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MAKERS [人事2-コンピテンシー・イノベーション]

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2012/10/25
  • メディア: Kindle版

  今日はクリス・アンダーソン の講演を聞きました。

 「21世紀の製造業は、アイデアとラップトップさえあれば誰もが自宅で始められる。今日の起業家は、オープンソースのデザインと3Dプリンタを使って製造業をデスクトップ上で展開している。ウェブの世界で起こったツールの民主化が、もの作りの世界でも始まった。メイカーズ(モノ作る人々)の革命が、世界の産業構造を再び変える。 これが第三次産業革命で、デジタル・マニュファクチャリングとパーソナル・マニュファクチャリングが一体となって起こる。」と内容です。

 つまりアイデアさえあれば、そのデザインをフリーのCADソフトで3Dにして、3Dプリンターやレザーカッターを賃貸しているところで借りて、自作することもできるし、代行生産してくれるところに、そのCADデザインを送れば、少量でも大量でも生産してくれる。Webにその販売サイトを立ち上げ、ペイパルのような課金代行サービスを利用すれば、自宅の机の上で、製造販売業が始められるということです。

 実際に、彼は、「3D Robotics」という会社(従業員6人)を立ち上げ、こういうクアドロコプターを作っています(訪問記)。「おもちゃ じゃん」という方もいらっしゃるでしょうが、この分野は、今後いろいろなところで実用化される可能性が高いのですよ。既に、アマゾンがプライム・サービス「Prime Air」として使おうとしています。

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  クリスは、講演で、新興ネット企業が様々なビジネスを起こし始めたように、製造業の世界でも技術やサービスの進歩により、大資本でなく個人レベルで物づくりや起業ができるようになった。大切なのは「物つくりへのパッション(情熱)」だという事でした。

 なんでも自分のフィギャーなんてのも簡単につくれるそうで流行っているそうです。

 愛犬のフィギャーでもつくろうかなと思います。

   Chris Anderson: Makers - The New Industrial Revolution

30 books in 2014


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