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世界最強人事 [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]


世界最強人事 グローバル競争で勝つ 日本発・人材マネジメント

世界最強人事 グローバル競争で勝つ 日本発・人材マネジメント

  • 作者: 南 和気
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/10/10
  • メディア: 新書
 
 
 
 
 
  「グローバル人事」というか国際人事は、私が入さhした1980年代にブームがあり、人事も海外赴するようになってきました。それが1990年頃のバブル崩壊で、日本国内への内向きな人事になり、成果主義、コストダウンへと突き進んでいきました。当時海外赴任者は日本へ帰る場所がなくなり、海外流民のように現地間移動せざるおえなくなりました。
  そして、今の「グローバル化」ブームです。
 
●日本の伝統的な「職能資格制度」は年齢が上がるとそれでけ能力が上がる考え方で年功序列の基礎。海外は「職務等級制度」が基礎で、ポジションに報酬等が決まる。
●グローバルに細かい人事施策を決める必要はないが、基本的な施策ガイドラインはあってもいいかもしれない。たとえば年2回の研修や360度評価等。 
●経営幹部コンピテンシーなどは多言語化すべし。
●選抜研修は、その内容だけでなく、ネットワーク作りや多様性のある価値観にふれるようなメリットが大きい。
●タレントプールは、職種別にもつくるべし。
●社内メンター制度:資格取得を奨励して、それを活用する仕組み。
●社長の言葉を俯瞰図にまとめることもあり。
●公募に落ちた人に「チャレンジありがとう、これに懲りずにまたチャレンジしてくれ」というメッセージを出すべし。+ 
 

内内容紹介

“日本企業が持つ強さ"と“グローバル人事の優れた点"を融合した
日本発・「世界最強人事」の在り方を説く。

(本文より)
企業の中には、グローバル化から取り残されてしまった部門があります。それが人事部門です。
生産、販売、調達、経理といったさまざまな機能がグローバル化し、ビジネスや社会の環境も変化し続ける中で,人事部門だけが大きな変化を経験することなく、今日まで来てしまいました。

日本国内のことしかわからず、日本人の従業員しか使えず、過去から連綿と続く人事制度の運用を主な業務とする。
そんな状況が多くの日本企業で今なお続いています。
では、どうすれば人事部門は変わることができるのか――その一つの道筋を考察するのがこの本の大きな狙いです。

人事制度が遅れているのに、人材が社内にとどまる日本の企業と、優れた人事制度があるのに、人材をとどめておけない海外の企業。


システムは非合理的なのに、「人を雇用する」という点には強みがあるように見える日本の企業と、合理的であるがゆえに、
会社と従業員との関係が希薄になっているように見える欧米の企業──。
その間に「第3の道」はあるのではないか。そう私は考えているのです。
その「第3の道」を模索する方法として、私は、日本的人事慣行を残しながら、グローバル人事の仕組みの導入に果敢に挑んでいる
いくつかの会社の人事部門の方々に直接話を聞くという方法を選びました。
それぞれの企業の人事部門から、それぞれに独自の方法論を学ぶことによって、
私が抱いてきた「謎」が解け、日本の人事が進むべき第3の道が見えるかもしれない。
そしてすべてのピースが揃ったときに、日本企業が持つ強さと欧米流の効率的なグローバル人事の両方の優れた点を融合した、
日本発の「世界最強人事」と呼べるものが見えてくるかもしれない──。

未来に続くそんな道を見つめながら、私はインタビューを開始しました。
 
65 books in 2016 


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