新エクセレント・カンパニー [D4.経営戦略]
●部下の夢を実現するドリーム・マネジャーたれ
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
経営コンサルタント。トム・ピーターズ・グループ創設者。1942年生まれ。コーネル大学で土木工学の学士号と修士号を取得、スタンフォード大学で経営学の修士号と博士号を取得。海軍や国防総省、ホワイトハウスに勤務ののち、1974年から1981年までマッキンゼーに勤務。1982年、マッキンゼー時代の同僚ロバート・ウォータマンとの共著『エクセレント・カンパニー』を出版し、世界的ベストセラーに。2017年、「経営思想界のアカデミー賞」とも呼ばれる「Thinkers50」においてLifetime Achievement Award(生涯功労賞)を受賞。他の著書に『ブランド人になれ! 』等多数。
ホワイトスペース戦略 [D4.経営戦略]
内内容
アップルが成功しているのは、iPodやiPhoneが革新的だからではない。製品やサービスでなく、ビジネスモデルそのもののイノベーションを成し遂げたことこそが、アップルが勝者たる所以なのだ。本書は豊富な事例を基に、ビジネスモデルの構成要素を割り出し、企業が市場環境の変化に対応して、飛躍的な成長を遂げるための戦略を明らかにする。企業が成功を収めるためには、中核となる事業領域「コアスペース」の外側にある「ホワイトスペース(空白)」に進出しなければならない。そしてそれは、非凡な経営者のひらめきや運ではなく、秩序だったプロセスを通じて実行できることなのだ。
ORGANIZING FOR LEARNING [D4.経営戦略]
Organizing for Learning: Strategies for Knowledge Creation and Enduring Change
- 作者: Daniel H. Kim
- 出版社/メーカー: Pegasus Communications
- 発売日: 2001/01/01
- メディア: ペーパーバック
内内容紹介
Designed for executives and front-line managers alike, "Organizing for Learning" is structured around three major themes: Organizational Learning and Knowledge Creation, The Power of Theory, and A Systemic Approach to Creating Enduring Change.
Through his insightful and systemic exploration of these topics, author Daniel Kim offers concrete ideas and suggestions for building a work culture where learning can thrive.
著著者について
Daniel Kim is a co-founder of the MIT Center for Organizational Learning (now the Society for Organizational Learning) and an internationally recognized leader in helping managers apply the power of organizational learning and systems thinking to complex corporate issues.
バランススコアカード入門 [D4.経営戦略]
ナンバーワン企業の法則 [D4.経営戦略]
ナンバーワン企業の法則―勝者が選んだポジショニング (日経ビジネス人文庫)
- 作者: M.トレーシー
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/07
- メディア: 文庫
ラストチャンス [D4.経営戦略]
RPAの威力 [D4.経営戦略]
内RPA(Robotic Process Automation)とは、端的に言うとホワイトカラーの単純な間接業務を自動化するテクノロジーだそうです。
内内容紹介
先進8社の実践的取り組みに学ぶ。RPAのソフトウエアロボットによる業務の自動化ロボットと共に働くオフィスは未来ではなく今ここにある
あなたの会社の働き方改革は、狙い通りに進んでいますか。本書で取り上げた企業では、従業員名簿にロボットが名を連ねます。そのロボットは人の何倍ものスピードで正確に仕事をこなし、24時間働き続けます。
オフィスでロボットと一緒に働き、人は生き生きと仕事をします。こんな組織に変え、「真の働き方改革」を実現した企業が今、続々と登場しています。本書ではこれら先進8社の事例から、RPA導入の秘訣を解き明かします。
13 books in 2018
企業スポーツ [D4.経営戦略]
経営者のための在庫「鮮度管理」のススメ [D4.経営戦略]
内容紹介
ソニーで長年、生産や物流に携わり
国内外の企業の「在庫管理」に熟知した著者が解説する
「在庫起点 経営コンサルティング」とは! ?
「在庫とは企業にとって利益とともに損失をもたらすもの」という観点から
企業経営をコンサルティングするIFCコンサルティングLtd.の著者が語る
「在庫起点 経営コンサルティング」の全貌を明かす。
国内大手企業への取材から見えてきた企業経営者・SCM責任者が認識すべき「在庫管理の重要性」とは?
