睡眠薬をまるごとひと瓶飲んで自殺をはかる……。
意識を取り戻した先は、昭和の終わり、バブル期まっただ中の1989年の渋谷。
30年前にタイムスリップしたトリコは、
青春時代に好きだったバンド「ドルフィン・ソング」の解散を阻止すべく、奔走する!
トリコはドルフィン・ソング、島本田恋と三沢夢二のふたりを救えるのか?!
時代は彼女に、何をさせようとしているのか?
そして、最終的にトリコが行き着く先はいったい、どこなのだろうか?
62 books in 2015