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どうする?日本企業 [D4.経営戦略]

どうする? 日本企業

どうする? 日本企業

  • 作者: 三品和広
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2011/08/04
  • メディア: 単行本

  しかし、このての本ばかり溢れる様になってきました。震災を機に、失われた20年を取り戻すべく頑張らないといけないのにそういう感じになってきていないからでしょうか?ちょっと早すぎる感もありますが、成長目標をあげないと企業はリストラをしなくてはけなくなるので、実現不可能な成長目標をあげそれに固執し、本来のMissionを忘れてしまうというのは耳の痛い話であります。

 新日鉄は、成長が限界に来た時に、雇用を守るべく、スペースシャトルをつくったりして、雇用の維持をはかりましたが、企業の多角化はすべて失敗しました。これはこれで、やるせないものを感じますが。

 筆者は、下記のようにReinventionといっています。日本の若者もCreativityはあるそうです。やはり、若者をどんどん採用し、自由な発想ができる環境を作るという単純なことかもしれません。

  そういえば、最近始めた新しいことは全て若手の発想でした、、。

 内容紹介

成長ありきの経営はもう止めよう!日本企業の成長至上主義に警鐘を鳴らす。腕時計、ピアノ、鉄などのケースを取り上げ、日本企業がはまった落とし穴を検証。イノベーション、品質重視、多角化、国際化など、一見「正解」と思われる戦略の難しさと恐さも示す。そのうえで、日本企業がとるべき道を探る。

以下、本書カバーそでより。

やりたいことが先にあり、それに邁進した結果として成長を遂げるのが、企業の正常な姿です。
戦後のトヨタ自動車やソニーは、そのような姿を代表する企業だったと言えるでしょう。現在なら、アップルがその好例と言えます。ところがいまや多くの企業が、やりたいことはそっちのけで、成長目標の実現に邁進しているようです。しかし成長を目標に掲げると、ろくなことになりません。

私が望みを託す活路は「リ・インベンション」、すなわち歴史に残る発明を取り上げて、一からやりなおそうというものです。それは、技術力以上に構想力を要します。構想力は秀でた個人に宿るものです。日本にも優れた人材が育ちつつあると、私は感じています。これという人物は、リ・インベンションに挑戦させ、新事業の芽が出たなら、若くても経営を委ねるくらいのことは、やってもよいのではないでしょうか。

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