在宅勤務 [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]
在宅勤務定着へ制度充実 味の素、管理職に義務付け
優秀な人材の確保などを狙い、多様な働き方を認める企業の動きが加速している。味の素は本体の全社員を対象に、在宅勤務制度を2017年4月に導入。週一だけ出社すればあとは自宅など社外で働ける。管理職は週1日の利用を義務化する。川崎重工業も17年度中に在宅勤務を総合職全体に広げるほか、時間当たりの成果を重視するなど人事評価も見直す。年間の介護離職者が10万人を超えるとされる中、社員の仕事と育児・介護との両立を本格支援する。 (日経新聞2016/11/28)
個人的には、在宅勤務は大賛成ですが、いろんな人がいるので、管理が大変かもしれません。週一だけ会社に行く生活が始まるとどうなるのでしょうか、面白そうですね。
脂肪 [A5.健康メンテナンス]
脂肪肝(しぼうかん)は、肝臓に脂肪がついてしまった状態(肝細胞の30%以上が脂肪)。食事で摂取した糖質はエネルギーとして消費されますが、消費しきれなかった分は中性脂肪となって肝臓に蓄えられます。
極端な食事制限や糖質を制限するダイエットが原因で、「低栄養性脂肪肝」になることがあります。糖質を制限(ご飯やパンなどの主食や果物や甘いものを極端に控えたり長期に渡って制限)すると、インスリンの分泌が少なくなるので痩せるのですが、その反面、体を危機から守ろうとする反応が起き、筋肉組織の糖分を使って肝臓に過剰な中性脂肪を蓄積してしまいます。
CEOの覚悟 [D4 食品業界]
内容紹介
2020年の東京オリンピックイアーに時価総額一兆円企業になる。日清食品ホールディングスが2016年から始まった五カ年中期経営計画に揚げた経営目標である。
これは世界市場で、グローバルカンパニーの評価を勝ち取るための象徴的なコンセプトワードなのだ。本書はCEOとして上記の目標を達成するための戦略をまとめたもの。企業家は数字がすべてで、逃げも隠れもできない。それを覚悟で戦略を披瀝した。
不透明な経営環境の中で、未来に立ち向かう若い経営者やビジネスパーソンに勇気与える本である。
社内用スローガン「いっちょう、やりますか! 」の、熱い気持ちを共有してもらいたい。
63 books in 2016
ワークスタイル変革 [人事1 組織改革]
海外留学生 [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]
海外留学生数は、少子化ということもあり、以前と比べると減っていますが、最近は、外務省の「トビダテ!留学JAPAN プロジェクト」で企業が奨学金を出したり、大学も交換留学制度を設け、留学時に受けた授業も日本の単位に加算して、留学した為に卒業が遅れるといった問題を改善したりしているので、短期の語学留学等もいれた留学生の数は増えています。
海外留学生は、「異文化対応能力」「グローバルコミュケーション能力」「語学力」と言う『グローバル力』があるだけではなく、異文化の環境で揉まれているので、「ストレス耐性がある骨太」だったり、「困難に挑戦するブレークスルー力」などの『人間力』や『構想、創造力』のひとつである「広い視野から発想出来る創造力」に長けている人が多いと言えます。当然、留学期間が長い人ほど、これらのコンピテンシーは強化されています。
葉加瀬太郎コンサート [B4.音楽]
3年半ぶりの葉加瀬太郎のコンサートです。渋谷のbunkamuraで、7時開演です。前回のコンサート違って、クラシックコンサートというよりパフォーマンスありのショーでした。2016年の9月~12月で全国43会場48公演(7,800円)もやるそうです。bunkamuraのオーチャードホールの収容人数は2,000人です、今日は満員御礼だそうです。どの会場も収容人数が2,000人ですと、一回当たり15百万円、48回で7億5千万円(4か月間)という計算です。3時間の公演です。
