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サラリーマンの一生 [人事4-キャリアプラン]

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  以前の高度成長期の日本ではは、30歳前後の係長が2,3人の部下をもち、それぞれの責任の職務を実行していました。管理職ではないので、もっぱら、実務に専念でき、業務遂行能力を研磨することができました。
  マネジメントに関しては、責任のない範囲で、先輩として部下に助言を与えるなどの行為が、課長への準備期間となっていました。よって、30歳中盤から後半に課長になり、マネジメントをやらなければならないポジションになっても比較的スムーズに移行できたと言えるでしょう。

  現在は、このキャリアパスが6,7年遅くなっているように思います。係長の仕事を今の課長がやっている現状かなと。係長時代は、部下はおらず、もっぱら課長の指示の下での仕事に専念。
一人でやる仕事なので、おのずと重要度も低い。やっと30代後半で課長になったときに、初めて3,4人の部下を持つという状況です。
  やっと仕事の重要度もまし、業務遂行能力を磨き、プレイングマネジャーとして、キャリアを上っていこうとするのですが、仕事の目標の実現にどうしても専念せざるおえない。その実現を、うまく部下をマネジメントして、成功させるのがベストですが、管理職は初めてて部下を持つのも初めてなので、ある程度の成果を出すためには、自分でやったほうが早くできると思い込んでしまうし、自分の業務遂行能力も磨かなければならない。よって、マネジメントは二の次になります。当然、部下は不活性になるので、ますます、自分で全てやらざるおえなくなる。

  この大切な時に、マネジメントの重要性に気がつかず、部下に頼らない本人の仕事の遂行能力にのみに価値をおいていると、40歳台には、部長以上には、なれないでしょう。

  こういう人は、40歳中盤から、「不活性」人材となってしまいます。サラリーマン人生を大学卒業後38年間とすると、この不活性な残り15年間は、実にサラリーマン人生の40%にもなってしまうんですね。

  ということは、40歳中盤で、そうなってしまった人でも、まだサラリーマン人生が後4割もあると思い、変化できればいいんじゃないでしょうか。


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