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大前研一 稼ぐ力をつける「リカレント教育」 [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

大前研一 稼ぐ力をつける「リカレント教育」(誰にも頼れない時代に就職してから学び直すべき4つの力) (OHMAE KENICHI RECRUIT EDITION)

大前研一 稼ぐ力をつける「リカレント教育」(誰にも頼れない時代に就職してから学び直すべき4つの力) (OHMAE KENICHI RECRUIT EDITION)

  • 作者: 大前研一
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2019/06/13
  • メディア: 単行本
まあ、ランニングだって走り続けないと走れなくなります。学びもおなじですよね。

内容紹介

令和の時代を迎え、大前研一氏がもっとも訴えたい
テーマの1つがこの「リカレント教育」です。
リカレント教育とは、社会に出てから10年おきに
「学び直す」ことを意味しますが、大前氏が
強調するのは、稼ぐ力をつけるための学び直しです。
社会の急速なデジタル化により、大学や大学院で
学んだことも一瞬で陳腐化してしまう時代です。
このままでは定年まで乗り切ろうとする発想では
生き残れません。
リカレント教育の意義、答えのない時代に
求められる自ら答えを見つけ突破力をつける
生き方がわかります。

まえがき
第1章 人工知能時代の「リカレント教育」
日本政府がリカレント教育に目をつけた理由
「生涯現役」を前提とした学ぶ姿勢
低欲望社会化が進めば、日本は没落国家になる
キャリア全体にわたってなされるもの
人工知能に負けない人材を育てる
解雇規制の緩和を進めることができない
「同一労働同一賃金」で世界の逆を走る
世界で戦える人材を目指せ

第2章 デジタル時代に不可欠な「リカレント教育」
専門性なきホワイトカラーが溢れる
今いる人材を「稼働させよう」とする日本企業
ハイブリッド技術は生き残れるか
完全自動運転を目指す各自動車メーカー
「所有」から「シェア」に流れる市場
プラットフォームに淘汰される日本の自動車メーカー
五年先の展望さえ描けない
日本の銀行の危機的状況
一人一億円でリストラを実行した三越伊勢丹

第3章 「リカレント教育」で日本の教育は変わる
社会人のニーズに応えることができない大学
社会人の学び直しの場と考えていない
東京大学が世界大学ランキング四二位
日本の論文は引用されない
ノーベル賞が日本から出なくなる日
「図書館をつくれ」と言う役人
古いアカデミック重視が招いた教員不足
文部科学省が定める教育方針の限界
セオリー・オブ・ナレッジ
厳しい審査をクリアできる教員の条件
使えない大卒者を増やしてはならない
「稼ぐ力」こそ、最高の貯金

第4章 北欧、ドイツの「リカレント教育」先進国から学べ
リカレント教育発祥の地 スウェーデン
リカレント教育の文化がH&Mを生んだ
グローバル企業を生み出すフィンランド
幼少期からの起業家教育
デンマークの「雇用制度・労働市場」
「EUの優等生」に変貌したドイツ
大企業が担う社会的教育機能
フォルクスワーゲンの教育
ファーウェイの社員教育
世界の潮流と逆を走る日本


第5章 「リカレント教育」で構想力を育てよ
「見える化」が日本人を伸ばす
年代によって異なる学び直すべきこと
「構想」を生み出す力
育てるべきは「構想力」
「新省庁」を設置すべき
ピラミッド型組織を刷新したシャープ
三〇代の起業家を次々に輩出するリクルート
うまく事業転換できているリクルート
事業成長と人材成長を好循環させるサイバーエージェント
挑戦する企業文化を育てる「新卒社長」
若手社員には徹底的な鍛錬を施す
「コア人材」と「ノンコア人材」を分けて育てる
六〇代の学び直しは、生涯現役への架け橋
退職後の起業で東証一部上場
加山雄三氏の胆力

4 books in 2020

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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)

  • 作者: 山口 周
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/07/19
  • メディア: 新書
これからは、MBAでなくMFA(Master of Fine Arts)だそうです。
●文学を読むー自分にとっての「真・善・美」を考えるにあたって、最も有効なエクササイズ。

商品の説明 

◎もはや論理的思考・MBAでは戦えない……
◎「直感」と「感性」の時代
◎組織開発・リーダー育成を専門とする
コーン・フェリー・ヘイグループのパートナーによる、
複雑化・不安定化したビジネス社会で勝つための画期的論考

【本文より】
グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、
あるいはニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに
参加するのは、こけおどしの教養を身につけるためではありません。
彼らは極めて功利的な目的で「美意識」を鍛えているのです。
なぜなら、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、
いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な
世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、
ということをよくわかっているからです。
では、そのように考える具体的な理由はなんなのでしょうか?

【小見出し抜粋】
名門美術学校の意外な上顧客/「論理」と「理性」では勝てない時代に/
「直感」はいいが「非論理的」はダメ/哲学を鍛えられていた欧州エリート/
クックパッド紛争は「アート」と「サイエンス」の戦いだった/
アカウンタビリティは「無責任の無限連鎖」/
千利休は最初のチーフクリエイティブオフィサー/
経営者はなぜデザイナーに相談するのか?/エキスパートは「美意識」に頼る/
全てのビジネスはファッションビジネス化する/
なぜマッキンゼーはデザイン会社を買収したのか?/
システムの変化にルールが追いつかない世界/
エリートを犯罪から守るための「美意識」/マインドフルネスと美意識/
「偏差値は高いが美意識は低い」という人たち

【著者紹介】
山口周(やまぐちしゅう) 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、
同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、
ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・
人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。
現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、
組織開発、人材/リーダーシップ育成。
著書に『グーグルに勝つ広告モデル――マスメディアは必要か』
(岡本一郎名義)『天職は寝て待て――新しい転職・就活・キャリア論』
『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』
『外資系コンサルの知的生産術――プロだけが知る「99の心得」』
(以上、光文社新書)、
『外資系コンサルのスライド作成術――図解表現23のテクニック』
(東洋経済新報社)など。神奈川県葉山町に在住。

3 books in 2020

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ハイコンセプト [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2006/05/08
  • メディア: 単行本
14年も前の本なのですね。最近の本かと思うくらい、今に合う話です。


①この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
②この仕事は、コンピューターならもっと早くやれるだろうか?
③自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?


●これからは、「カンニングOK」の社会になる。答えがない事だらけになるから。

●ベートーベンは理屈っぽい曲で左脳型、モーツァルトは純粋無垢の右脳型。

●18C「農業の時代(農夫)」19C「工業の時代(工場労働者)」20C「情報の時代(ナレッジワーカー)」21C「コンセプトの時代(創造する人、他人と共感できる人)」

●デザイン専門誌にふれる

●質のいい短編を読む One Story

●もし、自分の口座に2000万ドルあり、しかも、あと10年も生きられないとしたら、今やっていることをやり続けるだろうかと自問してみなさい。

2 books in 2020

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