会場は、ほぼ8割60歳代以上のシニアです。そして女性比率が7割弱という感じでした。パーフォマンスでは、「ハタセンス」というバブル時代のディスコで使っていたようなカラフルな扇子が売っており、それを振りながら「情熱大陸」を皆で踊りながら聞くというのがありました。
シニアの人達に若いころを思い出させるような仕掛けだろうなと思いました。どの業界も「アクティブ・シニア」向けにいろいろとマーケティングしているのですね。
第6回 国際大使館フレンドリーラン [A1.ランニング]
11月に入って、突然寒くなり、「冬日」が続きましたが、この週末は、秋らしい天気を取り戻しました。今日のハーフマラソンには、ちょっと暑すぎる天候に恵まれました。
さて、7月に脚を痛めてから冴えないランニング日常ですが、先月に復活宣言した後も、まだすこ~し脚に違和感があります。今日は、またテーピングとサポーターでガチガチにして走りました。
この大会は、大使館関係者の主催なのでしょうかえらくマイナーなイベントで、200人もいないような感じです。まあ、天気もいいしそんなことは気にしません。6分半/kmで2時間17分での完走を目標にして走りました。まあ、このくらいのスピードですと後ろのほうですが、脚を痛めないようにです。
いい感じで走れてました。最後はちょっとスピード上げようかなという余裕も生まれるくらいでした。しかし、私のGPSでは20kmでゴールしてしまいました。
確か、ハーフは21kimだよなと思いましたが、まあ、「JAMAICA」で「じゃあ、まあいいか!」って感じです。
そういう事で2時間6分という記録でした。50歳以上で25位、男子総合で82位、全体で106位だそうです。
帰りは、台場のAQUA CITYにある「東京ラーメン国技館」で地元の博多だるま屋のラーメンをいただきました。 Yummy~!
せかいえ [B1.旅行・出張]
「せかいえ」という大前研一さんの運営するエグゼクティブ用研修センターというか宿泊施設に泊まってみました。普通に宿泊すると、スイートが¥46,800で、ツインが¥38,880です。ベランダに露天風呂があります。
昭和ちびっこ未来画法 [D2.日本史・世界史・近未来]
昔懐かしという感じです。
内容紹介
「地球大脱出」「二〇六一年の東京」「夜のないせかい 人工たいよう」「コンピューターが人間製造」…、
本書には一九五〇~七〇年代の間に、さまざまな子供向けのメディアに掲載された《未来予想図》が収録されています。
当時、21世紀を図解した記事はその大半が空想、夢想、妄想に基づいた荒唐無稽のトンデモ未来観のオンパレードでした。
本書は、小松崎茂、石原豪人をはじめとする空想科学イラストの巨匠たちが描いた未来画を
暮らし、交通、ロボット、コンピューター、宇宙、終末の六項目に分けて紹介。
当時の少年少女たちに大人気の定番コンテンツだった「21世紀はこうなるっ!」を図解した記事は、
媒体である雑誌そのものが大量消費とともに破棄されたこともあり、
その殆どは当時の読者の記憶の中だけで生きつづけてきました。
現実の21世紀に暮らす「未来人」となった今、
当時の大人たちが心血注いで創造した「消えてしまった21世紀」―夢や希望に満ちたユートピアもあれば、絶望的な光景が描きだされるデストピアも―をめぐる時間旅行に出かけましょう。
当時の少年少女にとって最大の関心ごとであり、〝わくわく〟の源でもあった「未来」。
ぎっしりと詰まった想像遺産の数々をお楽しみ下さい。
61 books in 2016
医療費控除 [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]
通常の健康保険制度では、医療費の3割負担(小学校入学以前、70歳以上は2割負担)です。
健康保険制度には、思わぬ入院等によって、加入者の方々が一定の金額(自己負担限度額)を超える医療費を支払った場合、申請することで、その超えた部分を払い戻しする「高額療養費」という仕組みがあります。高額療養費は保険外負担分(差額ベッド代、インプラント費用等)や、入院時の食事負担額等は対象外になります。
