日本型インダストリー4.0 [D4.経営戦略]
●今までは工場建設や生産ラインの稼働後に発覚していた不具合を、バーチャル上で事前にシュミレーションすることで最小化できるようになってきている。「バーチャル・インダストリアライゼーション」により、工場建設のみならず、実際の工場稼働とデジタルが代替するようになってきているうのだ。
【内容紹介】
インダストリー4.0とは、インターネットやクラウド技術によって、産業・ものづくりのあり方を大きく変えようとするドイツ発の運動のこと。消費者を起点に、工場や企業の枠を超えて連携を高め、受発注や商品開発の効率性、生産性を飛躍的に向上させよう、というのがそのコンセプトだ。
インダストリー4.0は、もともとの現場力が高い日本企業と相性がよい。どのように日本流にカスタマイズし、「おいしいとこどり」をすればよいのか、いま製造業の現場がもっとも知りたい疑問に応えるのが本書だ。
複雑なインダストリー4.0の考え方を、本書では「つながる」「代替する」「創造する」というシンプルな3つのキーワードで明快に解き明かす。日本はもちろん、ドイツはじめ欧州の現場を渡り歩いた著者ならではの具体的な事例を多数紹介しながら、日本の製造業が進化するヒントを提供する。
66 books in 2015
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