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右傾化する日本政治 [D1.政治・経済・社会]

右傾化する日本政治 (岩波新書)

右傾化する日本政治 (岩波新書)

  • 作者: 中野 晃一
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2015/07/23
  • メディア: 新書
   中国や韓国と政治的にもめているので、ここ3年程前から、何がポイントなだろうと、現代史を勉強しはじめました。そうすると、当然、今の政治にも関心持つわけです。
 ジャーナリストの「櫻井よしこ」さんの話はわかりやすく、彼女の著作やWebTVなどはよく見ます。戦後は、国粋主義の反省からか「左翼」と呼ばれる社会主義的な考え方が支持され、しかも知識人ほどそちらに偏っていましたが、彼女たちの日本の国益を考える考え方は「右翼」と呼ばれます。
 私も今の時代は、もう少し右翼的な考え方が必要ではないかと思います。しかし、あまり偏ってもいけないなと思い、この本を選びました。
 しかし、この本は「反右翼」という論調で、もう少し、タイトル通り、真ん中の分析、説明が欲しいなと思いましたね。
●バブル景気絶頂期の1990年8月に勃発した、湾岸戦争に、日本は、総額130億ドルの資金援助をしたにも関わらず、軍事参加できなかったために主要国間の意思決定や戦争終結後の利益分配の蚊帳の外に置かれつづけたことが、屈辱的な「湾岸戦争のトラウマ」と言われている。→その後「PKO法案」可決。
●小沢一郎「日本改造計画」:社会への同調圧力が強く、個人の自由や責任が尊重されない「同質社会」の「過剰なコンセンサス」を求める「何もきめられない政治」を「日本型民主主義」と批判。
 

内容紹介

日本は右傾化しているのか、それとも「普通の国」になろうとしているだけなのか。いったい、どちらなのか?――政治主導のもと、寄せては返す波のように時間をかけて、日本社会の座標軸は右へ右へと推し進められていった。そのプロセスを丹念にたどりつつ、新しい右派連合とその「勝利」に直面した私たちの現在を描き出す。

48 books in 2015



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