母音認識国民である日本人の悲劇 ~それでも話さないといけない子音認識言語の英語~ [C4.英語・外国語]
Vowel recognition language VS Consonant recoginition language
日本語は、唯一の母音を中心として認識する言語であり、子音を中心として認識する英語などの他の言語と違うわけであります。
この言語学上の相違が、日本人に対して、英語などの外国語の取得を異常に困難なものにしているわけです。
よって、日本の伝統的な文法中心の語学習得の方法は、非常に非効率であり、日本国民の大部分が、他の学問では、世界の中でも上位の成績を修めているにもかかわらず、英語に関してだけは、世界で下位に甘んじているわけです。
なので、外国語の先生方には、是非とも、母音認識国民に子音認識をさせる学習の方法を発明してほしいわけです。LとRの違いを聞き取れないと、発音することはできないわけです。
そして、ある調査によると、英語の習得時間は、約3,000時間と言われていますが、学生時代の学習時間は多い人でも、2,000時間で、ものにするには、1,000時間足らないと言われています。だから普通に勉強した大学卒業生は、英語が話せないわけです。
日本以外の国の学生は、英語を2,000時間もかけなくてもしゃべるようになっているのだと思います。なので、アジアの国の人も英語がうまいです。同じ母音認識言語のインドネシア語の場合は、日本人でも、たぶん2,000時間以内でしゃべれるようになると思います。
よって、学校で習う時間数で、英語が喋れるように、習得方法を開発すれば、他の言語の習得も短時間でできるようになると思います。ちなみに、アメリカ人がフランス語を習得する必要時間数は700時間くらいだそうです。
なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践 [人事1 組織改革]
なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践
- 作者: ロバート・キーガン
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2013/10/24
- メディア: 単行本
「いくら言っても、人や組織が変わらない理由」日経ビジネス
●リーダーたちは、人材開発に大きな投資をすることで、人間の自己変革の可能性を信じる楽観論を対外的に示している半面、内心では、人間は本質的に変われないという根深い悲観論を抱いている。
●流動性知能: 新しいものを学習したり覚えたりするような、経験の影響を受けることが少ない、むしろ生まれながらもっている能力に左右される知能をいいます。この能力は30歳代にピークに達したあと60歳ごろまでは維持されます。そしてそれ以降は急速に低下していきます。このように流動性知能が老年期以降低下することは、加齢に伴う脳機能変化と関連したもので、いわば正常な老化性変化と思われます。
●結晶性知能:一般的知識や判断力、理解力などで過去に習得した知識や経験をもとにして日常生活の状況に対処する能力です。この能力は、60歳ごろまで徐々に上昇し、 その後は緩やかに低下していきます。しかし、結晶性知能は、70歳、80歳になればなだらかに低下するもののそのレベルは20歳代に近い能力が維待されています。 このことは高齢になっても何かを学び習得することが十分可能であることを示しています。
●知性の三段階の特徴
●昔は、上司の指示に忠実に従う「環境順応型知性(10%)」が最適だったが、今は、「自己主導型知性(80%)」を保有している人物が必要になってきた。よって、これまで以上に高い次元の知性を身につける必要性が出てきたともいえる。そして、一つ上の次元へいく「自己変容型知性(10%)」が求められてくる。
●家族からもフィードバックをもらう「720度フィードバック」
内容紹介
内容紹介
発達心理学と教育学の権威が、変化を妨げる「免疫機能」に迫る!30年にわたる研究と実践のなかで編み出された、究極の変革アプローチ。本書で提示される「免疫マップ」とは、「変わりたくても変われない」という心理的なジレンマの深層を掘り起し、変化に対して自分を守ろうとしているメカニズムを解き明かす手法です。
著者たちは、変革が進まないのは「意志」が弱いからではなく、「変化⇔防御」という拮抗状態を解消できないからだと説きます。