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アサヒ・サントリー経営統合 [D4.経営戦略]

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  日本で勝ち組のキリンとサントリーも世界を睨んで経営統合するそうです。よほど危機意識があったのでしょうね。今回の金融危機は、どの産業にも生き残りをかけた危機意識を植え付けた効果はかなりあったといえるのではないでしょうか?

  記事より)食品で国内最大手のキリンホールディングスと2位のサントリーホールディングスが、経営統合に向け交渉に入ったことが13日、分かった。持ち株会社同士の合併を含めて統合形態を詰め、早期合意を目指す。両社の2008年12月期の連結売上高は計約3兆8200億円で、統合が実現すればビールと清涼飲料でそれぞれ国内トップとなり、世界でも最大級の酒類・飲料メーカーが誕生。食品業界の勢力図が大きく塗り変わり、国際的な業界再編も加速しそうだ。

 両社の現在の業績は好調だが、国内市場は少子高齢化で縮小が避けられない情勢で、統合してトップメーカーの地位を固め、財務基盤を強化。成長が見込まれる新興国など海外に積極進出し、世界市場で「勝ち組」となる戦略だ。

 大手ビール会社の統合は、大阪麦酒など3社が合併し大日本麦酒となった1906年以来、約100年ぶり。08年のキリンのビール類のシェアは2位、サントリーは3位だが、合計すると49・6%となり、首位のアサヒビール(37・8%)を大きく突き放す。清涼飲料のシェアでも、コカ・コーラグループを抜きトップになる。

 両社合計の売上高は、ビール世界首位のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)や、米コカ・コーラも上回る見通しだ。上場企業のキリンに対し、サントリーは同族経営の非上場企業で、双方の事業内容も多岐にわたることから、交渉の最終決着には時間がかかりそうだ。


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