医療費控除は、自分や家族のために支払った医療費等の実質負担額が、年間(1~12月)10万円(所得金額が200万円未満の人は「所得金額×5%」の額)を超えた場合、その超えた金額をその年の所得から差し引くことができます。控除できる金額の上限は200万円です。医療費控除は仮に申告をし忘れても5年間は遡って申告することができます。風邪薬や解熱剤など市販の医薬品も対象です。
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)は、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、2017年(平成29年)1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。
その年中に支払ったその対価の額の合計額が1万2千円を超えるときは、その超える部分の金額(その金額が8万8千円を超える場合には、8万8千円)について、その年分の総所得金額等から控除する。対象となる医薬品の薬効の例:かぜ薬、胃腸薬、鼻炎用内服薬、水虫・たむし用薬 、肩こり・腰痛・関節痛の貼付薬。
LIFE SHIFT [D2.日本史・世界史・近未来]
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: Kindle版
4年前に「WORK SHIFT」という近未来の働き方を書いたロンドン・ビジネススクール教授で人材論、組織論の世界的権威であるリンダ・グラットンさんの最新の著書です。
過去200年間、平均寿命は20年に2年以上のペースで伸びてきている。今8歳の人は、平均寿命が105歳前後。20歳の人は平均寿命100歳。40歳は平均寿命95歳になるそうで、100歳まで生きる人は、Centenarian というそうですが、皆が100年生きる世の中が近未来に起こるのだそうです。
また、1920年代のアメリカの一流企業の会社存続年数は、平均67年でした。2013年、この年数は15年に短縮しています。つまり、職場を変える機会は以前より増えて行いきます。
そして、その「100年ライフ」には、備えが必要で、お金等の有形資産のほかに、無形資産も蓄えておかなければならないと主張されます。
その無形資産とは、「生産性資産」「活力資産」「変身資産」と分けられます。
まず、生産性資産ですが、それは、「スキルや知識」です。これは、常に最新のものや高度なものに置き換えていかないと資産価値は目減りしていくか増えないわけです。人生がこれだけ長くなると、社会人になってもまた大学や大学院に入ったりして学び直しをする人が増えると予想されます。100年ライフになると「10年でプロになる「1万時間の法則」が、何回も実践できますね。
次が、活力資産。これは、「肉体的・精神的な健康と幸福、 たとえば、健康、友人関係・パートナーや家族との良好な関係等」です。「身体が資本」とかよく言いますね。メンテしないとこれも衰えます。また、家庭の良好な関係は、職場にも良好な関係をもたらします。また、逆も真で、職場でに良くない関係は、家庭にもそれも持ち込んでしまいます。家族やパートナー、友人関係は「自己再生」に大きなインパクトを持つということですね。
最後が、変身資産。「100年ライフのために、自分について良く知っている事、多様性に富んだ人的ネットワークをもっていること、新しい経験に対して開かれた姿勢を持っている事」だそうです。この資産は、今からの100年ライフには特に大事だと著者は言います。
人的ネットワークに関しては、親しい友人より、それほど緊密な関係のない知人のほうが、新しい情報を持っていると言われます。親しい友人の持っている情報は自分と重複しているからだそうです。よって多様性のあるネットワークのほうが、変身資産としては価値があります。
欧米の人のほうが、転職やそれに伴う転勤が多いので、日本人平均の友人・知人200~300名に対し1,000名以上と5倍くらいのネットワークをもっているそうです。皆さんのFace Bookの友人数は何人でしょうか?
