結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか [D4.経営戦略]
結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか (ディスカヴァー携書)
- 作者: 板越 ジョージ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2013/04/13
- メディア: 新書
最近、海外での日本アニメブームが気になっていたのですが、どうやら本物のようですね。地域に関係なくコスプレなど、GeneratonY、Zあたりに人気のようです。
日本語を話す外国人も増えたように実感します。
そんなにすごい人気であれば、アニメや漫画のビジネスは利益も凄いだろうと思うわけですが、そうでもないというのがこの本の内容です。
海外では、以下4点が問題だそうです。
1)ネットでの海賊版による被害;これはあらゆるコンテンツビジネスでの悩みですね。
2)知財マネジメントの貧弱さ;1)にも関係しますが、日本は海外でこの分野に弱い。
3)マーケティングの弱さ;日本のコンテンツの所有権が複雑で、権利を一括管理して柔軟なマーケティングができないし、この産業にその手のエキスパートが少ない。
4)ビジネスプロデユーサーが少ない。
結局、この分野も上記を克服するグローバル人材が少なすぎるということだそうです。
90 books in 2013
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