誰でもできる! 「睡眠の法則」超活用法 [A5.健康メンテナンス]
●セロトニンは、メラトニンと相反するメカニズムを持っている。休日に部屋が暗いままゆくっり寝ていると、脳内のメラトニン分泌がストップしません。メラトニンが減らなければ、セロトニンが増えないので、結果的にセロトニンが欠乏した状態になる。そうすると、たくさん寝たのに、午前中だるくなる。
●眠気がない休日に仮眠する。起床から6時間後に30分程度目を閉じる・眠る。
●年齢を重ねると睡眠が短くなるのは、①基礎代謝がおちると睡眠を維持する力が弱くなる。②初めてのことが少なくなるので情報処理に必要な睡眠が少なくて済む。
●年齢を重ねていくごとに、成長ホルモンの分泌量が減り、相対的にコルチゾールの量が多くなるので、早く目覚めやすい。うつ病の場合、コルチゾールの量が異常に増えてしまうので、早朝覚醒状態になる。
●6時起床の場合は12時ころ目を閉じるとよい。
●新幹線の出張は、夜でも明るいので、ブルーライトをカットするPCメガネをかけるとメラトニンが減るのを防ぎ、寝つきが悪くなるのを防ぐ。
●就寝一時間前を目安に、入浴や体操をしていったん体温を上げる。浴槽の照明を消す。
●ちゃんと起床するためには、体温を上げること。暖かい飲み物を飲む。タイマーで起床時間の一時間前に室温をあげておく。
●眠り始めには、デルタ波という脳波が出て、記憶をリプレーするので、就寝一時間前に入浴して、一時間集中して勉強し、眠くなったところで寝ると、デルタ波が増えてリプレーの作用は高まる。また、勉強した後、頭を冷やして脳の温度を下げるのも。寝つきを促(うなが)すのには効果的。そして朝、ちょっとレビューすると記憶は定着する。
内容紹介
【ベストセラー「あなたの人生を変える睡眠の法則」実践編! 】
「あなたの人生を変える睡眠の法則」を出版させていただいたことで、お陰さまで本当に多くの方々から、反響をいただきました。
睡眠の法則の3つの大原則である「起床から4時間以内に光を見て、6時間後に目を閉じ、11時間後に姿勢を良くする」。
これを実践して、日中の眠気が減った、夜まで集中できる、効率が上がって残業が減ったといった感想が寄せられています。
しかし、実践される中で、ご自分の普段行っている習慣は果たして良いのかという疑問や、できない場合はどうすればいいのかという疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
この「睡眠の法則」第2弾では、多くの方が、疑問にもたれた質問にお答えすることと、もっと睡眠の法則が活用しやすくなるテクニックを、まとめてお伝えいたします。
私の職業は、作業療法士です。現状の中でどんな行動をすれば、生活が向上するかという、具体的な方法を提示するのが私の仕事です。
本書では、今の忙しさを、明日への推進力に変えるために、脳科学と臨床に基づいたリアルな方法を、お伝えいたします。
きっと「これならできる」という、ご自分にぴったりの方法が見つかるはずです。(「はじめに」より抜粋)
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