また、新しい経験に対して開かれた姿勢には、柔軟な考え方が必要かと思います。ここを鍛えるには、やはり「読書」によって、いろんな考え方を学ぶという事ではないでしょうか。
《本書の主な内容》
●人生はより長く、健康になる。
●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●各人のアイデンティティが変わっていく。
目 次】
日本語版への序文
序 章 100年ライフ
第1章 長い生涯――長寿という贈り物
第2章 過去の資金計画――教育・仕事・引退モデルの崩壊
第3章 雇用の未来――機械化・AI後の働き方
第4章 見えない「資産」――お金に換算できないもの
第5章 新しいシナリオ――可能性を広げる
第6章 新しいステージ――選択肢の多様化
第7章 新しいお金の考え方――必要な資金をどう得るか
第8章 新しい時間の使い方――自分のリ・クリエーションへ
第9章 未来の人間関係――私生活はこう変わる
終 章 変革への課題
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
60 books in 2016
ダイエット第一フェーズ完了 [A5.健康メンテナンス]
2年かかって、やっと60㎏を切りました。特にこの半年(6月から)は、「一日一食ダイエット」を始めて、やっとの事での60㎏きりです。
まあ、7月からは、脚を痛めてしまい、走れなかったのが体重減につながりませんでした。10月からは走り始めて、体重が落ちました。
内臓脂肪は落ちましたが、まだ体脂肪が20%なので、これを落としたいですね。15%くらいにするには、後3kg体重を落とすか、3kg筋肉に変えるかです。10%にしたければ、後6kgという事になります。そんなに体重を落とせないので、筋トレをやって筋肉をつける事を今後は意識したいです。
でも、最近は「懸垂」がやっと10回はできるようにはなってきました。
女性の大学進学率 [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]
遠心力を感じるスィング [A3. ゴルフ]
今日は有休をとって、5連休最後の秋の休日でしたが、久しぶりに練習場に行きました。
しかし、面白いものです。ゴルフの上達のためには、一人で練習するのではなく、ちゃんとレッスンプロに習うのが早道だと理解していたのですが、シーズン制を取り入れた途端に、シーズンオフの時は、レッスンプロどころか練習さえいかなくなってしまいました。そうすると、シーズン開始になるとブランクがあるので調子が出ず、進歩が止まってしまいました。練習だけは年間通してコンスタントにやらないといけませんね。
という訳で、今日です。
やはり、習うと速いです。遠心力を感じる棒のような練習器具を振らされ、遠心力を感じるくせをつけます。それを意識しながらクラブを振ると「あ~ら不思議」簡単に飛ぶんですね。スィングはゆっくりで弾道は力強くってやつです。
習うと速い。
保育士・介護士の低賃金問題 [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]
厚生労働省は保育士の賃金を改善する計画を実行した民間保育事業者に50万円の補助金を出す。経験を重ねた保育士の給与が着実に上がっていく状況を定着させ、不足する保育士の待遇改善をめざす。民間保育所で働く保育士の離職率は12.0%で、高いといわれる。人材不足の中で離職が多いのは賃金が低いため。保育士の賃金は平均月給22万円で全産業平均より11万円低い。厚労省は事業者に賃上げを促し、保育人材の確保につなげたい考えだ。【日経新聞 2016年11月7日】
今、働き方改革なので、女性や高齢者の活躍推進は重要なテーマです。その中でも保育所や介護施設に入居できない問題は、保育士や介護士が、労働がきつい割には賃金が安いのでなり手が少ない事です。
市場の需給バランスを考えれば、賃金が安くて人が集まらないのであれば、賃金を上げればいいと思うのですが、子の場合は、それが当てはまりません。賃金が上がって、入所費用が上がり続けると、ある時点で、子供を預けて仕事に出てお給料をもらってもペイしない場合が出てくるわけです。そうなれば、家で子育てや介護をしたほうがいいとなります。よって、安易に保育士や介護士の給料を上げれないわけです。
政府も単に補助金を出すだけでなく、たとえば、介護ロボットを格安に支給したりして、介護の仕事の生産性を上げるような支援のほうがいいと思います。育児のほうは、企業内託児所の設置に補助を出したりしていますが、こういう動きはいいでしょう。
介護士と保育士の資格の一本化の議論もあるそうです。
働き方改革実現会議 [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]
