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新聞社崩壊 [【F.広報】]

新聞社崩壊 (新潮新書)

新聞社崩壊 (新潮新書)

  • 作者: 畑尾一知
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/02/15
  • メディア: 新書
新聞社も書店と同じく、ネットの時代には、変わらないと存在は厳しいですよね。
2015年のデータでは、新聞社は91社で、読者は37百万人、売上は1兆8千億円 営業利益は660億円で営業利益率は3.7%。読者はこの10年間で25%減だそうです。
この本は、販売店の存在の危機を謳っています。以前は私も新聞もって電車で読んでいましたが、最近は全然見かけませんね。皆、ネット版新聞を読んでいるか、新聞の購読はもうやめて、Yahoo Newsとかで済ましているようです。ネットが使えない高齢者がいなくなれば、紙の新聞の需要はなくなるでしょう。紙の新聞購入者が少なくなれば、販売店はなくなり、配達は宅配業者に委託するというようになるのかもしれません。
そして、若者を中心に新聞を購読しない人達も増えているようですね。キラーコンテンツだった新聞欄は、もうテレビ自体にEPGといって番組表が入っています。株価や天気予報などはスマホのアプリのほうが優れています。速報性のあるニュースは、それこそネットがリアルタイムで発信しています。そうすると新聞に何が残るかというと、ニュースに独自の新聞社の鋭い視点での見方を示すことだと思います。問題は、それがどのくらいあるのか、そしてそれに毎月4千円近くのお金をだすかと言う事です。
これは、正直厳しいと思います。新聞社の数は激減すると思います。

内内容紹介

元朝日新聞販売局の部長が、全国43紙を徹底分析!

10年で読者が4分の1に減り、売上はマイナス6000億円。新聞業界の地盤沈下が止まらない――。
限界を迎えつつあるビジネスモデルを、元朝日新聞販売局の部長が徹底分析。独自データを駆使した全国43紙の経営評価からは、生き残る新聞社と消えてゆく新聞社の姿がはっきりと見えてくる。「なぜ新聞代は高いままなのか」「〝押し紙〟というタブーとリスク」「スクープで部数は伸びない」「デジタル化がもたらす功罪」など、記者が知らない新聞販売の窮状と未来をレポート。


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