そのほか日米の大手企業キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)比較など、読み応え十分の一冊。
6 books in 2017
個人事業の始め方 [D4.経営戦略]
日本型インダストリー4.0 [D4.経営戦略]
●今までは工場建設や生産ラインの稼働後に発覚していた不具合を、バーチャル上で事前にシュミレーションすることで最小化できるようになってきている。「バーチャル・インダストリアライゼーション」により、工場建設のみならず、実際の工場稼働とデジタルが代替するようになってきているうのだ。
【内容紹介】
インダストリー4.0とは、インターネットやクラウド技術によって、産業・ものづくりのあり方を大きく変えようとするドイツ発の運動のこと。消費者を起点に、工場や企業の枠を超えて連携を高め、受発注や商品開発の効率性、生産性を飛躍的に向上させよう、というのがそのコンセプトだ。
インダストリー4.0は、もともとの現場力が高い日本企業と相性がよい。どのように日本流にカスタマイズし、「おいしいとこどり」をすればよいのか、いま製造業の現場がもっとも知りたい疑問に応えるのが本書だ。
複雑なインダストリー4.0の考え方を、本書では「つながる」「代替する」「創造する」というシンプルな3つのキーワードで明快に解き明かす。日本はもちろん、ドイツはじめ欧州の現場を渡り歩いた著者ならではの具体的な事例を多数紹介しながら、日本の製造業が進化するヒントを提供する。
66 books in 2015
ハーバードビジネスレビュー2015年10月号 ~ブルー・オーシャン戦略~ [D4.経営戦略]
ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2015年 10 月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: 雑誌
内容紹介
│特集│ブルー・オーシャン戦略のすべて
●日本企業は市場創造が苦手なわけではない
【インタビュー】ブルー・オーシャン開拓の余地はいまなお十分にある
W. チャン・キム INSEAD 教授
レネ・モボルニュ INSEAD 教授
●新規市場の創造を妨げる6つの思い込み
レッド・オーシャンの罠
W. チャン・キム INSEAD 教授
レネ・モボルニュ INSEAD 教授
●「2つの海」で勝ち続ける原動力
【インタビュー】JINSは「誠実さ」で新しい市場を切り拓く
田中 仁 ジェイアイエヌ 代表取締役社長
●再構築主義で新たな価値を生み出す
経営学から見るブルー・オーシャン戦略
清水勝彦 慶應義塾大学大学院 教授
●なぜ長期的な技術開発ができるのか
【インタビュー】東レ:市場は後からついてくる
日覺昭廣 東レ 代表取締役社長
●確実に組織が変わる4つのステップ
ブルー・オーシャン・リーダーシップ:戦略から組織へ
W. チャン・キム INSEAD 教授
レネ・モボルニュ INSEAD 教授
55 books in 2015
ハーバードビジネスレビュー2015年9月号 ~稲森和夫~ [D4.経営戦略]
ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2015年 09 月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/08/10
- メディア: 雑誌
内容紹介
│特集│稲盛和夫の経営論
●稲盛和夫経営講演選集
1 私の企業家精神
2 創造する喜び
3 企業の「パイロット」としての役割をはたすには
4 リーダーシップと判断基準
5 なぜ高収益でなければならないのか
●稲盛経営に学ぶ
1 稲盛経営が世界で通用する理由│アンソニー J. メイヨー ハーバード・ビジネス・スクール 講師
2 先達から学び、志を継ぐ│徳重 徹 テラモーターズ 代表取締役社長
3 JAL再生で貫かれた経営の原理原則│冨山和彦 経営共創基盤(IGPI) 代表取締役CEO
4 事業の基本は、利他の精神│森川 亮 C Channel 代表取締役社長
5 会計学から見るアメーバ経営│西山 茂 早稲田大学ビジネススクール 教授
●経営者としての50有余年を振り返って
【インタビュー】経営の心、人生の心
稲盛和夫 京セラ 創業者、名誉会長
経営は何をすべきか [D4.経営戦略]
レベル6 情熱
レベル5 創造性
レベル4 主体性
レベル3 専門性
レベル2 勤勉
レベル1 従順
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ロンドン・ビジネススクール客員教授(戦略論、国際マネジメント)。国際コンサルティング会社ストラテゴス設立。経営論、戦略論の専門家として活躍しながら世界的企業のコンサルタントも務める。一流経済・経営誌への寄稿多数