安倍晋三首相は2017年春季労使交渉(春闘)での賃上げを経済界に要請する。賃上げ要請は4年連続だが、今年は政労使会議に代わり、16日に開く「働き方改革実現会議」で求める。同会議は働き方改革による企業の生産性向上に加え、女性や非正規労働者の待遇改善が主要テーマ。大企業中心の賃上げの裾野をどこまで広げられるかがカギとなる。16日は春闘に向けた賃上げが中心的な議題。連合は17年春闘で月給の2%程度を基準としたベースアップを要求する方針を固めている。【日経新聞 201611月6日】
アベノミクスで、物価を上げ、賃金も上げて、デフレから脱却して景気を回復させようと政府は目論んでいるのですが、ここのところこのシナリオ道理には行っておりません。しかし、建設・流通・小売り・飲食業を中心に人手不足が深刻になり、賃金の上昇、非正規から正規社員への転換などが起こってきていますので、全く効果がなかったわけではないと思います。
今後は、労働人口が、10年で1割、20年で2割減っていくわけですので、景気対策のためというより、「労働力確保」という観点から、「生産性向上」「賃上げ」「女性・非正規労働者の待遇改善」「高齢者の活用」と政府が課題に掲げている問題は、企業が今後乗り越えなくてはならない重要な課題になってくるわけです。
そういう意味で、この課題は、政府と企業と一体化して進めていくべきです。よく麻生財務大臣が、「企業が法人税を下げろというから下げて、その分を賃上げに使ってくれると思ったら内部留保に使われている。それなら、それに課税しようかなとなる」という事を言います。しかし、もともと法人税が諸外国に比べても高いので、海外の企業が日本に拠点をもちにくいや日本企業も海外に本部を移したりしていて、日本に法人税が落ちない事が問題であったはずでした。よって、法人税が下がった分を企業が賃上げに回すのが本来の目的ではなかったはずです。
もうちょっと両者がWinWinになるような方法はないものでしょうか。
労働の未来 [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]
2015年の生産年齢人口(15-64歳)は、7,800万人で10年後の2025年は、10%減の7,060万人に、20年後の2035年には、20%減の6,300万人になるそうです。
という事は、企業に人が足らなくなるという事ですね。既に、建築業界、小売、流通業界、工場では深刻な人不足が始まっています。よって、移民という外国人労働者の受け入れも検討されていますが、今後20年で不足するであろう1,500万人も受け入れると大変な事になるでしょうから、現実的ではないでしょう。
もう一つは、女性の活躍ですね。女性の生産年齢人口は現在、約2,800万人です。男性と比べると労働力率は2割程度低いので、これを男性並みに引き上げる事ができたとしても、約450万人の増加に止まります。これでも足りませんよね。
要は、現在働いているシニアにもう少し働き続けてもらわないといけなくなるという事ですね。
そうです。「定年延長」です。60歳から65歳まで延長して、10%増です。2035年時の2割減を埋め合わせるには、70歳迄延長しないといけなくなる計算です。
20年前に、今の労働状況は予測されていて、定年が65歳になると言われていました。2000年には、高齢者雇用法で65歳を奨励し始め、2004年から再雇用制度の導入が義務化され、2013年4月から、希望する全ての人を65歳まで再雇用する事が義務化されました。定年を65歳にする企業もホンダやみずほ、サントリーのように出てきましたが、まだ少数派ですね。
しかし、この10年で1割の700万人も労働人口が減るわけですから、企業は従業員確保に走り出すのももうすぐでしょう。そうすると、65歳定年を導入する企業は増えてくると思います。年金の支払いが遅く出来るメリットもあるでしょうし。政府もこの10年の間に、「65歳定年70歳までの再雇用制度」を義務化するかもしれません。これは、労働人口問題よりも、国の年金制度の破綻を防ぐ為と高齢者の貧困問題に対するものからだと思います。
そして、この20年の間に「70歳定年75歳までの再雇用制度」の義務化が施行され、超高齢化社会の働き方に突入していくのでしょう。役職定年時期も同じようにスライドするので、管理職のモチベーションは上がります。公的年金の受給開始も今の65歳から70歳になるでしょう。
実際、日本人は長寿化しており、医療なども高度化していて、健康寿命はどんどん伸びていくと思われます。なので、65歳くらいでリタイアするという生活は、本人にとっても社会にとっても良くないのは自明だと思います。
さてそうなった場合の課題は何でしょうか、一つは、人件費の増加でしょうか。年功序列的な給与設定は変えなければならないでしょう。
それより、もっと大きな課題は、一つの会社だけで働き続けると、例えば、50歳でも課長になれなかった人は、後の会社人生が大体想像され、それが後20年も続くとなると、モチベーションを高く保つ事が困難になると思います。そしてこの層がマジョリティにもなります。
