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アジャイル・ソフトウエア開発 agile software development [人事2-コンピテンシー・イノベーション]

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  アジャイルソフトウェア開発は、ソフトウェア工学において迅速かつ適応的にソフトウェア開発を行う軽量な開発手法群の総称である。

  この手法の多くは、反復 (イテレーション iteration) と呼ばれる短い期間単位を採用することで、リスクを最小化しようとしている。 1つの反復の期間は、プロジェクトごとに異なるが、1週間から4週間くらいであることが多い。

   アジャイル開発手法においては、開発対象を多数の小さな機能に分割し、1つの反復 (イテレーション) で1機能を開発する(⇒反復型開発)。 この反復のサイクルを継続して行い、1つずつ機能を追加開発してゆくのである。 おのおのの反復は、小規模なソフトウェア開発プロジェクトに似ている。 各反復では、それまでに開発した成果物に1つの小さな機能を追加する。 計画、要求分析、設計、実装(コーディング)、テスト、文書化といった、ソフトウェアプロジェクトに要する全ての工程を、1つの反復内で行う。 場合によっては、1つの反復内で開発すると計画していたソフトウェア機能を、必ずしも期間内で充分に実現できるとは限らない。 このように時にはうまくゆかない反復もあるが、アジャイル開発手法では、各反復が終了するごとに、機能追加された新しいソフトウェア (ビルド) をリリースすることを目指す。 各反復が終了するごとに、プロジェクトチームは、プロジェクトにおける優先度を評価し直す。

   また、こういう開発では、「A/B分析」というのもよくおこなわれているそうです。黒か白かどっちがユーザーがいいのかわからない場合、ある一定期間づつ、黒と白でテストして反応を見て最終結論をだすというやり方です。GoogleはGoogle Analyticsで,そういうことをWeb上で解析できるようにしています。

  こういう高速の仕事の進め方をソフト開発以外に応用できないものでしょうか。仕事の基本的な進め方は、中期計画をつくり、それから年間計画、月間計画へと落していき、毎月PDCAを回して目標達成に向けて業務を遂行するというものです。

  これには、完璧な中期計画の作成が前提条件になります。環境が激変するような職務ですと、この中期計画自体がすぐ陳腐化して、月間計画を達成することも難しい局面に陥ったりします。また、この中期計画作成自体に膨大な時間と労力がかります。

  環境が激変するような職務では、中期計画は、いつも環境に合わせて修正するようにするとどうでしょうか。もちろんMission,Visionや最終目標は、不変なのは言うまでもありませんが、それを達成する作戦は常に修正するほうが現実的ですし、目標達成の近道と思います。よって、毎月のように少しづつ変えるべきところは変えて、いつでも最新の中期計画があり、皆に共有されている状態で業務を遂行するということです。こうすれば、リーダーは、常に中期的な戦略のフレーム・ワークが頭にあり、大きなダイレクションを見失わずに、細かいところの修正をいつも行えると思いますし、チームもその変更を全体の中期の中での位置づけで把握できるので、歩調が乱れることはないと思います。 


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