ベーシック会社法入門<第7版> [D4.経営戦略]
内容紹介
本書は、会社法の全体像を把握する最短距離を目指すとともに、より高度な考える学習への手がかりを提供しようとするものです。初学者が体系的に知識を消化しやすいように、また各種試験に向けて会社法を勉強しようとする人も効率的にポイントを押さえやすいように、全体の配列を工夫し、わかりにくい箇所の説明にはとくに留意しました。コラムでは、会社法学習に必須の専門用語の解説や最新の重要課題の紹介を行いました。読者の便宜を期し、索引も充実させました。
会社法を理解する早道は、各条文の適用対象となる事象の具体的イメージをつかむことです。本書では、具体的なイメージから出発して法制度について考えることができるように工夫しています。
2014年改正の主なポイントは、「企業統治のあり方」と「親子会社に関する規律」の2つに大別できます。
◆「企業統治のあり方」について
①社外取締役設置義務化は見送られたものの、上場会社などが社外取締役を選任しなかった場合、定時株主総会で「社外取締役を置くことが相当でない理由」を説明することが求められることとなりました
②社外取締役と社外監査役の要件が厳格化され、責任限定契約を締結できる者の範囲が拡大されました
③株式会社の新たな機関設計として「監査等委員会設置会社」制度が新設
◆「親子会社に関する規律」
①親会社の株主が子会社経営陣の責任を追求できる「多重代表訴訟制度」の創設
②株主による組織再編差し止め請求制度の拡充(M&A判断などへの影響)
会社法入門 [D4.経営戦略]
14 books in 2015
海賊とよばれた男 [D4.経営戦略]
- 作者: 百田 尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/07/15
- メディア: 文庫
COMPANY Forum 2014 [D4.経営戦略]
ワークス・アプリケーション主催のCOMPANY Forum 2014に行ってきました。なんでもERPのベンダーさんで毎年かいさいされているそうですが、今年はHUEという新製品を発表するので、著名人を集めて、無料で開催する大々的なコンファレンスでした。
人は自信と共に若く,恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く,失望と共に老い朽ちる
IT Japan 2014 [D4.経営戦略]
●新聞の記事を信じる比率は日本7割、英国3割。
●国際的な会議の英語スピーカーの7割がネイティブではない。→世界は、プレーンEngishを話そうというトレンドである。
●GEは皆がリーダーというコンセプト。
●GEは、「業績」と「行動指針Value」の50:50で評価している。教育投資:1,000億円以上。
「社会をイノベートするサービス協創」日立製作所 執行役常務 塩塚啓一
●ビジネスダイナミクス=システムダイナミクス
「イノベーションとは何か、何ではないのか」一橋大学大学教授 楠木建
●進歩で勝負するか、イノベーションで勝負するか。
「ITによるミリ創造を予見する」NTTデータ 岩本敏男代表取締役社長
●ガリレオ「神は数学の言葉で自然という書物を書いた」
●企業トップがITを知らないとダメになる。
●DataにITというFilterをかけるとInformationになり、またそれをFilteringするとIntelligenceになる。
●Data Deluge(データ大洪水)
●2040年 量子コンピューター、自動運転自動車
●バチカンPJ W/NTT
「消費者と企業を結ぶオムニチャネルの実現に向けて」諸星俊男・日本NCR社長兼CEO
「上昇気流に乗るために―ITの果たす役割」日本マイクロソフト 樋口泰行社長
●世界企業の時価総額のバブル期と今(ランキング)
●日本の労働生産性は低い「日本生産本部 労働生産性国際比較」
●Big Dataに関する経営陣の認識が低い。
●スマホは人へのセンサーである。
●人事は組織強化、人材育成をするプラットフォーム造りをすっる仕事
女神的リーダーシップ [D4.経営戦略]
女神的リーダーシップ 世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である
- 作者: ジョン・ガーズマ、マイケル・ダントニオ
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2013/11/28
- メディア: 単行本
内容紹介
世界13カ国、6万4000人を対象にした調査から明らかになった、理想のリーダー像とは?
