SSブログ

声と話し方のトレーニング [C3.プレゼンテーション・ボイトレ (話す)]

声と話し方のトレーニング (平凡社新書)

声と話し方のトレーニング (平凡社新書)

  • 作者: 村上 由美
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/02/13
  • メディア: 新書
 今年の目標に「ボイトレやって、話し方をマスターする」というのがあり、3月から「ボイス・トレーニング」に月二回通いだしましたが、新しい事をやるのはいいもんです、いろいろと知らない事だらけで、大変勉強になっています。
 きちっとした話し方をするためには、いろいろな所を総合的に改善しなければなりません。
 老人の声は、皆モノマネができます。それは、あちこちの筋肉、特に口まわりを弛緩させればいいわけです。私も子供の頃、左卜全の「ズビズバー」という歌を良くモノマネで歌っていました。しかし、ということは、だんだん老齢化していくと、あのような話し方になってしまうということです。
 また、酒の飲みすぎで呂律が回らなくなるのも、アルコールにより筋肉が弛緩するからです。
 20年前に「声帯ポリープ」ができて、声がかすれてしまい、手術しました。カラオケ、酒、タバコが原因だったと思います。
.
【身体】
 身体の土台の筋肉が弱いと、発生の時に喉に必要以上に力が入ったり、入らなかったりする。それをなくすために、姿勢を作るための体幹部、そしてインナーマッスルを鍛えることが大事。ラジオ体操が効果的。
 発声では、細く長い息を一定量出し続けることが大切。これは横隔膜と同時に胸筋や肋間筋といった肺の周辺の筋肉も細かく動かせることがポイント。
 通常の筋トレやストレッチも非常に効果がある。
 腹式呼吸。
.
【口】
 呼吸力:ティッシュ(薄い2枚で一組)をストローで吸って1,2組で普通、3組で十分深い呼吸といえる。これでトレーニングする。そういえば、ランナー用の呼吸筋を鍛える器具もありますね。
 マイクありとなしでは、話し方が違う。マイクありは、口先だけで話しがち(バスガイド)。
 息もれ:舌が不安定なために起こる。側音化構音(そくおんかこうおん)。顎周辺の筋力不足による。非常に多い。
 歯摩擦音(はまさつおん):サシスセソが上手いえない、舌足らずの話方。安倍首相は、これと側音化構音がある。
 アメリカでは、構音の指導を受けるケースが日本より多く、学校に、言語聴覚士が常駐している。(日本語は子音の数も母音の数も少ないので、曖昧でも通じるが、ほかの国では通じない)。
 人間は、同じ音だと認識している限りは、音を出し分けることができないので、まずは音の聞き取り能力を上げることが最初の課題である。
 虫歯では発音しにくい。
 肥満になると、舌そのものが太ってしまい、口腔のスペースも限られているので滑舌が悪くなる。もう一つは、気道の周りが太って気道が狭くなり、声が出しづらくなり、相撲取りの声のようになる。また、無呼吸症候群にもなりやすい。動物にはこれはない、そんなことをしていると死んでしまうから。
 声のトラブルは小学校の先生に多い。いつも大きな声を出しているから。
 口の動きと音がちゃんと一致している声は、思わず聞き惚れてしまう声で、「説得力のある声」でもある。
 読みやすい文章は、一文が80-120文字。
 ブクブクうがい→ガラガラうがい をする。

内容紹介

声を変えるだけで、第一印象は変わる!「声が小さい」「すぐに嗄すれてしまう」「うわずった声が嫌だ」・・・そんな悩みに、言語聴覚士が医学的な裏づけとともに答える。声は確実によくなる! 声に自信を持って、明るく暮らす!

「序章 声は変えられる!」より

以前、コーチ業界で有名な方の講演を聞く機会がありました。彼の堂々とした話っぷりと声のよさに、すっかり感心してしまったのですが、この時、話をさせていただくことができたので、ちょっとお願いをしてみました。「すいません。体を触らせてください」突然のことで、彼もびっくりしていました。当然のことですが、医療の仕事というのは触ってナンボの商売。ですから、異性であっても仕事であれば、触ったり触られたりすることにあまり抵抗がないのです。触らせてもらったところ、彼の体は相当に鍛えた体で、思わず感心しながら、 「いい体してますね~」などといってしまいました。

[・・・]ちなみに、この時の経験がもとで、「声を仕事に使う人のためのボイスマネージメント講座」という「声のセミナー」を行うようになり、それがこの本のベースとなっています。
.
54 books in 2014

スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。