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2040年に何をしていますか? [人事4-キャリアプラン]

 私の同じ歳の友人の多くは、「70いくつかで死にたいし、死ぬであろう」とよく言います。よって、自分が80歳以降生きる前提でのライフプランはあまり持っていません。どうも今の80歳以上の高齢者を見て、その人達に対してあまりポジティブな認識がなく、「そうなりたくない」という気持ちが深層心理にあるのではないでしょうか。

 さて、今から25 年後の2040年、又は平成50年、又は昭和115年、私は80ちょっとの歳になっています。今で言う、堂々の「後期高齢者(75歳以上)」です。

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 2010年時点での生産年齢人口は、1947~49年生まれの“団塊の世代”と、その子どもたちで71~74年に生まれた“団塊ジュニア”が含まれていたこともあって、8.2千万人をキープしていました。しかし、30年後の40年になると団塊ジュニアも定年を迎え、生産年齢人口は5.8千万人に減ってしまいます。

 ざっと計算すると、子供1.5千万、大人(64歳まで)5千万、高齢者3.5千万(35%)の世の中になっているということですね。三分の一が高齢者という世界です。

 こういう世の中になっていると、75歳以上の後期高齢者は2.2千万人(22%)となります。感覚からすると今の65-74歳が13%、75歳以上が12%なので、2040年は、後期高齢者の割合が、今の65歳以上の高齢者の割合くらいになるということです。また、今の19歳以下は18%なので、今の子供の割合より大きいということです。これは、かなりの高齢者大国ですね。65歳以上が、今の子供の割合の倍ということになるので。

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 さて、この頃は、私は、後期高齢者のカテゴリーに入っているのでしょうか。

 この時の80歳代は、後期高齢者ではなく、「中期高齢者」と定義されるでしょうね。そしてその層は、今の前期高齢者と同じような感じで、かなり元気であると想像されます。平均寿命は今より3歳延びて、83歳(男) 90歳(女)だそうです。

 この頃の中期高齢者は死亡も入れて三パターンあると思います。国際的にも日本の高齢者はかなり健康です。上記予測では、2040年の80-84歳の層の生存率は70%なので、それと現在の要介護高齢者の数字を使うと以下のようになります。

1) 心身ともに元気な層 45%

2) 要介護高齢者25% (内 認知症60%)

3) 死亡 30% (現在は40%)

 これが、今から25年後の2040年に私が83歳になった時の私の状況の確率です。まあ、元気な確率は半々だということです。生きている確率は7割です。

 ということは、「多分元気で生きているであろう」という前提でプランを組み立てたほうがよさそうな気がしませんか?

 周りに迷惑をかける「要介護」にはなりたくないので、政治家のように80歳になっても仕事をしているのが一番の予防になるのではないでしょうか。80歳になって会社では雇ってくれないでしょうから、仕事をし続けるには、自ら起業しなければいけないでしょう。

 そうすると、2040年には、元気な人の半分、その世代の四分の一は、起業する人が普通な時代になっているのだろうなと思います。

 ということは、今、考えないといけないのは、「将来、何の起業をするか」と言うことかなと思います。


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