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2020 10年後の世界新秩序を予測する [D2.日本史・世界史・近未来]

2020  10年後の世界新秩序を予測する

2020 10年後の世界新秩序を予測する

  • 作者: ロバート・J・シャピロ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/01/19
  • メディア: 単行本
  2020年、10年後の世界ですからそう遠い未来ではないですが、一番大きなKeyWordはグローバリゼーション、高齢化、ITです。これの要素により、米国がやはり10年後も世界の盟主であろうということ中国も発展はするが米国と拮抗するほどにはならない(インド、ロシアもまだまだ)。欧州、日本は、特に高齢化(年金問題)が深刻になり、新のグローバリゼーションをやらないと厳しいという予測です。
  日本は、欧州同様、一部の輸出産業を除いて、政府の保護にあるので、中小企業が乱立し、米国に比べると生産性が著しく低いことが問題だと指摘しています。また女性の労働参加率が低いこともあります。日本がまた飛躍するには、様々な規制によって、日本が新のグローバル化をさまたげている点を改善すべきで、生き残る道はITと教育への投資だと指摘しています。
  アジアの人口に絞った長期予想(2050年)の本「超長期予測 老いるアジア」は、アジアも軒並み高齢化になり、インドだけは伸び続け11→17億人になるそうです。
  先日読んだ「100年予測」では、地政学的見地から予測をしており、勢力を回復したロシアは、アメリカと第2の冷戦をひきおこし、中国は不安定。今後、力を蓄えていき傑出する国は、日本、トルコ、ポーランドといっています。今後Keyになるのは、エネルギー技術であり、宇宙開発としています。
出版社/著者からの内容紹介
少子・高齢化、グローバリゼーションの進展、唯一の超大国・米国の優位性。この巨大な三つの潮流は、世界をどう変えてしまうのか? では日本の未来像は? 生産性の低い労働、門戸を開かない経済、そして破綻必至の医療・年金制度を抱えたままでは、衰退していくしかないのか。すでに始まっている国家のサバイバルレース、アメリカ、中国の成長は持続可能か、インド、ロシアは影響力を持ちうるのか? そして日本とヨーロッパは衰退に向かっていくしかないのか? 学ぶべき小国の躍進の秘密とは?クリントン政権で商務省次官、ゴア、ケリー両大統領候補の上級経済顧問などを歴任した著者が、グローバル社会が直面する難局を緻密に捉え、各国の問題点や潜在力を豊富なデータを元に詳細に分析。10年後の世界の新しい秩序を予測する。
今年20冊目 

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