ランレッスン [A1-a ランレッスン&トレーニング実績]
足首から膝の間(脛等)の痛みが出るということで、着地でお尻を使う意識をレッスンしました。
ランニングで一番身体に負担がかかるのは着地の時です。
多くのランニングの故障は着地の繰り返しで、筋肉に負担がかかるのが原因です。
足首から膝の間(脛等)の痛みが出るのは、着地で足首を使っている(無意識のうちに)が原因と考えられます。
足首、膝はリラックスして、着地衝撃を受ける(受け流す)のが良いのですが、この動きは意識して行うのが難しいので、着地をお尻で受ける意識をするのがやり易いです。
■お腹に意識を入れるエクササイズ
お尻(股関節)を上手く使うには、お腹の奥に軸を作る意識が大事です。
(1)お腹の意識を入れるエクササイズ
①立ち姿勢を作ります
②お腹全体を凹ませます
③丹田に意識を置きます
④一旦リラックスします
⑤上記②~④を3回繰り返します
(2)体幹を意識した姿勢を作る
①立ち姿勢を作ります。
②お腹全体を凹ませます
③丹田に意識を置き、意識を鳩尾に伸ばします
④踵を上げ下げし、下げた時に、丹田・鳩尾の軸で衝撃を受けます
■お尻に意識を入れる
(1)片足でのスクワット(壁にもたれて行う)
①壁の右側に立ち、左手で壁に軽く触れます
②左足を軽く持ち上げ、後ろに下げてバランスをとります
③上体を前に倒しながらお尻を後ろに突出し、右膝関節を軽く曲げます
※股関節を曲げた時にお尻を使う意識をします
※膝を前に出さないスクワットのかたちです
④戻します
⑤上記②~④を10回程度繰り返しお尻を使う意識を入れます
※逆側も同様に行います
■お尻を使う意識のウォーキング
ランニングの着地は「足関節」「膝関節」「股関節」を使います。
この中で「股関節」の動きは非常に大事ですが、上手く使えないランナーが多いです。
ランニングで股関節(お尻)を使うのは最初は難しいのですが、意識を続けていれば使えるようになります。
①上体を前に倒しお尻を後ろに突出し中腰の体勢を作ります
②軽く膝を前に出さないスクワットを行い、お尻を使う意識を入れます
③その意識のままお尻を意識してウォーキングに入ります。
普段歩く時も、お尻を使うウォーキングをすると、ランニングの時に、お尻が使い易くなります。
■お尻を使うランニング
意識としては「へっぴり腰」でOKです。
着地でお尻を使うイメージ、足首、膝はリラックスする感じで走ってみてください。
今回のレッスンで良いイメージを掴めたようですので、この感覚で楽に走ってみてください。
効率的なランニングの動きをレッスンしました
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