世界で成功している起業家、リーダーが示す特徴の多くは、思想、宗教、文化に関係なく「誠実」「利他的」「共感力がある」「表現力豊か」「忍耐強い」など、一般に「女性的」といわれる資質であることが、13カ国6万4000人の調査から浮彫になった。
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女性資本主義論 [D4.経営戦略]
著者がインスピレーションを貰った本等は私も読んでいて、書かれていることは、漠然と感じていたことでしたが、著者はそれをよく体系立てているなと思いました。まだ若い(46歳)のに凄いなと思いましたが、12年も前から起業して、エステティックサロンの店舗を200店ちかくもオープンされているそうで、経験からくる理論構築だったわけですね。
そして、著者は、「経済は競争では繁栄しない」という本と「女神的リーダーシップ」という本に刺激を受けたと言っています。
20世紀以前は、競争や売上、利益、市場開拓やマーケットシェアなどで成長を追求し、男性または競争ホルモンのテストステロンを全開させて「おっさん資本主義」を推し進めました。
「君主論」を著したマキャベリは、著書で「愛されるより恐れられるほうがはるかに安全である。なぜなら人間は利己的で偽善的なものであり、従順であっても利益がなくなれば反逆する。一方で君主を恐れている人々はそのようなことはない」と言っています。
21世紀は、信頼や愛情、絆を追求し、「信頼」を生む脳内物質のオキシトシンを放出する「女性資本主義」の時代です。
この時期のリーダーは「一人の勇者」ではなく、コミュニケーション・オーガナイジング手法で、それぞれの地域や集団が「共通の目的」に向かって、周りの仲間を育成しながら物事を達成させるほうが結果につながります。その時に五つのリーダーシップ要素が重要で、①思いを語る力②一対一の
信頼関係をつくる③家族のようにひとつになる④どうすればうまくいくか考える⑤楽しく行動するを実践すべきです。
企業経営に大切な「総顧客価値」は①製品価値②サービス価値③従業員価値④イメージ価値の四つで構成されているが、これらを顧客からの「信頼」で高めないといけないわけで、それを「信頼のバランスシート T/S Trust Sheet」で測ります。
著者は、「強い」経営か、「愛される」経営かと問います。業績が厳しくなればなるほど、「強い」経営(おっさん資本主義)に傾きたくなります。しかし、「愛される」経営の方が盤石な組織ができ、強い経営が結果的にできるのではないかと説いています。
内容紹介
リーマンショックからその後、復調の兆しが見えない経済が世界を覆っている。
かつてアダムスミスが唱えた「見えざる手」による経済の自立循環はもう機能しない。
著者はこれまでの資本主義を「おっさん資本主義」と名付け、次なる1世紀に必要とされる新しいイデオロギーを「女性資本主義」と呼ぶ。
女性をターゲットにしたビジネスを行い、社内の女性社員も多い会社の経営者が、実践と経験から導き出した女性資本主義とは何か?
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競争戦略論 [D4.経営戦略]
戦略の断層 [D4.経営戦略]
経営戦略とは、競争優位を創造し、企業理念と目的を持続的に達成するための方針とそれと整合性のある具体的な行動の集合。
内容紹介
◆企業の成長ステージ別「戦略」実践ガイド◆
PPM、競争戦略、7S、破壊的イノベーション・・・
独立系ベンチャーキャピタルを率いる著者が、
企業ライフサイクルに潜む7つの「断層」を切り口に
ビジネスパーソン必修の戦略理論とフレームワークを解説。
多種多様な企業のケースを満載した「戦略の教科書」。
◆本書に掲載されているケース◆
・ファンケル――使い切りサイズの無添加化粧品・ドンキホーテ――日常における祭りの空間
・吉野屋――失敗の検証
・日清食品――組織変革と「ラ王」「スパ王」
・武田薬品工業――「個」によって構成される機能体へ
・伊藤園――緑茶飲料市場のパイオニア
・クイーンズ伊勢丹――こだわりと高級志向でブランドを磨く
・ヴィノスやまざき――自ら買い付けるワインに的を絞る
・石野製作所――回転寿司コンベア機専化
・モスバーガー――不動の和製ハンバーガーチェーン
・ウィルコム――カーブアウトによる独立再生
・三洋電機――偉大なるニッチプレーヤー集合体
・はせがわ――垂直に水平を組み合わせたバリュー・チェーン
・アスクル――文具業界のバリュー・チェーンを組み替える
・東横イン――徹頭徹尾ローコスト追求のホテルチェーン
・ダイハツ――軽自動車分野への徹底集中でトップの座に
・小林製薬――集中戦略で未知市場を顕在化させる
