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ファッションフード、あります。 [D2.日本史・世界史・近未来]


ファッションフード、あります。 (ちくま文庫)

ファッションフード、あります。 (ちくま文庫)

  • 作者: 畑中 三応子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2018/03/07
  • メディア: 文庫

アルコール盛衰記

 1970年代

「コンパ」「パブ」の流行で、酒場は若者や女性同士に門戸が開かれ、「養老乃瀧」「つぼ八」「村さ来」「庄や」などのチェーン店がオープンして、酒場の雰囲気が変わった。

ウイスキー全盛

1980年代

日本人は酒を飲みまくり、消費量は1990年の数字は70年の2倍になった。飲み過ぎで、主婦の「キッチンドリンカー」問題も発生。

「カクテル」ブーム(スクリュードライバー、モスコミュール、ソルティドックなど)。→トリピカルカクテル「ポリネシアン・バー」短期間の流行

1980年代初頭~1988年 「カフェバー」→カクテル

第一次焼酎ブーム(1977年~)宝酒造の「純」が焼酎の安物酒のイメージを変えた。

第二次焼酎ブーム(1983年~)「いいちこ」「二階堂」「雲海」「さつま白波」などの本格焼酎ブーム

若者が焼酎を炭酸やジュースとわった「チューハイ」が人気になった。

1984年に缶入りチュウハイ発売。

学生の「イッキ飲み」が社会問題化

1985年、焼酎がウイスキーを抜く。

1987年、「サラダ記念日」→「嫁さんになれよなんて、カンチュウハイ二本で言ってしまっていいの」という文章は、チュウハイの浸透ぶりをうかがわせる。

1989年 バブル真っ盛りには、11月第三木曜日は「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁でフィーバーが起こる。バブルの崩壊とともにフィーバーは沈静化した。

2003年本格芋焼酎ブームの到来

2008年 「角ハイボール」復活プロジェクト 2009年には「角ハイボール缶」ハイボールブームおきる。



内内容(「BOOK」データベースより)



新しくなきゃ、おいしくない!―ファストフードからエスニック料理、B級ご当地グルメやカフェ飯まで、次から次へと登場する新しい食べ物と、『アンアン』『ノンノ』といったメディアや、食のイベントなどから発信される価値観。それらをあわせて情報として消費しては節操なく楽しみ、食べつくす日本社会の姿を、皮肉と愛を込めて描く痛快な文化史!年表付。


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