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インド出張 [B1.旅行・出張]

  前回のインド出張が2010年7月なので、3年ぶりですね。そう凄くは変わっていませんが、通りに人が溢れかえっているのは同じです。

  ムンバイ(ボンベイ)のThe Gateway of Indiaに33年ぶりに訪れました。あの時からそんなに月日が経ってしまったのですね(当時は大学生で欧州旅行のTransitで寄ったんですよね)。

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1980年8月                    2013年12月

  なんとなく、「ノラ牛」が増えたような気がしますが。車も増えたかな。

  しかし、この国は、掃除はカーストの一番低い層がするからなのでしょうか。ゴミの量が半端ではありません。皆で掃除すれば、もうちょっと綺麗になるのにな。

  昨晩着いて、6日間6都市(Mumbai,Dehli,Kanpur,Lucknow,Bangalore,Mysore)廻る強行軍です。

 

 


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MOOC ムーク [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

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 ムークって知ってますか?

  ムークって、Massive Open Online Course (MOOC) の事です。
Wikiによると、「WEB上で無料で参加可能な大規模講義のことである。おもにアメリカの大学で運営されており、基本的に無料で参加することができる。各種アプリケーションが開発されており、ビデオ講義を受けるだけでなく、知識確認のための試験問題などを受けることもできます。また参加者のユーザーコミュニティーも用意されており、コース運営側にも有益なフィードバックがかえるため講義運営の効率も向上している。そのため参加者が多いほど効果的な運用が可能となる。MOOC関連WEB技術進歩と、参加者の増加による運営コミュニケーションの発達という二つの要因により、急激に発展している。」と説明されています。
 
  要は、無料Online大学です。Harvardなんかもやっているので、物凄く本格的なんですよね。

  この動き、最近なんです。しかしもうかなりの数にのぼるそうです。現在は49か国、277の組織から約25,000科目が公開されているそうです。アメリカでは、このオンライン教育に学位を与える動きも出ています。

  今、インドでこの記事書いていますが、IITでも、MOOCをやっていますし、学生もこれも使って学習しているそうです。

  先日、経団連の教育問題委員会の集まりで、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)の事務局長さんの話を聞きましたが、日本版MOOCも来年春に日本語で公開される予定だそうです。

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 これは、何を意味するのでしょうか?

  そうです、高等教育のコモディティ化です。大学講座が映画や音楽のようなコンテンツになってきているわけです。また、個人で講座をアップロードして、課金もできるプラットフォームもあります。

  今までは、教育、特に高等教育は、お金がかかるもので、経済的に豊かな人しか受けられませんでした。新興国では、経済的に大学までいけない人はたくさんいます。それが、無料で世界の一流の講義が受けられるようになってきているのです。高価な百科事典購入しなくてもWikipediaが今はあるというのと同じ感覚ですね。

  この革命的動きは凄いと思います。これは、近未来に、高等教育を受けた人が世界中に指数関数的に増えるということと、大学などの高等教育機関が強烈な競争に直面し、崩壊していく可能性が大きいということです。ある大学に多額のお金を払って通学するより、自宅で、無料のHarvardや東大の講義を受けたほうがいいということが起こるからです。

  凄いですよね。家電のコモディディ化と同じことが、高等教育で起こっているわけです。

  こうなってくると、子供に、無料で、ハーバードの講義も受けさせられるし、飛び級もさせてあげるしといろんな環境を与えてあげられる時代がもう来始めているという事ですね。しかも、世界中の人に、同時期にということです。天才の子供の数が増えそうです。

高等教育のオンライン化がもたらす「衝撃の未来」(上)
MOOC革命で日本の大学は半数が消滅する!

高等教育のオンライン化がもたらす「衝撃の未来」(下)
オンライン化が、”日本の学歴”を破壊する


  MOOCは、先進国では、学生より、社会人の学び直しに使われている例の方が多いそうです。これは、皆個人ベースでやっていますが、企業の研修にも積極活用できますよね。25,000科目の中から、その企業に必要とされる知識を、それを必要とされる社員に案内するだけで、社員は、良質な教育をいいタイミングで受けることができますし、企業にとっては、ほとんどコストはかかりません。

  グーグルやSoft Bankは、一般にまで企業研修を公開していますよね。企業研修の無料化も既に始まっています。TEDもその部類ですね。

  こうなると、近未来の人材開発や研修担当の人の仕事の仕方もかわるかもしれません。知識系のところは、こういう講義コンテンツや書籍を、職種、グレードを加味して、いろんな種類のシラバス(学習計画)を提供し、それを習得したら、今、行われているアクション・ラーニングを提供するという形になっていくでしょう。よって、コンテンツの内容に精通していることが、研修担当者のスキルになると思います。


  とりあえず、私も、edXで「Innovation」というMITの講座があるので、このモジュールを受けようかなとか思っています。


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そうだったのか!日本現代史 [D2.日本史・世界史・近未来]

そうだったのか! 日本現代史 (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)

そうだったのか! 日本現代史 (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)

  • 作者: 池上 彰
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/12/16
  • メディア: 文庫
 昭和の歴史が池上さん流にすごくわかりやすく書かれています。430ページで730円は安いですね。成田ームンバイ間のフライト中に全部読めました。このころの歴史は知っているようで知らないこともあり、結構モヤモヤ感があったのですが、かなりすっきりしました。

商品説明

   現代史というものは、自分が実際に見聞きし、体験したことであっても、案外正確には覚えていないものである。それは、知識としてよりは記憶としてインプットされているせいもあるのだろう。したがって、きちんとした史実を示されると、自分がとんでもない勘違いをしていたことに気づかされることも少なくない。
   本書は、日本の戦後を通覧するべく書かれたものだが、戦後まもなくのことについてはもちろん、つい最近のことであってもあらためて気づかされること、認識させられることなどが数多い。とくに政治においては、細川内閣以降連立政権が続き、党派の分裂・合体が相次いでいるため、ほんの少し前に誰がどういう立場でどんなことを言っていたか、忘れてしまいがちである。本書を読んで、そうだったのか!と思うことは随所にある。
   学生運動や労働争議、文部省と日教組との激しい対立などは、今となっては遠い昔の世界のような話である。本書にはある教員養成大学で学生が日教組のことを「にっきょうぐみ」と読んだというエピソードが紹介されているが、ゲバ棒もロックアウトも今では死語に近い。その一方で、公害や基地問題など、いまだに解決を見ていない問題もある。特に公害を隠し続けた企業や行政などの体質は、なんら変わっていない。過去を教訓とし、同じ過ちを繰り返さないために、現代史の検証はさらに深められるべきであり、本書はそのための優れた教科書だと言えるだろう。
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103 books in 2013

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