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2030年 [D2.日本史・世界史・近未来]

  世代交代の事を考えると、不況や少子高齢化ばかり経験している「人口オーナス期」の世代ばかりで組織が構成される今から15年後の2030年って、日本企業はどういう組織になっているのでしょうか。

  バブル世代も60歳くらいになり、65歳の高齢者は人口の3割を突破した頃です。氷河期世代が50代で部長、役員クラスで、40代のゆとり世代が課長さんクラスですね。その後の30代のさとり世代という層が中堅で、20代の若手は今小学生くらいです、なんと名づけられるでしょうか、「スマホ世代」とかいうんですかね。

  この頃は、組織の人口ピラミッドはやっと山型になっているかもしれません。

  カタイ組織っぽいですよね。石橋を叩かないといけません、バブリーな発想はご法度っぽいです。さとり世代は、若くして世の中の酸いも甘いも知っているんですって。彼らがキーになるかもしれません。あとスマホ世代がどうなるかです。こんだけ今グローバルだ、英語だと言われているし、親はバブル世代だし、雇用延長で非管理職で同じ会社にいるかもしれません。親を反面教師にしてグローバル力は相当あるでしょう。結構いい若手になっているかもしれません。


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オレたち花のバブル組 [D2.日本史・世界史・近未来]

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/12/03
  • メディア: 文庫
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  ドラマ『半沢直樹』(TBS日曜劇場7月7日~)が大ヒットして原作者の池井戸 潤 の本もヒットしているそうで、早速読んでみました。直木賞もとった「下町ロケット」の作者でもあります。作者は1963年で今年50歳なので、バブル世代よりちょい上ですね。

 団塊の世代やバブル世代、氷河期世代、ゆとり世代と日本の企業の組織を構成する社員は世代間で経験してきたものが大きく違います。特にバブル世代は、入社時は超恵まれていて、同期もたくさんいて楽しい若手時代だったですが、その後、中堅になっても後輩は入社してこず、万年若手で、40歳くらいになってやっと管理職になれるかと思いきや、長引く不況でそれもままならずというサラリーマン史上初めての不遇な体験をしているわけです。それで、その理不尽さをサラリーマン史上最高の経験をしている団塊の世代にぶつけている構図の作品ということでしょうか。

 しかし、会社では文句も言えず、組織にぶら下がる負えない状況下の中、小説の世界では、「倍返しだ!」と仕返しをする話が、今の時代になって受けるんでしょうね。

  • 半沢直樹シリーズ
    • オレたちバブル入行組(2004年12月 文藝春秋 / 2007年12月 文春文庫)
    • オレたち花のバブル組(2008年6月 文藝春秋 / 2010年12月 文春文庫)
    • ロスジェネの逆襲(2012年6月 ダイヤモンド社) 
       

    今度の敵は小役人。お前ら、まとめて面倒みてやるぜ!あのバブル組が帰ってきた!

    東京中央銀行営業第二部次長の半沢は、巨額損失を出した老舗のホテルの再建を押し付けられる。おまけに、近々、金融庁検査が入るという噂が。金融庁には、史上最強の“ボスキャラ"が、手ぐすねひいて待ち構えている。一方、出向先で、執拗ないびりにあう近藤。また、精神のバランスを崩してしまうのか……。空前絶後の貧乏くじをひいた男たち。そのはずれくじを当りに変えるのは自分次第。絶対に負けられない男たちの闘いの結末は?!

    前作の「オレたちバブル入行組」から、責任もピンチもパワーアップして帰ってきました。連載時とは結末もキャラクターもがらりと変わり、ほろ苦さも加わったバブル組をお楽しみください。すべての働く人にエールをおくる痛快エンターテインメント小説

     63 books in 2013


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