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サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ [人事4-キャリアプラン]

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 1962年のクレージーキャッツの植木等の歌で、映画にもなりました。私が5歳の幼稚園の頃です。

サラリーマンは気楽な稼業と きたもんだ

二日酔いでも 寝ぼけていても

タイムレコーダー ガチャンと押せばどうにか格好が つくものさ

チョッコラ チョイとパアにはなりゃしねェ アッソレ”

 という歌です。高度成長期に入った頃ですかね。団塊の世代の一つ前の世代の頃の世代が活躍していた時期ですね。私の両親の時代です。学生の頃に戦争を経験している世代ですね。

 暗黒の戦争を経験し、高度な成長の中で昭和を必死で生きてきて、マズローの一番目の欲求段階の「生理的欲求」は満たされ、たどり着いたのは第二番目の「安定・安全」と第三番目の「帰属」でした。第四番目の「承認の欲求」と言う「出世」がくるのですが、そこまで行けない人も当然たくさんいるわけで、「まあ、そこまで贅沢言わなくてもいいのではないの?貧しいながらも楽しい我が家じゃない」という価値観が支持されたのだろうと思います。なので、この歌が支持されました。「日本人総中流意識」という言葉もありましたね。超貧乏な人も、超金持ちの人も見たことないという社会です。まさに「共産主義」でした。

  植木等はこんな歌も歌ってしました(暗記しているってことは、子供ながらしょっちゅう歌っていたという事ですね)。

金のないやつは俺んとこにこい

俺もないけど心配すんな

見ろよ青い空、白い雲

そのうちなんとかなるだろーーう

その後日本はどんどん発展し、結局、なんとかなってしましました。


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