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近未来予測~2020年を迎えて~ [D2.日本史・世界史・近未来]

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「2020年」って、語呂もいいので、十年以上前から「2020年の近未来予測」なんてタイトルの記事や本が出されていました。この手の話は好きなので、本の感想や自分の予測も書いたりしていました。

「2020年からの警告」1998年  IT,教育、防衛、少子高齢化などの問題提起がされていますが、22年たった今でも状況はあまり変わっていないのは残念ですね。

「2020 10年後の世界秩序を予測する」2010年 リーマンショック後に中国、インドが台頭してきました、この書では、中国は米国と拮抗するまでにはならないと予測していますが、今の状況を鑑みると、中国の台頭のスピードはかなり速いと言わざる終えないですね。労働生産性が低いのでITと教育への投資が必要とここでも言っています。

「2030年 世界はこう変わる」2013年  2030年までに、世界では、中間層が劇的にふえるそうです。それは何を意味するかというと、民主主義を求める声が高まるとともに、ポピュリズムや独裁政治が生まれやすくなるのだそうです。これは、もう2020年に起こっている事ですね。

「新春言いたい放題ー日本の未来」2014年 元旦に自分で予測してかいたブログ記事です。商売柄、少子高齢化による労働力不足を補うためのダイバーシティ施策の話を書きましたが、経済低迷により労働力不足が深刻化していない状況でのダイバーシティ施策は、「社会的ジレンマ」によって推進されていないと論じました。少し前までは、失われた30年の経済状況下でこのジレンマは解消されていませんでしたが、「コロナ」という想像だにしなかった事態が発生し、働き方改革は、10年分早まったような気がします。長年課題だった「教育」「IT化」も、オンラインという切り口で少し変わろうとしています。


折角2020年になったので、今からの近未来を書きたいと思います。

まず、人口予測は、近未来予測の鉄板で大体当たるので、その人口変化に伴う近未来予測はよく語られます。まあ、少子高齢化ですね。まあ、この問題は、リモートワークがどんどん普及、進化していく事になっていき、女性や高齢者などの皆が働きやすい環境になっていくでしょう。

後は、IT化における変化ですが、これは意外に予測より遅い感じがします。人は近未来をOver Estimateして、長期未来をUnder Estimateするからだそうです。ただ、近未来でも想像してなかった変化が起こる確率が高いような気がします。なんでも人間が想像できることは、100年もあれば全て実現されてきているそうです。ただ、想像してなかった事も結構起こっているそうで、これが未来の面白いところなんでしょうね。ITによる変化が遅いと言いましたが、「5Gの世界」はもうやってきます。技術だけが先行して、それを使った未来はまだあまり語られていませんが、機器どうしが繋がる本格的IoTの世界になると言われています。一番期待されているのが自動運転ですが、自動車業界の方に言わせると、人が運転する車と自動運転車を混在させてコントロールは難しいそうで、自動運転の世界は結構悲観的です。まず、真夜中の高速道路限定大型自動運転トラック輸送なんかから始まるのでしょうか。業務用ドローンは、もう中国とかでははじまってるそうです。船舶輸送も自動化されやすいかなと思います。実際に機械が自動的に動き出すとSFの世界みたいで、本当に未来だなと思うのかもしれませんね。

オンライン英会話が激安になり、毎日話放題なので、世界中の講師と繋がり、その国のことやコロナの状況などいろんなテーマで話をしていますが、リアルタイムで世界と繋がっている感があります。家に隔離されている今の時期に世界と繋がりやすくなったことに不思議な感じがします。これもNew Normalですね。


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