この超高齢化社会の働き方を実現するには、終身雇用制度を捨て、他の国のように労働の流動性を高めないといけないわけです。
ピーターの法則のように、人はその組織の中で、無能なるようなポジションまで出世し続けます。そういう無能状況になったら、転職して、また成長するという事しないと、企業は老害を大量に抱え込む事になります。
最近は、以前よりは転職する人が増えてきているようです。これを加速するには、経団連が政府に要求しているように解雇条件の緩和です。今は一旦雇用するとビジネス上の必要性から解雇するのは実質上不可能です。解雇がもう少しやり易くなると、転職市場が拡大し、流動性が高まります。
しかし、労働組合は黙っていないでしょう。ローパフォマーなどの弱者を企業はきりすてるのかと言うと思いますす。
現在、世の中には2%くらいの障がい者がいます。よって、国は企業に2%の障がい者を雇用するように言っています。それに足らない場合はその分を課徴金という形で支払うように言っています。私はこれは非常に理にかなっっていると思います。こう言う人たちを社会は助けないといけない。よって企業に雇用して欲しい、それが出来なければお金で支援してくれという事ですね。
話を戻して、ローパフォマーの事を言うと、この障がい者の件と少し似ているところがあります。いくら、転職市場に出て、新たなチャレンジをしてねと言っても、大企業以外の会社のボトム10%の人は、転職は中々難しいと思います。そういう人達を解雇すると、その人達が生きていけなくなり社会問題をおこして、結局つけが社会回ってくると思います。ここの課題に対する答えが必要でしょう。
ドイツも同じような状況のようです。特にスキルアンマッチが増えると予測しています。優秀な人材の取り合いになると予測しています。
エクサスケールの衝撃 ~技術的特異点「シンギュラリティ」の未来 [D2.日本史・世界史・近未来]
者の齊「2045年問題」とは2045年にはコンピューターの性能が人間の脳を超えるという予測です。それを技術的特異点「シンギュラリティ」と言います。本書は、その特異点がエクサ・スケール・コンピューティングによって、2030年に来るという話です。あとたった10年です。
著者の齊藤元章さんが櫻井よしこさんの「言論テレビ」に出演していて(2016年9月2日)、この衝撃的なスパコンの進化の話をしていたので興味を持ち早速読むことにしたわけです。
エクサ・スケールというのは、10の18乗を表す単位「エクサ」(キロ、メガ、テラ、ペタの次)から由来していて、その名のとおり、1秒間に浮動小数点演算を1秒間に1エクサ回(1,000,000,000,000,000回)行う処理能力を備えたコンピュータをいい、著者が目下開発に勤しんでいる次世代のスパコンです。
磐梯山 家族旅行 [B1.旅行・出張]
夏に娘が二人とも結婚してしまいましたので、2月に家族になったメイメイとディディの一歳の誕生日祝いも兼ねた「上村家新四人家族」として初めての家族旅行をしました。
カミさんがはまっている「星野リゾート」の磐梯山温泉ホテルに二泊三日で紅葉を見に行きました。ペットも一泊一匹5千円で宿泊可です。スキーのゲレンデが目の前にあるホテルです。もともとあったスキーホテルを買収して星野リゾートにしたそうで、一泊(夕・朝食付き)が14,500円/名と星野リゾートにしては、大変リーズナブルです。
久しぶりにスキー場を見て、なにか思い出しましたね。そうです、磐梯山スキー場は有名で、当時、ゲレンンデにあるようなホテルはとっても高く、バブリーでとても泊まれませんでした。つくりは、当時バブリーだったのでしょう。よって、星野リゾートが買収して、リノベーションをすれば、それなりのクラスのホテルになるということなんでしょうね。
ここの星野リゾートの売りは、「紅葉バスツアー」等の無料アクティビティがいろいろあるのと、朝夕のビュッフェが充実しているところですね。ゴルフ場も隣接しているので、ゴルファーにもいいホテルでしょう。しかし、なんと言ってもスキーヤーにはたまらないでしょうね(まあ、スキーシーズンは料金は倍ですが)。学生や新入社員の時は、スキーをガンガンやってて、こういうホテルには泊まれませんでしたから、泊まるなら今ですが、もうスキー自体をやらくなりました。
秋の紅葉を見る観光なんて初めての経験です。とてもいい感じだったので、毎年の恒例行事にしようかなと思います。ただ、ひとつだけ問題があります。それは「ディディ」です。ペット用のキャリーバックに入って移動するのですが、メイメイは本当に大人しく静かにしています。しかし、ディディは、バックの中に入らず吠えまくって外に出よう出ようとしてもう大変です。
右がディディです。
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一年かけて、調教しないといけません、、、。