SSブログ

フランステロ [D1.政治・経済・社会]

K10010305641_1511141414_1511141415_01_03.jpg

 フランスのパリで、イスラム過激派と思われるグループによるテロが起こり、120人以上が死亡したそうです。これは、フランスがシリアに介入したことがテロの原因だそうです。

   テロの連鎖の始まりは「9.11」だそうです。米同時テロ後のブッシュ政権はアフガニスタンとイラクの戦争に突入し、直接介入によってイスラム過激派の掃討を目指した。イラクのフセイン政権打倒に成功したブッシュ前大統領は03年5月に「勝利宣言」を行った。だが、皮肉にもイラクにおけるテロはここから激化した。

 09年に就任したオバマ米大統領は、混乱はブッシュ時代の過剰な介入が原因と考え、中東への関与を大幅に減らす。今度はこれが裏目に出た。

 イラクではイスラム教シーア派中心の政権が米国の歯止めを失い暴走、スンニ派政治家の排除を強めた。スンニ派住民らの不満に付け入って勢力を広げたのがISだ。経済的な利権を奪われたスンニ派住民のなかにはISを頼るより生き延びる道がなかった者もいる。

 中東では11年から民主化運動「アラブの春」が広がったが、国際社会の十分な支持を得られず失速した。カダフィ政権が崩壊したリビアは内戦状態となって過激派の温床になった。シリアではアサド政権が自国民に化学兵器を使用したことが発覚したにもかかわらず米は動こうとせず、泥沼の内戦が広がった。

 米国を中心とする有志連合はイラク、シリアでIS掃討作戦を進める。だが、組織の根絶は遠い目標で、参加国の多くは「問題がシリアに封じ込められればいい」と考えていた。だが、その場しのぎの対応は難民危機や今回のようなテロとして国際社会に跳ね返った。

 IS掃討を名目とするロシアのシリアへの軍事介入は事態を複雑にするだけだ。アサド政権存続を主張するロシアの存在は関係国の協力を一段と困難にするからだ。

 というのが現状だそうです。

 さて、日本では、外国のグループによるテロはおこりません。地下鉄サリン事件は、日本人によるもので、国際政治的な事が原因ではありませんでした。

 こういうことが、日本は、他国の政治に関わらないので、テロもない。よって、軍隊などを持たない平和憲法を持っている日本は素晴らしいという話をよ聞きます。

 欧米諸国が、他国の紛争に関わるのは、当然、自国の国益を考えてのことでもありますが、世界秩序という事も考えていると思います。私は、日本は、世界のゴタゴタに一切関わらない極東の一国でいいのかと思います。

 もう少し、グローバルの中核に位置し、痛みも分かち合うような国であるべきのような気がします。

   もし、日本でイスラム国によるテロが発生したら、我々はどういう会話をするでしょうか。


スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

結婚式第173回 10組ゴルフ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。