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海賊とよばれた男 [D4.経営戦略]


海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/07/15
  • メディア: 文庫
  
   知人が凄く面白いというので購入しましたが、あまりに面白いので、二日であっという間に読んでしまいました。小説ですが、モデルは、出光興産の出光佐三の話で、自伝のようなものです。
  しかし、この出光佐三は凄いです。困難の連続のような話の中で、それを彼は、不屈の精神で乗り越えます。そして、それができたのが社員の力ということです。
  社員がそれほど力を発揮できたのは、「出光の七不思議」と言われる人間尊重の大家族主義でした。 「クビがない。定年がない。労働組合がない。出勤簿がない。給料を公表しない。給料は生活の保障、労働の切り売りではない。残業手当を受け取らない。」ということをやっていたわけです。
  2006年に上場して、多少は改革したようですが、いくつかは今も残っている方針だそうです。 (「出光興産の自己革新」参照)
  ここまで、社員を信用して、強い組織を作り上げることは、普通は、できませんね。
      素直に、こういう人になりたいと思います。
●アメリカで初めて油田を掘り当てたのが1859年。その前までは、ランプの燃料などは鯨油を使用していた、そのため米国では、捕鯨は一大産業になっていた。 1853年にペリーが来日したのも、捕鯨船の補給基地が欲しかったからである。
120 books in 2014 


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