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ヤフーすごい研修 [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

ヤフーとその仲間たちのすごい研修

ヤフーとその仲間たちのすごい研修

  • 作者: 篠原 匡
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2015/07/17
  • メディア: 単行本

内容紹介

リーダーをつくれ! 前代未聞の31人の冒険

ヤフー、インテリジェンス、日本郵便、アサヒビール、電通北海道、美瑛町役場――。
それぞれの組織の精鋭31人が、ある日、北海道・美瑛に集められた。
「この地域の抱える課題を解決するプロジェクトを提案せよ」。突如下ったミッションに、精鋭たちは混成チームで挑む。
期限はわずか半年。背景も年齢も共通言語も異なるメンバーが、6つのグループに分かれて智恵を絞る。
研修の最中には、空中分解しかけるチームもあれば、高い結束力で課題に挑むチームもあった。
個性豊かなメンバーたちは、どのように1つのゴールに向かっていったのか。

本書は、2014年5~10月に北海道・美瑛町で繰り広げられた、前代未聞のリーダー育成研修を追った一冊。
誰もがリーダーになりたがらない時代に、どのようにして未来のリーダーを育てるのか。
多くの企業で経営者や人事担当者は、こう頭を悩ませている。これまでのように外部に丸投げしても人は育たない。
またダイバーシティ(多様性)の重要性が喧伝される中、単に女性や外国人の登用を増やしてもその果実は得られない。
では、いかに未来のリーダーは生まれるのか。導き出した答えが、この前代未聞の「すごい研修」だった。
笑いあり、涙ありのドタバタ劇を通して、31人はガチンコで魂をぶつけ合い、成長を遂げる。
イシューの探し方からチームビルディングのコツまで・・・。これからマネジャーになる人や、
まさに今、マネジャーとして現場で悩む人たちにも、たくさんの学びのヒントが宿っている。

≪主な内容≫
【1章】企業に地域課題は解けるか? 前代未聞の異業種コラボレーション!
【2章】イシューを探せ! 登る山の高さをまず決めよう
【3章】リーダーは誰だ? 混成部隊のチームビルディングとは
【4章】本物の研修をつくれ! トレーニングよりラーニング
【5章】その提案はワクワクするか? 現場の生声がチームを変える
【6章】そして、決戦の舞台へ! ほんのりビターな大団円
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47 books in 2015


米国上場企業の経営陣と平社員の給与開示へ [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]

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  米証券取引委員会(SEC)は8月5日、大半の上場企業に対し、CEOの報酬と一般従業員の平均的な給与との比率の開示を義務づける規則を承認した(委員5人のうち、共和党の委員2人が反対した)。2017年から実施される。10年に制定された金融規制改革法(ドッド・フランク法)に盛り込まれていた規制だが、企業側の反発が強く、議論が長引いて承認が遅れていた。経済界は当初から、誤解を招く規制だと非難。実施にはコストがかかり、企業を委縮させてエグゼクティブの報酬を抑制させる狙いだと反論している。

 米国の社長と平社員「給与格差300倍」の実態


ファーマゲドン 安い肉の本当のコスト [D4 食品業界]

ファーマゲドン 安い肉の本当のコスト

ファーマゲドン 安い肉の本当のコスト

  • 作者: フィリップ・リンベリー
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2015/02/05
  • メディア: 単行本

相当ショッキングな本でしたね。「食べられる穀物のうち3割以上は家畜の餌になっている。この3割を直接人間が食べれば30億人を養うことができる。海でも同じことがおきている。世界の漁獲量の3分の1は人間の口に入らず、養殖魚や家畜の餌になっている。」いるそうです。家畜などの大量生産は、不健康な食材を大量に生産していることになるのですね。

内容紹介

まるで工場のような家畜飼育、養殖、穀類・豆の単一栽培……。一見すると、安価な食料を効率的に大量生産する素晴らしい手段のように見える。

しかし、現実はまったく逆だ。現代的集約農業は、公害をまき散らし、生態系を乱し、貧困層を拡大する。その先に待ち構えているのは、ファーマゲドン(農業がもたらすハルマゲドン)だ。

私たちは、自分が口にする食べ物についてあまりにも知らされていない。 抗生物質、ホルモン剤にまみれ、不健康に育った肉や魚が安く売られている事実を知ったとき、今後も同じように食べ続けるだろうか。工業型農業が生み出す安い食料が人々の健康と環境を蝕んでいる実態に迫ったのが本書だ。

工業型農業、すなわち動物を飼い、土地を耕すというデリケートな仕事を、機械の部品やゴムタイヤの製造のようにこなす農業が、安い肉を生産する唯一の方法なのだろうか。この考え方は、広く浸透し、長い間、疑う余地のないこととして信じられてきた。政府も、消費者が鶏肉を2ポンドで買える環境を大急ぎで整えた。それが誰にとってもいいことだと信じて。しかし、安い肉がどうやって作られているかは、隠されたままだった。本書では、食料供給よりも利益を優先したために生じた、思いがけない結果について探っていく。国民に食料を供給 するためよかれと思って始められたことが、なぜこれほど間違った方向に進んてしまったのか。

1962年、レイチェル・カーソンは著書『沈黙の春』で、農業が新たに取り入れた工業的手法、特に空からの農薬散布の影響にスポットライトを当て、食料と田園地帯が直面する危機について警鐘を鳴らした。本書は、現代版の『沈黙の春』である。農業、畜産、漁業の工業化が食品汚染、環境汚染、そして種の絶滅を招き、近い将来、破滅的状況(ファーマゲドン)を引き起こすというのが著者の考えだ。 かつて田園地帯では、多様な作物と家畜を育てる混合農業が見られたものだが、今やそれは過去のものとなり、ただ一種の作物あるいは家畜だけを育てる単モ ノカルチャー式農法に取って代わられた。もはや農業に自然との調和は求められなくなった。同じ作物を同じ畑で何度も繰り返し栽培する。土壌がくたびれたら、化学肥料を投入して早々に回復させる。厄介な雑草や害虫は、除草剤や殺虫剤を大量に散布して排除する。家畜は農場から姿を消し、工場さながらの家畜小屋に詰め込まれ、それらの肥やしに変わって化学肥料が、畑や果樹園の疲れた土壌を無理やり再生させるようになった。次第に、かつてない農業の手法が語られるようになった――工場の生産ラインのような飼育方法である。本書では、食料供給において利益を最優先したために生じた、思いがけない結果について検証するとともに、消費者としてどのように行動すべきかを提示する。                        
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46 books in 2015 

著者について


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