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経営人材育成 [人事2-コンピテンシー・イノベーション]

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  経営人材のコンピテンシーというとよく「仕事力」+「人間力」って言われますよね。「経営戦略」+「人材マネジメント」と置き換えてもいいかもしれません。戦国武将も「戦術」+「家臣の信頼」がキーのような気がします。

 オーナー経営者は、それこそ、一からビジネスを立ち上げるので、この両方が仕事を通して養われ、そうでない人は、倒産して表にはでてきません。

 ここでいう「人間力」、「人材マネジメント」、「家臣の信頼」というコンピテンシーは大企業の幹部候補生に養われるのでしょうか?グループ内で子会社トップを若い頃から経験できた人は、ミニオーナー経験ができるので、養われるでしょうが、大部分の幹部候補生はそういう機会に恵まれません。

 そこで、大企業にいて、そういうスキルを身につけるのは、なんだか無理があるような気がするんですよね。しかも、海外と違って部下がやめない環境にあれば、そこの能力が即、評価に結びつかないですから。

 2012年、8/7の日経新聞に1000人以上企業を対象に263社から回答を得たリクルートマネジメントソリューションズ「経営人材育成実態調査」の速報が紹介されていました。

経営人材の

●「育成方法が確立されていない」;「あてはまる」+「ややあてはまる」 82.4%

●「育成に求められるスピードが速まっている」 94.5%

●「求められる能力の質が変化している」 89.5%

●「必要な知識を付与する研修」;「実施しており成果に満足」 24.4% 「実施しているが成果に不満足」 40.7%

 この結果も頷けますね。「研修と適切な職務経験」のハイブリッドで、育成しなければなrないのはわかっているのですが。


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沈まぬ太陽 [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

  • 作者: 山崎 豊子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/11/28
  • メディア: 文庫

 一昨日、1冊目を読み、昨日、一日で4冊一気に読破しました。フィクションですが、JALの内幕の話で、実在した人物のストーリーです。非常に細かく取材してあり5年の歳月をかけた大作です、700万部も売れたそうです。これは、ノンフィクションかフィクションかと議論があり、反論もあるそうです。ただ、戦後の高度成長期は、社会が混沌としており、企業でも労働争議が耐えませんでした。今の新興国もそんな状況にあるのでしょう。

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  しかし、JALって今も組合問題抱えているんですね。

 

97 books in 2013


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