・マブチモーター――独自の標準化の実現で圧倒的な優位に
・ユニクロ――カジュアルウェアの国民的定番ブランド
・アサヒビール――「スーパードライ」に結実する復活劇
・サントリー――「BOSS」の誕生、ビール、無糖茶、サプリメント
・花王――せっけん文明開化の革新、エコナブランド
・パナソニック――グローバル連結経営、デジタル技術プラットフォーム
・シャープ――機能別組織から画期的な新商品を生み出す
・アイシン精機――財務指標と製造現場の改善活動を結びつける
・カシオ――浸透価格戦略で個人向け電卓市場を席捲
・サムスン電子――日本企業のお家芸を世界規模の戦略で実践
・イオン――あらゆる小売業態と競うスーパーの雄
・オーケー――地元密着でEDLPを誠実に体現
・ピザーラ――デリバリーピザ業態の牽引車
・任天堂――ヒット商品連発の背景
・松井証券――繰り返しのゼロベース思考で業界モデルを革新
・エイチ・アイ・エス――ミクロイノベーションで顧客と市場を創造
もう終わってる会社 [D4.経営戦略]
もう終わっている会社 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
- 作者: 古我 知史
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
著者は、経営理論なんかを振りかざしても会社改革はできない。会社を変えるために重要なことは、フォーマルな会社組織の中で、個人がヨコ・ナナメのインフォーマルに繋がり合うことであり、つまり、会社を変えるのは一人ひとりの「個人」の力であると結論付けています。
確かに、欧米から輸入した経営理論などは、きちんと腹落ちしないものがありますよね。特に適当な日本語がないので英語をそのままカタカナにしているものは要注意ですよね。日本語に置き換えられないということはそういう考え方が日本にもともと存在しないわけですから、それを納得させるだけの時間をかけず、そのままカタカナで通すと結局は十分理解されず、または、せず使ってしまう危険があります。
よく向こう三年間の中期計画なんかがありますが、その場合、一年目は、今年からの延長、二年目も延長で現実的な予測の下の計画になり、三年目でやっと未来的な発想で二年目とは非連続的な夢が語られる三年間の中期計画をよく見かけます。当然、三年経っても、三年前に計画した中期計画は達成されないとジレンマに直面します。中期計画を立てる時は10年くらいの長期計画で大筋を作ってから、中期にブレイクダウンするアプローチが必要だと思います。
●2000年代初め、スペインで「クレヨンしんちゃん」大ヒット
●「イノベーションのジレンマ」によると、既存事業など守るものがないベンチャーなどからイノベーションは起こる。また、辺境からのほうが破壊的革新は起こしやすい。たとえば、明治維新の薩長連合。会社改革は本社スタッフではなく、外部からや社内でも辺境にいる人たちからのほうが起こしやすい。
●Heavenly Bento ビデオ Sonyの話の演劇
内容紹介
ここで言う「ニセモノの三種の神器」とは、「選択と集中の戦略」、「中期経営計画の信奉」、「顧客第一主義」。この二十年以上、経営戦略の基本中の基本とされてきた三つの柱です。えっ? それってどういうこと?本書では、それら「ニセモノの三種の神器」のニセモノたるゆえんを暴き、ホンモノへの道を示します。
1、コア事業にすべての経営資源を投下している。
2、中期経営計画をしっかりつくる。
3、「お客様の声を聞け!」と必死になる。
4、新規事業などを大まじめに検討する。
5、あいまいさを許さない内部統制とコンプライナンスに一生懸命になる。
ただ、本書は、著者がプロローグで言っているように、経営陣や経営コンサルタントたちだけのための本ではありません。むしろ、そうではない人たちのためのものです。なぜなら、会社を変えるのはやはり一人ひとりの「個人」だからです。
著者曰く、「その個人がフォーマルな(つまりカチッとできあがった)会社の枠組みを(気持ちの上で)ぶっ壊して、ナナメヨコにつながるインフォーマルな(つまり原始的な好き嫌いのお付き合いの)組織(のような集まり)で、根こそぎ会社を変えていくのである」。
Harvard Business Review 2014年4月 [D4.経営戦略]
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2014年 04月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/03/10
- メディア: 雑誌
内容紹介
イノベーションと持続的競争優位のための戦略コンセプト
