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日経新聞の真実 [【F.広報】]

日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか (光文社新書)

日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか (光文社新書)

  • 作者: 田村 秀男
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2013/03/15
  • メディア: 新書
   本書は「失われた20年」の責任はメディアにもあり、経済メディアのトップの「日経新聞」の責任は重いと述べています。
●「円高」になると海外投資家の日本投資額のポートフォリオの割合が高くなります。そうすると、ポートフォリオの割合をあらかじめ決めていたように戻すために、日本株売りが自動売買プログラムによって行われ、結果的に「日本株安」になります。

内容紹介

アベノミクスを導いた
産経新聞特別記者(元日経のエース)が問う!

「15年デフレ」と不況の責任は、 財務官僚、日銀の“ポチ“と化した、 経済記者の側にも あるのではないか――

【目次】
第1章 アメリカのメッセンジャー
プラザ合意がつまずきの始まり/アメリカの真意/進みすぎたドル安/西ドイツの拒否/NIKKEIを通して日銀に圧力/ブラックマンデー/バブルに踊った日本/「イトマン事件」の第一報/取材制限がかかるのを恐れて……/社内で“犯人"探し/足りなかった覚悟/「これからはガンガン引き締めます」/平均成長率マイナス0.8%

第2章 経済記者の仕事
中心記事はサブキャップが手がける/省庁の各フロアを巡回して情報収集/「夜討ち朝駆け」がうまくいくとは限らない/「密室」でマル秘情報を得る/上司からの圧力に負けて……/ラインとスタッフ/編集委員と論説委員/トップになっても筆をおかない/担当紙面と各部の特色/ページ構成/記事は次々と最新のものに差し替えられる/専門紙を出す理由/情報のコングロマリット
【コラム1】新聞の「論調」

第3章 経済記者の出世競争
他紙が後追いしてこその「特ダネ」/裏取りの失敗で大誤報/キャップからのゴーサイン/チームで当たる「まとめ記事」/人間心理に通じた記者がスクープを手にする/超弩級スクープを逃した経験/強い個性ゆえの「脱落」/食い込み力/個性派の排除は新聞の衰退につながる/味噌釘記者/「リクルート事件」の余波/一夜にして閑職に
【コラム2】「火消し屋」に「業界ゴロ」

第4章 財務省の正体
財務官僚や日銀官僚と二人三脚の経済記者/突然の税務調査の裏に……/首相をも傀儡に/ポチ化する経済記者/高級官僚におもねる新聞トップ/財務官僚の「ご説明」の実態/「経済教室」と御用学者/「経済は生き物」であることを知らない日本の最高エリート/消費増税を急ぐ真相/なぜ増税したのに税収が減ってしまったのか?/「刷り込み」のメカニズム/メディアが繰り出す財務省追従型の「増税不可避説」

第5章 日銀の正体
日銀総裁を前にすると大人しくなる経済記者/わずか9人で決められる金融政策/「中央銀行の独立性」の本当の意味/日銀の「ご説明」の程度/アカデミズムに対する「見えざる力」/金融政策の効力を否定するのは世界の中央銀行で日銀だけ/日銀はデフレを歓迎している?/財務省や日銀が恐れていること/大政翼賛会的体制の支配下

第6章 経済学を知らない経済記者
経済学がわからない官僚が経済を取り仕切る不幸/経済学を学び直したからこそ書けること/敵の武器で敵をたたく/物価下落はわずかなのに、なぜ所得が大幅に下がったのか?/なぜ円高だと下がるのか?/マクロ経済に対する日経編集局の貧しい認識/真実を覆い隠せば、後で大きな問題になってはね返る/国益をかけた中国の通貨・金融戦略/少数派に留まる限りは……/時代の必然
【コラム3】マネーと情報

第7章 経済記者、読者、そして日経へ
ネットの時代に経済記者はどうあるべきか/経済学の勉強をせよ/強い信念を持て/事前に徹底的に調べよ/グラフを駆使せよ/多くの分野を経験せよ/新聞社はもっと人材を「流動化」すべき/投書の影響力/「公正な報道」のために/日本再生のチャンスは今回が最後

25 books in 2017


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