欲求段階説 [人事1 組織改革]
① 生理的欲求、②安全の欲求、③所属と愛の欲求 、④承認(尊重)の欲求、⑤自己実現の
欲求の5段階あると言っています。
「生理的欲求と安全の欲求」は,人間が生きる上での衣食住等の根源的な欲求,「所属の欲求」とは,他人と関りたい,他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求で,「承認の欲求」とは,自分が集団から価値ある存在と認められ,尊敬されることを求める認知欲求のこと,そして,「自己実現の欲求」とは,自分の能力,可能性を発揮し,創造的活動や自己の成長を図り、他人のために尽くしたいと思う欲求のことです。
同じように、会社で働く人々の「欲求段階説」を考えてみました。
① 安心・快適感(の欲求)②楽しさ実感 ③達成感 ④成長実感 ⑤責任感です。
「安心・快適感」は、やはり、健康(事故もない)で、快適なオフィスで、長時間労働もハラスメントもなく、ダイバーシティも尊重されているという欲求ではないでしょうか。「楽しさ実感」は、会社に行くと、皆が感謝をしめしてくれたり、上司にも気軽に「~さん」と言って話しかけられ、自由な服装で、時々ファミリーデーや社内イベントもあったりして、楽しく仕事ができ、毎朝、同僚に会うのが楽しみな環境への欲求です。「達成感」は、結構難しい仕事にいつもチャレンジして、それを成功させ、それに対してちゃんと評価され、報酬もそれに伴っているという欲求です。「成長実感」は、自分の成長が実感でき、キャリアも見えてくる状態です。「責任感」は、ここまで行ったら、もう自分は会社にとってなくてはならないというオーナーシップが芽生えてくる状態です。
マンガ 営業力100本ノック [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]
この本は、営業という仕事に就いたビジネスパーソンの方が、自信を持ち、やりがいを感じながら働くのを手助けしたいと思ってつくりました。営業とは、ただものを売る仕事ではありません。顧客のニーズを知り、人間関係を築きながら商談を進めたり、自ら企画を提案したりして価値創造をする仕事です。間違いなくやりがいがありますが、なかなかたいへんな仕事でもあります。その中で、営業にかける自分の「思い」を大切に育てながら、仕事に取り組むにはどうしたらよいのかを解説します。
私は2017年に、日経文庫『営業力100本ノック』という問いかけ式の本を出し、おかげさまでご好評をいただきました。新書判のハンディな本ですが、それよりさらにもう一段、やさしい、捕球しやすいノックの本がほしいという声を数多くいただきました。そこで、マンガとノックを組み合わせたこの本をつくることにしました。
マンガの登場人物は様々な業種の営業の現場で、問題に直面し、悩み、解決しながら、仕事にかける「思い」を育てていきます。そのストーリーを読んでから、続く問いかけ式のノックでは、「自分はどうか」とふりかえって考えてください。どのように考えたらよいのかや、それを考えることにどんな意味があるのかも解説していきます。100本ノックをこなせば大きく成長できるはずです。
この本を読んだあなたが自信をもって営業の最前線にのぞみ、将来のリーダーを目指すきっかけになれば著者として一番の喜びです。
ORGANIZING FOR LEARNING [D4.経営戦略]
Organizing for Learning: Strategies for Knowledge Creation and Enduring Change
- 作者: Daniel H. Kim
- 出版社/メーカー: Pegasus Communications
- 発売日: 2001/01/01
- メディア: ペーパーバック
内内容紹介
Designed for executives and front-line managers alike, "Organizing for Learning" is structured around three major themes: Organizational Learning and Knowledge Creation, The Power of Theory, and A Systemic Approach to Creating Enduring Change.
Through his insightful and systemic exploration of these topics, author Daniel Kim offers concrete ideas and suggestions for building a work culture where learning can thrive.
著著者について
Daniel Kim is a co-founder of the MIT Center for Organizational Learning (now the Society for Organizational Learning) and an internationally recognized leader in helping managers apply the power of organizational learning and systems thinking to complex corporate issues.