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あまちゃん と 半沢直樹 [D2.日本史・世界史・近未来]

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  NHKの朝ドラの「あまちゃん」にはまっているんですよね。二週間前からNHKオンディマンドで何げなく視聴したら、はまりました。一話15分なので、続けて観ると話の展開が速く、一日ぶっ続けてみたりしました。今は、もうキャッチアップして、毎日15分という感じです。

  根暗の高校生が、夏休みにお母さんの実家に帰り、海女さんになったり、その地の人気者になります。その流れで、東京へ帰ってアイドルになろうという話です。お母さんも昔の1984年にアイドル目指して家出した経験のあり、一緒に娘を売り出そうと頑張ります。

  お母さん役が、「なんたってアイドル」の小泉今日子なので、ステージママ振りが堂に入っています。大物女優役の薬師丸ひろ子も役と似たような経歴を積んでいるので、彼女たちを知っている世代は、余計に話に没頭できるのでしょうね。

  前半の岩手の田舎での町興し的な話は、震災の事もあり、今の世相を反映しているような気がしました。実際、ドラマの地の、岩手県久慈市は、観光客が昨年の約2倍の69万人も押し寄せ、32億円の経済効果が既にでているようで、まさに、ドラマさながらの様子を見せており、メディアのパワーに改めて驚きます。現地では「アマノミクス」と呼んでいるそうです。方言の「じぇじぇじぇ」というのもスパイスが聞いていいですね。

 主役の能年玲奈もこのドラマでブレイクしましたし、小泉今日子もドラマの中で歌っている曲がヒットし、今年の紅白出場は間違いないそうです。ドラマと現実を視聴者にシンクロさせる新しいマーケティング手法ですね。

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  と友人に「あまちゃん」の話をしたら、「半沢直樹」というドラマにはまっている人も結構いました。それで、観てみると、これもそこそこ面白いですね。

  バブル入社で銀行マンになった半沢融資課長が、5億円の融資とりっぱぐれの責任を支店長に押し付けられるのですが、それを「やられたら、倍返しだ」と果敢に負けずに、5億円を取り戻そうと頑張る話です。これは、水戸黄門のように善玉、悪玉がわかれており、非常にわかりやすい話ですが、半沢が社内でどんなひどい仕打ちを受けようが、負けずに「倍返し」で頑張る姿が痛快で人気を博しているようです(目には目をのハムラビ法典のようなものですね)。

  なんでも子供の間で「倍返しだ」という言葉が流行っているらしいですが、これはちょと、、。

  どちらも、幅広い年齢層に受けているようではありますが、あまちゃんの場合、母親に焦点をあてると、40代のバブル世代が一番リアルタイムで楽しめるのだと思います。

  団塊の世代に次ぐパイをもったバブル世代なので、今後、この世代が流行の中心になるのでしょう。ドラマとか制作しているのも、同じ世代ですし。


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ゆとり世代 [D2.日本史・世界史・近未来]

 「団塊の世代」や「バブル世代」のように「ゆとり世代」という定義があります。

 

 定義ははっきりしませんが、一般的に、初等教育および中等教育においてゆとり教育を受けた世代に対し、一定の共通した特性を持つとして設けられる世代区分としておおむね、1987年4月~1996年4月に生まれた者 (1987年度〜1995年度生まれ、現在17~26歳、高校生以上) だそうです。社会人で言うと2010年入社組から2020年までに入社してくる世代ということでしょうか。次女が25歳なので、この世代にぎりぎり入っているようです。

 この世代の特徴はというと、安定を求める、コミュニケーション力が低いかありますが、海外でよくい「ジェネレーションZ」というデジタルネイティブの特徴と日本では、「失われた20年」という低成長という環境に由来しているもののような気がします。対照的なのが、好景気に影響された「バブル世代」なのでしょう。

 よって、バブル世代課長とゆとり世代新入社員という真逆の環境で育った世代が、職場では、価値観のコンフリクトを起こしているのかもしれません。ゆとり世代のほうが社会貢献などに敏感です。「自己実現」を真剣に考えている世代なのでしょう。


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