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K1 WORLD GP 2006 決勝 結果 [A4.少林寺拳法・格闘技観戦]

    

   先日、折角、予想したので、試合を見ながら、結果をレビューしたいと思います。

1回戦

1)アーネスト・ホーストvs ハリッド"ディ・ファウスト"
ちょっと前のホーストなら、こういう新人はあっというまにKOでしたでしょうが、やはり歳には勝てず、大苦戦すると思います。最悪のシナリオは、ラッキーパンチがあたり、ハリッドのKO勝ちになることですね。ラッキーパンチがあたらなければ、判定でホーストの勝ちでしょう。

→こちらの試合から始まりました。1ラウンドは、ハリッド動きがいいですね。ホーストがスリップダウンを2回もするなど、ハラハラさせます。2ラウンドは、放送されず、いきなり3ラウンドでしたが、ハリッドの動きはいいままでした。3ラウンドではやはり決着がつきません、1-0でドローです。延長戦は、ホーストのテクニックで勝利という感じでした。しかし、ハリッドはいい選手ですね。今後は伸びるでしょう。 延長ホーストの3-0で判定勝。予想的中。

2)セーム・シュルト vs ジェロム・レ・バンナ
いきなりの好カードですね、実質の決勝戦という感じです。セーム・シュルトは、巨人の割には、身のこなしも軽いのですが、技的には、まだ進化中というきがします。バンナは、もう旬が過ぎようとしているので、今回は勝ってもらいたいですね。しかし、前回のチェ・ホンマンとの戦いのように、「巨人」はやっぱり強いです。観ているほうは、つまんないですが、、。3ラウンド、フルに戦って、かろうじて、バンナの判定勝ちというところですかね(かなり私情もいれて)。

→やはり、シュルトは大きいですね。バンナのパンチが全然あたらない1ラウンドです。2ラウンド終盤で、シュルトの左ハイがはってバンナなんとダウンです。3ラウンドもバンナの間合いにはいれません。3-0の判定でシュルトの勝。これは、ちょっとショックですね、バンナでもこういう巨人にはがたたないのであれば、チェ・ホンマンとかシュルトが今後はかっていくでしょうね。今日はたぶん、シュルトが怪我さえしなければ、優勝でしょう。しかし、バンナ残念。この試合を境にK1ヘビー級は新しい「巨人時代」に突入するでしょう。

3)グラウベ・フェイトーザ vs ルスラン・カラエフ
なんか急に強くなった感のあるグラウベといつも元気なルスランとの試合もなかなかおもしろいと思います。1,2R、がんがんファイトして、3Rにおたがい疲れてきたところでの、グラウベの蹴りによるKOと予想します。

→ルスランは20歳代なんですね、動きがすごくいいです。しかし、グラウベのハイできまりました。予想より早い1R、KOでした。

4)レミー・ボンヤスキー vs ステファン"ブリッツ"レコ
レコは、5年前に新高輪プリンスホテルのロビーで偶然見ました(彼らは、このホテルが常宿みたいですね)が、そんなに大きくもなく、ヘビー級としては、こがらな印象がありましたね。レコは、昔からでているのですが、なかなか勝てませんよね。今回もレミーの2R、KOだと思います。

→1ラウンドで2回もレコによる反則の金的です。相当痛かったらしく、ダメージが見た目もわかります。レコにはイエローカード。2ラウンドは放送されず、3ラウンドは、レミーのカウンターパンチがはいり、3-0でレミーの判定勝。まあ、予想とおりです。しかし、レミーは、後遺症がのこり、リザーブ戦で武蔵をあっさりとKOしたピーター・アーツの登場となりました。

準決勝
5)グラウベ・フェイトーザ vs ピーター・アーツ
レミーは技術も攻撃性もあり、強いファイターだと思いますが、シュルトを苦手としており、前回の彼との試合はぶざまな負け方をしました。グラウベもシュルトと同じような体型、攻め方なので、「巨人」がダメなら、グラウベも苦手ということになります。グラウベの判定勝ち。

→ピーターの登場は予想もできなかったですが、やはりグラウベではないでしょうか。1ラウンドはグラウベのいいハイがきまりました。昔は、ピーターの専門だったんですがね。2ラウンドは、ピーターがパンチでKO。昔のピーターが戻りましたね。うーん、すごい36歳ピーター!!

6) セームシュルト vs アーネスト・ホースト 
バンナは、ホーストを苦手としていますが、バンナが勝つでしょう。KOはちょっと無理かもしれませんね。判定勝ちというところでしょうか。1)2)の試合結果がどいうであれ、1)の勝者が決勝にいくでしょう。つまり、バンナかシュルト。

→予想はバンナでしたが、シュルトでも、彼が勝つでしょう。やはり、ホーストも間合いにはいれません。おもしろくないですね。シュルトも豪快にKOできないならチェ・ホンマンと同じで大きいから判定でかっただけになります。3-0でシュルトの判定勝ち。ホースト、23年間、ご苦労様でした!

決勝
7)セーム・シュルト vs ピーター・アーツ 
これで、バンナが、豪快なKOで勝てば、非常にすっきりした結果になるのですがどうでしょうか?バンナでなくシュルトだったら、また去年のようにグラウベがKOされて、去年と同じ結果になり、かなりしらけたことになります。

→バンナもホーストも負けましたが、ピーターが突然参戦してきました。こうなったら、ピーターを応援です。ピーターがんばれ!   ピーターの動きはすごくいいです。バンナも応援しています。ホーストやベルナルド、アンディも応援しているような気がします。2ラウンド、ピーターが、ひざでダウンしてしまいました。おしい。3ラウンドは、ピーターががんがん攻めますが、やはり、シュルトは大きい。3-0でシュルトの判定勝。

よって、今回は、準主役のアーネスト・ホーストがハリッド"ディ・ファウスト"を豪快なKOでたおし、準決勝でジェロム・レ・バンナと死闘を演じ、お互いダウンしたりしながら、くしくも僅差の判定負けで、K1最後の試合をしめくくる。決勝は、主役のジェロム・レ・バンナが、グラウベ・フェイトーザかレミー・ボンヤスキーを壮絶なKOでかざり初優勝し、男泣きをする。最後は、ホーストとバンナがお互いをたたえながら握手をするというのが、今回、私にとっての、気持ちのいい結果です。

→ピーターの参戦で、はからずも新旧対決となってしまいました。最後、ピーターが勝ったら、映画のような結末だったですが、そうはなりませんでしたね。しかし、時代が変わったのを目撃しました。

  でも、シュルトもチェ・ホンマンもがんがんKOができないとおもしろくないK1の始まりになりそうですよ。


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