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選択の科学 The Art of Choosing [D3.心理学・哲学]

選択の科学

  • 作者: シーナ・アイエンガー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/11/12
  • メディア: 単行本
*Indivisualism Index vs Groupism
   US(91),Australia(90), UK(89),W.Europe(60-80),India(48),Japan(46),Russia(39),China(20),Latin American(10-40),Africa(20-30),Guatemara(6)
     Low population density,High Education,Young Generation,Diversified culture
* 90% of Fortun 500 enterprizes introdece 360° feedback survey. Columbia Univ does this to MBA studient,too.
* 認知的不協和の克服;イソップ物語「すっぱいブドウ」、ブドウを取れないときの負け惜しみ「あのブドウはどうせすっぱいにきまっている」 
*平均以上効果;9割方の人が自分は全体的な知性と能力でみて上位10%に入ると考えている。「レイク・ウォビゴン効果」
*2007年の調査によれば、ドイツ人の5人に一人以上が、ベルリンの壁を元に戻したいと考えていた。また自由という選択をもらった旧東ドイツ人の実に97%が、ドイツの民主主義に失望を感じ、90%以上が、社会主義は理論的には優れた思想で、過去の失敗は、単に実行に移す方法がまずかったせいに過ぎないと考えていた。
*シティコープの調査では、同じ業務でもアングロ系、ヒスパニック系、アフリカ系アメリカ人は、自分の意思で選択可能なものとみなす傾向だが、アジア人とアジア系アメリカ人は、選択の自由がないと感じていて、ラテンアメリカ人はその中間。アジア系を除くすべてのアメリカ人は選択の自由度が大きいと感じている人ほど、意欲、満足度、実績のスコアが高い。アジア系は、業務が上司によって決められているという意識が強い人ほど、それらのスコアは高い。前者は身勝手な振る舞いを助長し、後者は停滞をまねく。
*日本人は背景をみる。アメリカ人は個人を見る。
*吊り橋効果;一目ぼれと転落の恐怖は、同じ身体的共通点がある。
*プライミング;条件反射的な連想を促すきっかけを「プライム」といい、それがわれわれの精神状態やその後の選択に及ぼす影響。思い出の歌など。
*マジカル・ナンバー7;7以上の選択があるとわれわれの情報処理能力の限界になる。 
(Synopsis)
Every day we make choices. Coke or Pepsi? Save or spend? Stay or go?

Whether mundane or life-altering, these choices define us and shape our lives. Sheena Iyengar asks the difficult questions about how and why we choose: Is the desire for choice innate or bound by culture? Why do we sometimes choose against our best interests? How much control do we really have over what we choose? Sheena Iyengar's award-winning research reveals that the answers are surprising and profound. In our world of shifting political and cultural forces, technological revolution, and interconnected commerce, our decisions have far-reaching consequences. Use THE ART OF CHOOSING as your companion and guide for the many challenges ahead.
2011年11月27日(日)からNHK教育で放映の始まった「コロンビア白熱教室」のテキストとなっているのがこの本です。 「選択」こそが、人間に活力を与える。動物園の動物は、野生の動物より、はるかに食糧、衛生状態の面でめぐまれているにもかわらず、寿命は圧倒的に短い。たとえば野生のアフリカ象の寿命は56歳ですが、動物園のそれは17歳。動物園の動物には、過剰な毛づくろいや、意味もない往復運動などの神経症状をみせる動物が多いのです。その理由は、野生のときのような、「選択」ができないからだ、ということが明らかにされます。人間だって同じです。英国の20歳から64歳の公務員男性1万人を追跡調査して、さまざまな職業階層と健康状態の比較を行うというものがありました。その結果は、「モーレツ上司が、心臓発作をおこして40代でぽっくりいく」という予想と真逆の結果が出ていたのです。職業階層が高ければ高いほど、寿命は長かった。これらは、職業階層の高さと仕事に対する自己決定権の度合いが直接相関していたことに理由がありました。
「ジャムの法則」はアイエンガー教授が、ドレーガーズという高級スーパーマーケットを舞台に、1995年に行った実験で、「豊富な選択肢は売り上げをあげる」というお店の方針を実証しようとするものでした。ところが、結果は逆、24種類のジャムを売り場に並べたときと、6種類のジャムを売り場に並べたときでは、前者は、後者の売り上げの10分の1しかなかったのです。 この結果が実証的に確かめられると、金融商品のバリエーションから、洗剤などの消費財、はては、コンサル会社のコンサルの方法まで、選択肢を絞ることで、顧客満足をあげるというふうに変わっていったのでした。
4 books in 2011

マーケティングを問い直す時~Harvard Business Review 2011 Oct [D5.マーケティング]

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 10月号 [雑誌]

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 10月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/09/10
  • メディア: 雑誌

お客様の言葉が社員を顧客志向に変える
アダム M. グラント
ペンシルバニア大学 ウォートン・スクール 教授


How Customers can rally your troops

Normally companies give the recogintion to their employees for the motivation by awards etc, however end users can energize your workforce far better than your managers can - outsourcing inspiration.

The art of motivation maintenance

1. [from the management] Long service award, MD award, bonus, i-sparc

2. [from the collegues] Applause,Reflection survey,Internal user survey, Inertnal Face book, birthday cake

3. [from the public] award from institute

4. [from the customer] FGI,Appreciation letter from customer (Call center)

3 books in 2011


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