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トランセンデンス 超越 [B2.映画]

  今週の米国出張の際に機内で「Transcendence 超越」というジョニー・デップ主演の映画を観ました。これがなかなか面白いんですね。あらすじは、「世界初の人工知能PINN(ピン)を研究開発するコンピューター科学者ウィルとその妻エヴリンは、コンピューターが人間の能力を超えることができる世界を構築する為の技術的特異点を目標に活動していた。しかしそのさなか、ウィルは反テクノロジーを唱える過激派テロ組織RIFT(リフト)の凶弾に倒れてしまう。エヴリンは夫を救うべく、死の際にあったウィルの意識をPINNにアップロードする。彼女の手により人工知能としてよみがえったウィルは、軍事機密から金融、経済、果ては個人情報にいたるまで、ありとあらゆる情報を取り込み、驚異の進化を始める。やがてそれは、誰も予想しなかった影響を世界に及ぼし始め
る。」っていうやつです。

 

  この映画、評論家の評価はそれ程でもないようですが、私には結構リアリティ感がありました。それは、IBMが開発したスーパーコンピューターの「ワトソン」の事を知っていたからです。ワトソンは、質問応答システムで、2009年4月に米国の人気クイズ番組「ジョパディ!」にチャレンジするコンピューターとして発表されました。

 

 それこそ、人工知能を持っているかのように振る舞う「ワトソン」が、現実の物として存在していることに、その存在を知った時には、衝撃と脅威を感じました。それが、4年も前の事です。

 よって、この映画の「PINNピン」が「WATSONワトソン」が進化した人工知能のように見えたのでリアリティがあったのでしょう。

  この映画のテーマは、「テクノロジーが人類を救えるか?」です。


 まあ、現実には、ここまで進化するには相当な時間が必要だと思いますが、テクノロジーがどんどん進化し続ける事には異論はないと思います。たった百年前の人々には今のスマホやネットの世界がこの映画の世界のように映るのでしょうね。


 真夏に観る「クールな映画」でした。

★★★★です。


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