「よかれ」の思い込みが会社をダメにする [D4.経営戦略]
「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする―飛躍的成長を実現する全体最適のマネジメント
- 作者: 岸良 裕司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/09/11
- メディア: 単行本
「ゴール」等の著者のゴールドラット博士のTOC理論を基にしたマネジメント本です。
ボトルネック=TOC(Theory of Constraint 制約理論)というコンセプトで問題解決を示唆します。
ゴールドラット博士の本は、いくつか読みました。
3)Velocity
内容紹介
「大量購入すれば、安くなる」……×
「お客様に近ければ近いほど、市場が見える」……×
「効率を上げれば、利益が増える」……×
「納期にゆとりがある方が、納期は守れる」……×
「早くつくりはじめれば、早くモノはできる」……×
「全員が一生懸命働けば、効率が上がる」……×
「お客様はコストダウンを求めている」……×
……………………etc.
これらすべての「よかれ」の思い込みが、会社を貧乏にしていた! 間違った仮定を変えさえすれば、利益は最大化できる! 「よかれ」と思って始めた経営改革、現場改善が間違った「思い込み」で、より深刻な状況を引き起こしていたとしたら……。生産現場から営業までのサプライチェーン上で、これまで正しいと信じられてきた数々の「よかれ」の思い込みを明らかにし、利益を生み出す全体最適へのパラダイムシフトの必要性を説き明かす。
Harvard Business Review 2013年3月号 [人事1 組織改革]
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2013年 03月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/09
- メディア: 雑誌
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階層組織とネットワーク組織を共存させる
これから始まる新しい組織への進化 ACCELERATE
ハーバード・ビジネス・スクール 名誉教授 ジョン P. コッター
変化のスピードが速く方向性も見えない時代において、従来型の階層組織では、変化に対応できない。その一方で、事業を効率的に運用していくうえで階層組織がいまなお最も効果的であろう。
この組織形態を維持しつつ、変化を先取りし迅速に事業転換していく組織にするには、ネットワーク組織を共存させることである。役職も部署も異なるボランティアから構成されるネットワーク組織のメンバーは、既存の階層組織にも籍を置く。そのうえで、メンバーは全員がリーダーシップをもって社内のあらゆる問題に対し解決策を策定し、実行していく。当然、階層組織のトップのコミットも必要である。
この形態は、組織をコンピュータのOSに例え、「デュアルOS」と呼ぶ。
本稿では、組織論の大家であるジョン・コッターが、著書『企業変革力』の考えをさらに膨らませ、組織変革を確実に実現させる組織のデュアルOSシステムを提唱し、その8つの実践メカニズムを紹介する。
18 books in 2013