右傾化する日本政治 [D1.政治・経済・社会]
マスコミは、何かいつも、時の政権を批判しているように感じます。戦前、戦中にあまりにも軍や政権に迎合したのがトラウマになっているからなのでしょう。なので、だいたい、左よりですよね。
ただ、左寄りの考え方で、国益を守れるのでしょうか。共産党は、左によってそれこそ何でも反対ですが、国民は誰もこの政党に政権を託そうと思っていないのも事実です。
そういう中、櫻井よしこさんたちの話は、私には非常によく理解できます。彼女たちは安倍政権を支持していますし、私も同じ意見です。
しかし、偏るのいけないなと思い、この本を取ってみました。
あまり納得はいきませんでした。そもそも歴代の首相を呼び捨てにする文章は非常に抵抗があります。
「戦争のできる国へ」とか言うセンセーショナル なタイトルを付けて、「これでいいのか」的論調もあります。私は、日本は世界を相手にビジネスをやってここまでの繁栄を謳歌しているのに、世界で紛争などがあると「憲法9条があるから」とか言って、一切関与しないどころか、自国防衛に関しても「戦争反対」とか言っているのは、世界の常識からかなり逸脱しているように感じます。
シリアの難民を万単位で欧州諸国は受け入れています。昨年の日本の難民受け入れは11名だそうです。なんで、「政府よ、もっと困窮している難民を受け入れよ」とかのデモはないのでしょうか。
最近の日本は「利己的」だと思うのですよね、、。
内容紹介
日本は右傾化しているのか、それとも「普通の国」になろうとしているだけなのか。いったい、どちらなのか?――政治主導のもと、寄せては返す波のように時間をかけて、日本社会の座標軸は右へ右へと推し進められていった。そのプロセスを丹念にたどりつつ、新しい右派連合とその「勝利」に直面した私たちの現在を描き出す。
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