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研修効果測定の基本 Evaluation Basics [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

研修効果測定の基本~エバリュエーションの詳細マニュアル~(ASTDグローバルベーシックシリーズ)

研修効果測定の基本~エバリュエーションの詳細マニュアル~(ASTDグローバルベーシックシリーズ)

  • 作者: ドナルド・マケイン
  • 出版社/メーカー: ヒューマンバリュー
  • 発売日: 2013/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
Evaluation Basics (ASTD Training Basics)

Evaluation Basics (ASTD Training Basics)

  • 作者: Donald V. McCain
  • 出版社/メーカー: Amer Society for Training &
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: ペーパーバック

 「研修の中で獲得された知識やスキルの80%以上が実際の業務で十分利用されておらず、組織的なトレーニングや開発への投資の大部分は無駄使いされている」といわれているそうです。広告業界でも「広告の半分は無駄だが、どっちの半分かわからない」と言われています。

 それで、研修効果を測定しようという話になるんですが、一番有名なのが、「カーク・パトリック・モデル」や「サクセス・ケース・メソッド」です。こういうモデルを使って、どのデータで、測定するかなどを突き詰めていくと、「この研修はそもそも何のためにやっているのか」と担当者がよく理解できるので、突っ込んで考えるべきだと思います。

 また、研修後に追跡で、フィードバックを調査すると、その調査自体が、いいフォローになって、研修効果を上げるともいわれており、そのフィードバックも研修の一環としているベンダーもいます。http://nasser.blog.so-net.ne.jp/2013-04-12-1

 ティップとしては、研修後に何か机上に置くような記念品をあげると、それ自体がリマインダーになる効果もあるそうです。

内容紹介

研修の効果測定が必要と思いながらも、やり方がわからない、取り組むのが難しいと感じている方に、効果測定の基本的な理論と方法を紹介する実務書です。

具体的には、学習の4段階評価モデル(反応、学習、応用、ビジネス成果・ROI)に沿って、それぞれの段階の評価を実施するメリット・デメリット、評価項目、測定方法などについて、わかりやすく説明しています。
また、詳細な実施方法以外にも、関係者とのコミュニケーションの方法、事前に効果測定の結果の活用方法を計画し、研修プログラムとの整合性をもたせる方法についても解説しています。

実施のポイントや実際に活用できるツールも豊富に提供されているので、初めて効果測定を導入する方は簡単に始めやすく、すでに実施している方も自分が行っている効果測定を見直すきっかけになると思います。

※ 本書はASTDが刊行しているベーシック・シリーズを翻訳した「ASTDグローバル・ベーシック・シリーズ」の第5冊目にあたります。このシリーズは、米国を中心とする企業で使われている人事・人材開発の言葉や概念を日本で人材育成に携わる方々に紹介することを目的としています。


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