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経営は何をすべきか [D4.経営戦略]

経営は何をすべきか

経営は何をすべきか

  • 作者: ゲイリー・ハメル
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/02/22
  • メディア: 単行本
●2005年から2010年にかけて、米国における運用資産はわずか3%しか増えなかったが、CSRファンドへの投資は34%も伸びた。
●大企業の社会への貢献度について「おおむね」あるいは「いくらかは」と考える人の割合は、先進国で四割を下回っている(2007年)。
●善行をするのは、自社の利益に繋がる場合だけと言うのは誤りである。
●マネージャーは、「会社は人類の不朽の理念につくすべきだ」という考えを喜んで受け入れるのに、自分の組織でそれを提唱するには、あまりにも場違いなのでしない。
●P&Gが先ごろ、タイドのブランド名を冠したクリーニング店の小規模チェーンを展開している。
●インドでは、革新によって白内障の手術が20ドルでできるようになった。それでは、MBAを250ドルで授与できるようにはならないのか。
●少数の巨大な事業ユニットで構成される企業はえてして、知的な多様性に乏しい。なぜなら、同じ事業ユニットに属する人々は似たような発想をする傾向があるからである。しかも、大規模な事業ユニットはマネジメント階層が多くなりがちであるため、新しいアイデアが受け入れられるまでの道のりが長い。くわえて、巨大組織では各自の当事者意識はともすれば弱まる。数人中のひとりではなく数千人中のひとりだと、組織の適応や変革を助けようという責任感を抱きにくい。以上のような様々な理由から、個性ある小さな組織のほうが適応力を発揮しやすいのである。
●救った患者よりも死なせてしまった患者のほうが多い医師をどう思うだろうか。同じように、たいていのマネージャーは社員の熱意を引き出すどころか削ぐ傾向が強いのをどう思うか。
●マズローの「欲求5段階」からゲイリー・ハメルは「能力ピラミッド」を作成。
レベル6 情熱
レベル5 創造性
レベル4 主体性
レベル3 専門性
レベル2 勤勉
レベル1 従順
●マクレガーの「XY理論」では、X理論は働き手は本当は規律を守れない人、「Y理論」は、働き手はもともとやる気をもっているといわれている。よって、今日の「先進的」な人事慣行のほとんどは、Y理論の教えにねざしている。しかし、世界的なサーベイでは、仕事に十分な熱意を持たない社員が80%近くに上る。

内容(「BOOK」データベースより)

本書では、容赦ない変化、熾烈な競争、飽くなきイノベーションを特徴とする世界を勝ち抜く組織を築くための、多面的な課題を取り上げる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ハメル,ゲイリー
ロンドン・ビジネススクール客員教授(戦略論、国際マネジメント)。国際コンサルティング会社ストラテゴス設立。経営論、戦略論の専門家として活躍しながら世界的企業のコンサルタントも務める。一流経済・経営誌への寄稿多数
.
43 books in 2015


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