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ほめる文化がヒューマンエラーを減らす [人事1 組織改革]


ほめる文化がヒューマンエラーを減らす!―ハード×ソフト×マネジメント

ほめる文化がヒューマンエラーを減らす!―ハード×ソフト×マネジメント

  • 作者: 中田 亨
  • 出版社/メーカー: 中央労働災害防止協会
  • 発売日: 2014/04
  • メディア: 単行本

  「ほめる文化」についての本かと思い購入しましたが、「作業中のヒューマンエラー」に関する本でした。でも面白い話が載っていました。

  紀元前5~3世紀、中国の戦国時代で最終的に勝ち残った国は秦である。しかし、秦は初めから強国だったわけではなく、むしろ弱小国であった。国土の大半が、西部の辺境地帯に位置していて、中央と比べ技術者や職人の数が圧倒的に足りず、武器も防具も満足に作ることができなかった。これでは戦争に勝てるはずもない。

  秦は「法家」の思想を国政に取り入れた。国政のすべての事柄について、規則を定めて明文化し、公平かつ厳格に適用するという思想である。

  秦は、技術者と武器の不足の解消のために、軽い法律違反をした者に罰として武器や防具を作らせることにした。素人に作らせるのであるから、当然うまくいかない。そこで、教習所を設置して技術を教えた。初心者は速くは作ることができないので、熟練工が制作に要する2倍の期間内で完成させることをノルマとした。完成した製品には必ず製作者の名前を銘じさせ、粗悪品を作ったものに責任を取らせるようにした。技能がきわめて優秀な者や怠慢な者がいれば、その名簿を中央政府に報告することになっていて、人材育成と監督に念入りだったことも分かる。こうして、職人がいないはずだった西の辺境から、強大な軍隊が繰り出されることとなった。

  規則が誰に対しても一定であり、その運用の仕方もシステム的であり、審判の個人的なえこひいきが効かないという状況が、やる気を引き出す上でよいのである。情に頼っても無駄だと分かれば、淡々と仕事に打ち込むしかないのである。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中田/亨
(独)産業技術総合研究所・主任研究員。博士(工学)。安全工学、特にヒューマンエラーの防止について研究を進める。国際電気標準会議(IEC)ヒューマンファクターと機能安全グループ(SC 65A AHG16)に加わり、人的要因と産業安全の国際規格の策定に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1 book in 2015


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第161回 10組ゴルフ [A3-a ゴルフ計画・結果]

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  今年のゴルフも「10組ゴルフ」から始まります。天気は良かったのですが、さすがに寒かったですね。

武蔵丘ゴルフコース 104 F7(50%,OB,P) P1,B3, PT39, I47  GDO:28

SP 9/10(90%) U 1/2 (50%) I5 0/2 (0%) I6 1/4 (25%) I7 5/6(83%) I9 0/1(0%) A 5/8 (63%)

スプーンが最近は一番調子いいですね。逆にロングアイアンが悪く(140-180ヤード)、これがパーオンしない原因です。あと、バンカーショットも今日は駄目でした。

今年1回目

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