SSブログ

ハプスブルク家の悲劇 [D2.日本史・世界史・近未来]

ハプスブルク家の悲劇 (ワニ文庫)

ハプスブルク家の悲劇 (ワニ文庫)

  • 作者: 桐生 操
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 文庫
  • 世界遺産にもなっている、ウイーンにあるシェーンブルン宮殿。ハプスブルク王朝の歴代君主が主に離宮として使用した。

   アルプスの一豪族から興り、日の沈むことない世界帝国を築いたハプスブルグ一族。その王朝は、20世紀初めまで、約650余年(江戸時代264年)もの間栄えた。この本は、最後のハプスブルグ帝国の皇帝、フランツヨーゼフ一世の時に起こった様々な悲劇を著しています。

   たとえば、孤独の王妃エリザベートの暗殺事件、皇太子ルドルフと男爵の娘マーリーの悲劇の心中事件、メキシコに自らの王国を築こうと夢みたマクシミリアン帝の処刑事件、ハプスブルク家とゆかりの深い作曲家モーツァルトの謎に満ちた変死事件、最後に、第一次大戦の引き金となったサラエボでのフランツ・フェルディナント大公夫妻暗殺事件などなどです。

  政治情勢ではなく、王朝の内部からの考察は、とても興味深い内容でした。

 20180605_043649813_iOS.jpg

今年15冊目  


スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。