SSブログ

未来の年表 [D2.日本史・世界史・近未来]

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

  • 作者: 河合 雅司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/06/14
  • メディア: 新書
  今から20年くらい前に将来を考える時期があって、当時「20年後には、65歳以上が四分の一になる」という予想があり、「それなら、定年は65歳になるな」と思って言ました。65歳以上の割合もその通りになりましたし、定年が65歳になった会社はまだ少数ですが、再雇用で今では65歳まで働く事が予想されていたように現実になりました。
 人口に伴う予想はかなり制度が高いです。しかし、そのための準備はそれほどされていないといのが実感ですね。
 「少子化」の原因の一つは、結婚しない若者が増えたそうです。
無題.png
無題3.png
 40歳まで結婚しない人の割合が男性で35%、女性で24%です。男性のほうが多いのですね。しかし、これは結婚しなさすぎますよね。女性の出産可能年齢は、医学の進歩とともに高齢でも大丈夫になってきましたが、40歳以上で出産する人は凄く少ないので、女性の四分の一は出産しないという事です。男女比は半々なので、日本人の四分の一は、子孫を残さない状況になっていると言っていいでしょう。
 これって、別の意味で問題ですよね。人間は、生物として本能的に子孫を残すようにDNAに刷り込まれているはずなのに、それに逆らう現象が現れているという事です。
96958A9C93819695E2E1E2E0978DE2E5E2E6E0E2E3E19191E3E2E2E2-DSXBZO5370608007042013I00003-PN1-2.jpg
 また、高齢化によって、配偶者を無くす世帯も増え、高齢者の独身化も進んでいるようです。人口減なのに世帯数は増えているんですよね。
gn-20170703-08.gif20130909-00027589-roupeiro-002-3-view.gif
 ちょっと世の中が以前と様子が変わってきている言えるのではないでしょうか。飲食業や食品業界では既に「個食化」の動きは顕著なので、「一人飲み」や「冷凍食品」の強化をしています。「一人カラオケ」とかも流行っているらしいです。
 なんとなく、「寂しい」世の中ですよね。それなら、その寂しさを癒すためにさぞかしペットを飼う人が増えているだろうと調べてみました。
env_01.gif
images.png
 増えていますが、ここ10年間は横ばいのようです。犬、猫で2,000万頭ほどなので、既に皆飼っているのでしょうか。猫を飼う人は増え続けているようです。猫の飼育費のほうが犬より4割も安く済むというのと、散歩などさせなくてもよいので高齢者にも買いやすいわけなのだそうです。
●2039年 深刻な火葬場不足に陥る 国内死亡者数がピークに
●東京一極集中は、「医療・介護地獄」を招く
●2942年問題 高齢者が4000万人でピークに(私が85歳時)

<主な内容>
第1部 人口減少カレンダー
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
2018年 国立大学が倒産の危機へ
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる


45 books in 2017

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。