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最高の社風のつくり方 [人事1 組織改革]

マッキンゼー流 最高の社風のつくり方

マッキンゼー流 最高の社風のつくり方

  • 作者: ニール・ドシ
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2016/07/28
  • メディア: 単行本

Primed to Perform(この本のサイト)

●総合的動機 Total Motivation=ToMo

●キャンセル効果:何かの行動に対して報酬を与えると、キャンセル効果が働き、与えないとその行動をしなくなる。

●コブラ効果:コブラを駆逐しようと、コブラの死骸を買い取るようにしたところ、コブラを養殖し始めつやつがでてきた。たとえば、販売コンテストに勝つために、顧客や会社の利益にならない手段を使うことが出てきたりする事などである。

●ダンバー数:人間コミュニティの最大規模は150人(→50人→15人→5人の単位が最適)

内容紹介

社員が生き残りをかけて同僚と戦うか
それとも勝つために競合他社と戦うか
それを決めるのは「社風」だ!

多くの企業や組織は、社風を築き、保持し、強化するのに大変な苦労を重ねている。
それらの組織のリーダーたちは、社風について心理学的観点に立つ系統的な知識を持たないために、直感に頼るか、あるいはよその社風をまねるしかなかった。
しかし、アップルやサウスウエスト航空、ザッポス、リッツ・カールトンの社風をまねても、
借りものの社風は一貫性に欠け、結局は、まがい物にすぎない。
ほとんどのビジネスパーソンは、社風や組織文化が重要だと知っていながら、
それらを築くには「秘術」が必要で、うまくいくのはほんのひと握りの天才的な人だけだと思い込んでいる。

本書は、その「秘術」の背景にある科学を明らかにする。
著者らは、過去1世紀に及ぶ研究を土台としながら、20年にわたって調査と研究を重ねてきた。
対象は、プログラマーやコンサルタント、教師、投資銀行のファンドマネジャーから、
サウスウエスト航空やアップルストア、スターバックスといった伝説的な社風を持つ企業の第一線に立つ社員まで、
数万人に及ぶ。
その結果、優れた社風や組織文化を築く秘術は、見事なまでにシンプルな科学から成り立っていることを解き明かした。
さらに、世界中の国々で、この科学が通用するかどうかを試し、効果を確認してきた。
これまで社風はあいまいでわかりにくいものとされてきたが、著者たちが編み出した「社風の科学」を活用すれば、
企業のリーダーは社風の強度を測定し、弱い部分と強い部分を見極め、組織文化に変革を起こし、
自ら伝説的な社風を築くことができるようなる。その社風のもとで、社員たちは躍動し、
これまで決して見せなかったほどの高いパフォーマンスを発揮するようになっていく。

著者が開発したのはトータルモチベーション指数(ToMo指数)。簡単な質問にいくつか答えて集計すると、
社風を数字で可視化することができる。
ToMo指数を用いれば、自社の組織文化のどこが強みでどこが弱点かが明らかになるので、
自社の社風を改善していくことが可能となる。

ちなみに、さまざまな企業のToMoを調べていくと、称賛に値する社風を持つ企業のToMo指数は、
総じて同業他社の平均より約15点高い。

・アップルストアは、同業他社の平均より14点高い。
・ノードストロームは15点高い。
・ホールフーズは14点高い。
・スターバックスは18点高い。
・サウスウエスト航空はライバル社より14点高い。

15点の差があれば、従業員も顧客も違いをはっきり感じることができる。

53 books in 2016


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