現場力を鍛える [D4.経営戦略]
オペレーショナル・エクセレンスを誇る企業がある一方で、現場力が弱い企業も数多く存在する。そうした症状を、「現場力欠乏症」と呼ぶ。
現場力欠乏症の典型的な症状は「無知・無視・無関心」の三無状態である。仕事はつながってこそ価値を生むにもかかわらず、自分、自部門の業務しか知らない、他部門の業務は無視し関心がないといったことが現場に蔓延している。
マーザー・テレサは、「無関心こそが最大の罪悪である」と言ったが、それはまさに現場にも当てはまる。
こうした症状は現場における「タコツボ化」を引き起こす。連鎖の視点が欠如し、自分さえよければいいといった「タコツボ」が至るところにできてしまう。その結果、組織としての全体最適は追求されずに、部分最適の集合体に陥ってしまう。
ということだそうです。
今年56冊目
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