ビジネスモデル全史
三谷 宏治K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授
新たな価値創造の方法
デジタルが生み出す5つのビジネスモデル
ラシク・パーマーIBMアカデミー・オブ・テクノロジー 代表
イアン・マッケンジーハーバード・ビジネス・スクール 上級講師
デイビッド・コーンIBMトーマス J. ワトソン研究所 リサーチ・サイエンティスト
デイビッド・ガンインペリアル・カレッジ・ロンドン 副学長
経済合理性だけでは、苦しい時に粘れない
【インタビュー】ビジネスモデルとは「やりたいこと」の確信である
遠山 正道スマイルズ 代表取締役社長
先手を打ってバリューチェーンの再編に乗り出せ
デコンストラクション3.0:既存事業の戦い方
内田 和成早稲田大学ビジネススクール 教授
17%成長の秘訣
ラン航空:異質な収益モデルを共存させる
ラモン・カサデサス=マサネルハーバード・ビジネス・スクール 教授
ホルヘ・タルシハンポンティフィシア・ウニベルシダッド・カトリカ・デ・チリ スクール・オブ・マネジメント 教授
公正さで他社との差別化を図る
チームバンク:「顧客のため」を利益につなげる
クリストフ H. ロッホケンブリッジ大学 ジャッジ・ビジネス・スクール ディレクター
フェビアン J. スティングエラスムス大学 ロッテルダム経営大学院 助教授
アーント・フフツァーマイヤーWHOオットー・バイスハイム・スクール・オブ・マネジメント 教授
クリスティアーネ・デッカーチームバンク 取締役兼CFO
コンセプトのあいまいさが失敗を招く
【名著論文再掲載】ビジネスモデルの正しい定義
ジョアン・マグレッタハーバード・ビジネス・スクール 競争戦略研究所 シニア・インスティテュート・アソシエート
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事業部制 [D4.経営戦略]
企業と言うのはどんどん大きくなると、いわゆる「大企業病」と言うのが起こり、コスト意識などが失われてくるということがおきてきます。そこで、「事業部制」などをとって、事業毎に適正な規模の組織を作り、それどれ独立して、責任もって経営するという方式がとられるようになってきています。そして、それをさらに強化するために「カンパニー制」というそれこそ、独立採算制をとる方式もあります。
どのやり方もメリット・デメリットはあります。また、ビジネス環境にも左右されます。たとえば、各事業どうしの関係が強い場合や弱い場合があります。強い場合で、グループでシナジーを出したい場合は、あまり強い独立採算制は強い協力関係を築くことが困難になります。ともするとお互いに競合関係になったりもします。また、事業部制の最大のデメリットは、グループ間での人の異動が少なくなり、様々な経験を持つ人材を育成しにくいという事です。そして、この仕組みでは、新しい事業が起こりにくくなりますし、経営資源をある事業へ集中投下などの戦略ができにくくなります。
そのデメリットを解決するために、関係する小さい事業部を束ねて「大きな事業本部」にし、グループ間のシナジーを構築させ、また、人材の交流も促進するという方向に移行します。また、組織の規模の拡大によるコスト増を回避するために、管理や営業などのオペレーション機能の統一による「プラットフォーム化」がはかられます。中央集権による決断の迅速化、低コストの実現です。
経営を支える広報戦略 [D4.経営戦略]
日本電産 永守重信、世界一への方程式 [D4.経営戦略]
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/10/28
- メディア: Kindle版
●課長代理はプラス1カ国語、部長は2カ国語 -日本電産社長 永守重信氏【1】
内容紹介
ところが、半年後の2014年3月期中間決算でV字回復、華麗な復活を遂げています。その背景にあったのは、肉体改造とも言える強烈な事業改革です。大幅な事業の落ち込みを奇貨として、精密モーター中心、国内中心だった事業構造を大きく見直して世界一体経営に踏み切りました。
本書では、製造業の中で勝ち組と位置付けられている日本電産の競争力と、危機のたびに経営を進化させてきたその強みを分析しました。さらに、超ワンマンで名高い永守重信社長が69歳にしてマネジメントスタイルを変えつつあることもつぶさに描き、永守重信という稀代の経営者の本質にも迫りました。
永守社長の経営論としてはもちろんのこと、M&Aを成功に導く教科書として、あるいは平凡な人材を考える人材に変える実践的人材育成論としても読むことができます。