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Team Building [人事1 組織改革]

  若い頃は、それこそ「Team Building」なんて言葉も知りませんでしたし、「飲み会」やっていれば、皆仲良くなっていいんだろうと思っていました。

 会社に入って、飲み会以外にもいろいろと行事がありましたね。会社で主催していたのは、覚えているだけで、「盆踊り大会」「テニス大会」「バレーボール大会」「バトミントン大会」「スキー旅行」「視聴者参加のTV番組に皆で行こう企画」などです。まあ、会社にスキー板おけるところありましたからね。後は、本部でやる「泊りがけのスキー大会」「スポーツランドで遊ぶ企画」「ど派手なクリスマスパーティー」「夏のゲームイベント」「社員旅行」などです。後は、本部で有志が集まってやる「野球大会」ですか。このほかに同期の新入社員で遊びサークルを作って、テニスやスキーに泊りがけで頻繁に遊びに行ってました(何組もカップルができました)。会社で、サークル活動もやっており、テニス部だコーラス部だとか10以上そういうクラブがあり、それに参加している人も結構いましたね。ということで、やたら、会社のみんなと遊びまくっていた印象があります。本当に「楽しかった」です。

 その後、「新人類」という若手が登場し、「休日、レクレーションに行くと休日手当がでるのか」とかいうクレームが出始め、会社でやるレクレーションは下火になりました。世の中も「昼も夜も休日も会社の人だけで過ごす会社人間はよくない」みたいな風潮もあったような気がします。1980年代後半ですかね。

 入社3年目、Kuwaitに行った時は、小さい代理店だったこと、従業員は皆Non Kuwaitiの出稼ぎ労働者だったこともあり、そういう福利厚生制度とかないようなPrimitiveな状況でした。お酒も飲めませんしね。よって、会社でなんかやった記憶はあまりありません。個人的に部下の結婚式に行ったり、家によんだりしたくらいですか。私の送別会は派手にやってもらいましたが。

 スイスでは、会社では、年2回、ビジネス会議をスイスのリゾート地でやり、少しレクレーションも入れたりして、Bondingを図っていました。また、年一回、クリスマスパーティもカミさん同伴で招待されました。社長の家にも何度か夫婦で呼ばれたのを覚えています。まあ200人くらいの小さな会社なので、結構アットホームにできたんでしょうね。私は、少し、Team Buildingを意識しましたが、どうやっていいのかわかりませんでしたので、バーにみんな誘って飲みにいったり、社員旅行とか企画して、課全員でミュンヘンのビール祭りに泊りがけでいきました。この時、初めて欧州人が酔っ払たのをみました(皆強いんですよね)。あっそうそう、スイスでは、だれか誕生日とかなると、冷蔵庫にあるワイン持ってきて、皆でオフィスで仕事が終わって飲むんですよね。で。ちょっと話して、そのまま車運転して帰るってな感じでした。ってな感じで、職場の風通しはよかったのではないでしょうか。家族も巻き込むアットホームな感じでしたかね。まあ、田舎ですから。

 さて、シンガポールは、どうかというと、年一回のラッキードロー(これは絶対ないといけない)付の全社挙げての年末パーティ(これは仮装とかやるので盛り上がります)。後は、「ボーリング大会」「バトミントン大会」などのイベントと「ヨガ教室」のようなやつです。私がシンガポール着任してからは、これを思いっきり強化し、「フットサル大会」のようなスポーツイベントはほぼ毎月、大小合わせて年間50くらいイベントやっていました。毎週何かあるという感じです。出たいやつに出てというノリです。シンガポールマラソンも大イベントとなり、総勢500名が参加しました。1,700名の従業員のうち延べ2,000人が参加したという計算ですか。後、カメラクラブや卓球部などのクラブ活動も10種類くらいつくり充実させました。また、社員の誕生日を休み時間にケーキ食べて祝うようなことや歓送迎ランチ会も各組織でやっていました。後、各部門でOfficialにTeam Building Eventを奨励していました。これは、そういう専門の会社に頼んで、皆でプログラムをどこかのリゾート地に行ってやるというものです。部門によっては、夕食も一緒にしたり、泊りがけにしたりして、一大イベントになりました。ここまでやると会社の風通しは非常によくなった実感があります。

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  現在日本では、会社のオフィシャルなクラブ活動はまだ結構やっています。20種類くらいあります。従業員の15%くらいが参加している計算になります。後は、本部別に忘年会していたり、ボーリング大会やったりですかね。昔の面影はありません。歓送迎会、一本という感じですか。「飲み会」は日本の伝統的な、非常に有効な施策ですが、もうちょっと工夫があってもいいかなとか思います。新興企業のほうが、皆で社員旅行に行ったりして、昔の伝統取り入れていますし、欧米の企業は、1980年の日本の成功は、社員旅行などの組織強化だということを知り、グーグルなどは、3,000人のスキー大会を企画いたりしました。トヨタなどの日本の大企業もここらへん反省し、2万人(応援含む)の運動会などをやっているそうです。

  いま、会社でランナーが結構いるので、「皆で走ろう」って企画しています。ど派手なパーティもしたいですね。


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