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V字回復の経営 [D4.経営戦略]

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 三枝 匡
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 文庫
経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 三枝 匡
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 文庫
三枝さんの三つの著書を読み出しました。物語風に書いてありますが、実体験に基づいたものであるので、リアリティがあります。改革のストレスは大変なものですね。
●「V字回復の経営」; 「2年で黒字化できなければ、退任します」――。自ら退路を断つことで社員の甘えを殺し、皆を巻き込む「戦略」で一気呵成に勝ち戦へ転じる。
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「十年間も赤字を出し続けている会社を二年で再生する!」って、話を信じますか。本書は、筆者が自身で改革にかかわった五社の実例をミックスしてストーリー仕立てにして書き下ろした実話をもとにした経営書です。よくある理論だけを述べた経営書と違い、ストーリーになっているので、臨場感を持って読み進めることができます。 
「変革」には、強いリーダーが必要とされますが、筆者は、「スポンサー」「智のリーダー」「力のリーダー」「動のリーダー」が必要だと説いています。もちろん一人で二役もやることがありますが、要は改革には、四つの役割がありそれをうまく融合させて改革を推し進めていくということが重要ということです。本書では、この四人が、それぞれの役割を発揮するところが、その意味も含めよく理解できます。
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●「経営パワーの危機」; 変革をリードする経営パワーを持つ人材が枯渇している。倒産寸前の会社に若き戦略型リーダーが舞い降りて、ついに成長企業に蘇らせる!実話に基づく迫真のケース。
●三枝匡(Wikipediaより) 
東京都出身。東京都立戸山高等学校を経て、1967年一橋大学経済学部を卒業し、三井石油化学工業(現三井化学)に入社。1975年スタンフォード大学経営大学院修了、経営学修士(MBA)。その後、ボストン・コンサルティング・グループで国内採用第1号のコンサルタントを務めた。バクスター・トラベノールを経て、経営コンサルタントとして独立。1986年株式会社三枝匡事務所設立、同社代表取締役就任。事業再生やベンチャーキャピタルの経営を行う。2001年ミスミ取締役、2002年3月ミスミ取締役副社長、2002年6月ミスミグループ本社代表取締役社長。2005年駿河精機と株式交換により経営統合。駿河電気取締役。2008年ミスミグループ本社代表取締役会長。ミスミを、2012年までに売上高2倍以上、営業利益3倍以上に成長させ、2009年度2億6300万円、2011年度2億4600万円などの役員報酬を得た。
 34 books in 2013

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