サッポロ一番を創った男 [D4 食品業界]
1958年に日清食品の「チキンラーメン」が発売され、日本に即席麺市場が誕生。
1961年にサンヨー食品が「ピヨピヨラーメン」を発売。
1966年に、サンヨー食品が「サッポロ一番しょうゆ味」を発売し、67-68年は、「出前一丁」「サッポロ一番」「明星チャルメラ」の三強の戦いになった。
1968年に、「サッポロ一番みそラーメン」を発売し、味噌ラーメンブームをつくる。そして、1971年に「サッポロ一番塩ラーメン」を発売し、サンヨー食品が創業10周年で即席麺業界トップとなる。
1971年に日清食品が「カップヌードル」を発売し、その後カップ麺市場が急拡大し、日清食品が業界一位となる。
この頃のサンヨー食品では、井田毅社長が味を決めて、トップダウンで陣頭指揮をとっていたそうです。こういう他社との壮絶な生存競争時期には、「強烈なトップダウン」が必要で、部下もいろいろなアイデアを出すと言うより、命令を着実にこなしていく実行力が求められていたのでしょう。所謂、「有事のマネジメント」です。
内容紹介
即席ラーメン王・サンヨー食品 井田毅前社長の生涯
55年前、黎明期の即席ラーメン業界にゼロから参入。苦難の下請け時代を乗り越え、自ら商品開発に携わった「サッポロ一番」が大ヒットし、地方の一企業から、「世界のサンヨー」を築き上げた伝説の経営者・井田毅の波乱に満ちた生涯を描いた1冊。世界で年間200億食が食べられているサンヨー食品即席ラーメンの知られざる物語。
30 books in 2016
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