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なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか―世界の先進企業に学ぶリーダー育成法

なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか―世界の先進企業に学ぶリーダー育成法

  • 作者: ドミニク・テュルパン,高津尚志
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2012/04/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー) 
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 1980年代、90年代前半の日本のグローバル化というのは、製造拠点の海外進出が多く、進出先で「小さな日本」を作り上げたもので、ブルーカラーを対象としたものでした。労働者と同じトイレを使ったり、同じ食堂で食べるという、日本特有の家族主義です。これは、現地にも受け入れられ、日本の工場を主に発展途上国で実現できました。
 しかし、ホワイトカラーのグローバル化では、苦戦しており、欧米のグローバル企業には、だいぶ遅れています。これは、そのKey Pointである「Diversity」が得意でないためです。多様性のある組織を運営しようとすると、先輩のやり方や経験・感というのだけでは、困難だと思います。きちっとした理論などをちゃんと学習しておかないとグローバル化という難題には対処できないと思います。
 日本の失敗を横目でみている中韓ブラジル、インドなども、この失敗の二の舞をしないようグローバル化を推進させようとしています。

内容紹介

国内から世界を見ているだけでは気づかない。この大きく変わった現実とどう向き合えばよいのか。ネスレ、GE、ヴァーレ、マースク、ヴェオリアなどの事例をまじえ、スイスの世界的ビジネススクール、IMDの学長とIMD日本代表が語る。  

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

テュルパン,ドミニク
スイスのビジネススクール、IMD学長。1957年フランス生まれ。ESSCA経営大学院を卒業後、日本に渡り、上智大学で経済学博士号取得。IMD教授として過去四半世紀にわたり、マーケティングや経営戦略に関する世界各国の企業に対する教育と調査研究に従事。ブランドマネジメント、コミュニケーション戦略が専門。日本企業のグローバル化支援と幹部教育にも長年携わる。2010年7月より現職。スイス・ローザンヌに在住

高津尚志
IMD日本代表。1965年生まれ。AFS奨学生として高校時代にカナダに留学。早稲田大学政治経済学部卒業。フランスの経営大学院INSEADとESCPに学ぶ。日本興業銀行、ボストンコンサルティンググループ、リクルートを経て2010年11月より現職。
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26 books in 2012 

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