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「つながり」を突き止めろ [人事2-コンピテンシー・イノベーション]

 

「つながり」を突き止めろ 入門!ネットワーク・サイエンス (光文社新書)

「つながり」を突き止めろ 入門!ネットワーク・サイエンス (光文社新書)

  • 作者: 安田 雪
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: 新書

●ネットワーク・サイエンスは、米国陸軍研究所において、テロリストの割り出しのために官給されている。

●電子メール送受信データで社内ネットワークが俯瞰されるが、プライバシーなどの問題で容易ではない。しかし、日立とコクヨが組んで、企業の情報伝達システムの運用、フロアレイアウトの変更提案などと抱き合わせた、組織改善コンサルティングも始まった例もある。費用は、一件、1,000万円。他にフジゼロックス、IBM,野村総合総合研究所。

●メール分析では、ハイパフォーマーほどポジティブな言葉を多用している。また、「お願い」表現と「感謝」表現の二つが行き来している人同士を結ぶと信頼・協業ネットワークがみれる。そして、ハイパフォーマーは、そのブローカー(仲介者)となっている。

●スモール・ワールド現象small world phenomenon:知り合い関係を芋づる式にたどっていけば比較的簡単に世界中の誰にでも行き着くという仮説である。あえて日本語にすれば(広いようで)「世間は狭い」現象である。6名と言われている six degrees。

●エイズ撲滅キャンペーン;「カレシの元カノの元カレを知っていますか」

●新型インフルエンザの感染もネットワークによる。

●人間関係認知能力

著者について

安田雪(やすだゆき)
関西大学社会学部教授。1963年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。コロンビア大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。東京大学ものづくり経営研究センターなどを経て現職。組織や社会集団を中心に、分野横断的にネットワークの構造と影響を考察する「社会ネットワーク分析」に四半世紀、従事。理工系研究者、企業との共同研究も多数。関係構造の解析以上に、見える化した関係の解釈と、その見えざる影響力の解明に力を注ぐ。2008年より京都在住。著書に『ネットワーク分析』(新曜社)、『人脈づくりの科学』(日本経済新聞社)、『大学生の就職活動』(中央公論新社)など。
 
7 books in 2014


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人脈づくりの科学 [人事2-コンピテンシー・イノベーション]

人脈づくりの科学 「人と人との関係」に隠された力を探る

人脈づくりの科学 「人と人との関係」に隠された力を探る

  • 作者: 安田 雪
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本

●社会人で、自分の仕事の効率を下げている人は「上司」という答えが一番で、若い人ほど多い。

●日米とも、同じ派閥などのネットワークよりも、「分散的多様性ネットーワーク」を持っている人のほうが評価される。

●「シンプソン係数」自然言語処理における係数の一種で、XというキーワードとYというキーワードが同じページや同じ文書内で出現する(共起する)場合の頻度の強さを表現する指標として使用される係数のことである。主にWebなどの大規模文書において採用されている。

 例えば、検索エンジンを使って「りんご」「みかん」と検索した場合、仮に「りんご」というキーワードの検索結果が5,830,000件、「みかん」というキーワードの検索結果が5,370,000件、「りんご みかん」という検索条件の検索結果は1,970,000件ヒットしたとする。この場合、「りんご」と「みかん」に関するシンプソン係数は、以下のように求められる。simpson(X,Y) = 1970000/min(5830000, 5370000) = 0.366852886なお、一般的には、シンプソン係数が高ければ高いほど、両方のキーワードの相関関係が強いと推定される

内容(「BOOK」データベースより)

「遠くにいる人」ほど、役に立つ。つながる数よりも質が重要、よく会う仲間よりもたまに会う人が支えになる―ネットワーク分析で解き明かす、最も効率的な人間関係の築き方。
 
6 books in 2014


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